江別から笑顔を発信! 林かづきの活動日記

私たちが住む江別のことや、毎日のこと、感じ考えることをわかりやすい言葉で綴ります。

21世紀日本の若者と貧困

2008-12-20 | Weblog
プレカリアートの乱?
21世紀日本の若者と貧困
というタイトルの連続講座に、先週に引き続き参加しました。
会場の北大学術交流会館講堂は満員状態(300名)。

滝川市出身の雨宮処凛さんをゲストに迎え、
北大公共政策大学院の
宮本太郎先生、山口二郎先生、中島岳志先生との
シンポジウムでした。
雨宮さんについては、下記をご参照ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A8%E5%AE%AE%E5%87%A6%E5%87%9B

■講演を聴いて・・・
派遣切りで、ホームレスが増えている。
承認を得られることがない、自暴自棄になる若者が
生まれる日本社会。
これは、今に始まったことではない。
労働者派遣法の適用範囲拡大が進めば、これは自ずと起こる。
人間と「関係性」「つながり」を持ちたい若者たち

怒りを持ち始めた若者。
怒りをもつことすらできない若者。
怒りをぶつける、声を出す動きが少しずつ広がりを見せている。
日本で、デモが起こっている。
この輪は、世界にも広がりを見せている。

弱肉強食の日本社会から「無条件の生存の肯定」へ。
政治は、いま使わなければ、いつ使うのか?
今の現状を直視する。
慙愧の念から政治が始まる。
再チャレンジがきかない日本社会。
どこからでも挽回のきく制度づくり。

金持ち以外はプレカリアート。
貧困層は多数派になってきている。
そこがまとまって、連帯を・・・


というような熱い議論が続きました。

現代のこの課題に関しての
特効薬や万能薬はない。
一度には変わらないのも現実。

しかし、諦めずに
制度や仕組みを変える。
政治を変える。

これならできる。

国会の担い手を変える。
よりましなものを選ぶ。

社会福祉や地方交付税を守るため
自分のために税金を支払う。

このような感覚・考え方が
必要ではないか?との話もありました。

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