江別から笑顔を発信! 林かづきの活動日記

私たちが住む江別のことや、毎日のこと、感じ考えることをわかりやすい言葉で綴ります。

この実会の活動を視察

2008-12-19 | Weblog
昨日は、今年6月30日にご講演をお聴きした、
社会福祉法人・札幌この実会
専務理事である加藤孝さんのレクチャーを受けながらの
現場視察をさせていただきました。

以前の講演の様子は、
http://blog.goo.ne.jp/hayashi-kazuki/d/20080701

① 株式会社 特集衣料
 クリーニング部門で、この企業の四分の一ほどの30数名の
 障がいをお持ちの方々がお仕事されています。
 目の前にある仕事に熱心に取り組まれ、そして
 「おはようございます!」「こんにちは!」と元気に
 迎えていただきました。
 人間の大事なことを改めて思い出させていただきました。

② ワークトピア あすか
 パン製造卸売、食堂となっています。この実会のメンバーも
 仕事をしています。病院や施設などにパンやお弁当を配食。
 食堂には、地域の方々もよく訪れるそうです。
 細かいオーダーにも一つひとつ忠実に慎重に行っている様子に
 ふと、人間の原点を見ました。

③ この実支援センター
 1973年、ここから障がい者の方々の生活が始まりました。
 ここは「手稲この実寮」でした。しかし、地域に障がい者を戻す
 ことができた、あとはその受け皿を充実させる、とおっしゃっています。
 これまで35年、障がい者のための生活支援、就労の選択肢を作ってきました。

④ 札幌この実会センター24
 ここは、一階は高齢者のデイサービスなどが行われる場所、二階は、
 仕事を持った障がい者が、お住まいになっています。ここには2年ほどで、
 その後は、地域で自立して生活をしていく、というような流れを
 作っているそうです。

さまざまな施設・仕事場・生活の場を観ることができました。
ありがとうございます。

加藤さんの言葉で印象に残っているのが
農業的な頭の使い方、発想をせよ・・・です。
単年度で、画一的に結果が出るのではなく、
変化するのが当然、それが顕著なのが農業。
天候や水や太陽や土・・・どれをとっても同じとはない。
長年様子を見なければならないこともある。
(先送りや放置をしているのではありません)
そのような状況に身を、頭を置けば、
柔軟な縦横無尽の発想ができる、と
私は受け止めました。

福祉については、ほんとうに不勉強なので、
今後も、現場の実情、声をお聴きしていきたいと
思いました。

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