江別から笑顔を発信! 林かづきの活動日記

私たちが住む江別のことや、毎日のこと、感じ考えることをわかりやすい言葉で綴ります。

年度末

2008-03-31 | Weblog
年度末ですね。
師走とはまた違った、
みなさん、ドッと忙しい時期なのかも
知れません。

昨日は、散乱していた資料整理と掃除などをして、
今日は、今後の計画予定を立てます。

春・夏に向け、やってみたいことが
多々あります。今は頭の中に。
それを表に出す、実現するのがこれからの
作業となります。
地域が元気に楽しくなれるような仕掛けも
やっていきたいと思ってはいます。
ブログの在り方も今後変化させたいと
思います。

何はともあれ、春目前。
気持ちもきりっと、清々しくなります。
こんな時期は、嬉しくなります。      

東京での勉強会

2008-03-30 | Weblog
桜が満開の東京。
外濠公園のお花見客を横目に勉強会へ。
道内からは6人ほど参加しており、
知人に奇遇にも会う機会となりました。
道内外の議員との交流もでき、良かったです。
講演会での印象的な内容を記します。

☆基調講演/前我孫子市長・福嶋浩彦さん。
福嶋さんは、市議会議員3期、そして市長を3期
お務めになったそうです。
我孫子市は、江別市と地理的・人口的に非常に
共通点のある市です。
昨年11月11日のブログで掲載しています。
私は個人的に、見本として福嶋さんのなされてきた
制度改革を一つでも参考にし、
江別市で生かしていきたいとは考えています。

■市民自治とは、
①地域において、市民ができることは市民が自らやる
②市民ができないものは、行政が補完する(税金を払って行政にやらせる)
③市民に一番近い市町村(国でも道でもない)が、できることを全部やる
地方分権の意義というのは、行政の権限や財源をできる限り
住民の近いところに置いておき、住民がコントロールしやすくすること

同感です。

■我孫子市の例を紹介していただきました。
基本は選挙、そして日常的な市民の市政への直接参加。
①予算変性過程を公開
新規事業(拡大なども含む)の予算編成後4回の見直しと
市民意見募集・回答・精査を行い、HP上で過程を公表
②聖域にこそ、市民参加。
・補助金 既得権域をなくすため更新性に(11月11日ブログ)
・職員採用 採用審査員5名のうち1名は民間人。
ホテル支配人やデパート人事課、病院事務長など
・市民債など
※4年に一度の選挙に、住民は白紙委任をしているわけではないと
いう考え方に基づき、直接民主制の理念の価値が本来高いことを
承知したうえで、間接民主制を運営を行っていく。

住民に情報を返す作業を一つひとつやっていくのは、
当然のことだと思います。

■二元代表制の自治体議会は、国会とは違う。
総理大臣は与党の中から出る。国会議員を市民が直接投票しているが、
総理大臣に投票はしていない。
一方、自治体の首長も、議員も市民が直接投票をしている。
二元代表制の自治体の議会には「与党」「野党」はない。
与党討議も不要。是々非々を議論する。

自由に議員同士で話をするのが基本だと私は思います。
遠慮をせずに、本来は何が大事かを念頭に、
勇気を持って、話していきたいと思います。

■住民も自治の力を高める
違う意見を受け入れる、異なる利害関係の住民同士が
話し合うことのできることが大事だと。
お互いに納得できる「合意」を創り出すこと。

情報を公開する・開示することがまずなされることだと
思います。

■他自治体議員・市民の方から
・予算と総合計画をリンクさせることを開始
・予算案や議案の修正をしている
・税金の使われ方の審議される予算特別委員会に傍聴者が少ない理由
(市議会の傍聴を長くされている市民の方から)
・予算審議のポイント

個別具体的な例がありましたので、応用する方法を紐解き、
生かしていくつもりです。

■雑感
いつも言っている「情報」を住民の手に渡すこと、
議員同士が公開のうえに話し合いをすること、
今からでもできることがあります。
そのためには、勉強や情報収集が欠かせません。

ある議員から、事業の見直しと予算付けを点検する中で、
塩漬けの土地の話を例に、
早期売却をする方策を考えるよう、進めることの
重要性について、お話がありました。
私はこの半年ほど、塩漬けの土地などの勉強をさせていただいています。
まだまだ勉強中です。
この問題に関わらず、いずれの課題に関しても、
一人で名案が浮かび完結することなどないと思います。
他自治体の様子なども今後含めて情報交換し、
土地については、どのような売却をしていくことができるのか、
可能性を探るためにも、さらに研究していきます。

今から、

2008-03-29 | Weblog
東京日帰りです。

全国の議員が200名弱集まる予定の
交流会議に参加します。

私が所属している「自治体議会改革フォーラム」
のメンバーが主催。
著書を読んだこともある議員や大学教授も
いらっしゃるようですし、
大学院時代にリサーチペーパーの調査で
訪れた道内自治体の担当者(現議員)の
講演もお聴きできるとのことで、
大変楽しみです。

市民自治・議会改革を
「予算」から始めるとの概要です。

では、行ってきます

ひとめぐり

2008-03-28 | Weblog
年に4回、3月・6月・9月・12月と
開催される江別市議会。
昨日で3月議会が終了し、一回りを経験しました。
四季一巡りしたわけです。

私も、議員になってから11カ月が経過。
私の基本は、議員というのは、市民の一代表であり、
住民から行政が預かっている
行政情報(3月26日のブログ)をみなさんにお返しし、
翻訳をするというお役目であるという点です。

約1年間、仕事をさせていただき、感じてきました。
行政と住民の距離、議会と住民の距離、
正直、これは否めません。
私が民間企業出身で、若輩者で、行政について不慣れだから、
事業や市政について無知だからなのかもしれませんが。

例えば、ある事業について過去に数多くの議論がなされ、
方向性が明らかにされていたとしても、
その後、現在の進捗状況を確認すること、見直すこと、
住民に周知することは、議員の大事な役目であると
私は考えています。
方向性は決まっているから、そのままでいいのではなく、
それでは、どのように具体的に進めていくのか、
その計画を精査し、策定し、確認していくのかという
作業を、一つひとつ、住民のみなさんに情報提供していく
必要があると私は理解しています。
それが当然だと思っています。

新人だから・・・と過去の議論について知らないとは
不勉強だ!と言われるでしょうが、それは否定しません。
申し訳ございませんが、勉強中です、
としか言いようがないのです。
完璧なことを言うことは私にはできません。
完璧というのは、ないと私は考えています。
迷案が出ても、すぐに名案が出てくることは、ないでしょう。
もっともっと私には時間も知識も経験も必要です。
ただ、一つ。
昨日より今日、今日より明日。
私はそう思って進んでいます。
勉強中ではあっても、毎日新しいことを
身につけるチャンスに幸い恵まれています。
私には完璧はありませんし、未熟な部分が多いので、
大変恐縮ではありますが、みなさんと情報を共有して、
考えるところから始めたいと思うのです。
学んだこと学んでいることなど、自由に発言できるのが、
民主主義だと私は捉えています。

時代が変わる、環境も変わる、人も・・・・。
であるから、私自身も変わっていかなければなりません。
そうでなければ、KYとなります

行政が住民へ情報をお伝えするということ、
情報を住民にお返しするということが、
不十分ではないかと、私は感じています。
ですから、機会がある毎に、私は情報を提供できる
環境への活動へ力を尽くしていきたいと思います。
必要な情報がなければ、市民協働などは絵に描いた餅ではありませんか。
この情報共有への歩を進めていくこと、
今、私がここにいる存在理由だと思います。

この一年で痛切に感じたことです。
小さな声ではありますが、言い続けることに意味があると、
今は考えています。

札幌の土地開発公社をニュースで

2008-03-27 | Weblog
昨日で、
札幌市土地開発公社保有の土地について、
外部監査をした調査報告書が出されたという
報道を見ました。

報道に寄れば、一つの例示なのでしょうが、
札幌市北区・新川西の土地について。
16年前、小学校用地として札幌市土地開発公社が8億円で
買ったそうですが、学校建設の予定はないと。
今では、利息も加算され、市が買い戻すには11億円以上
必要だという内容です。
札幌市土地開発公社のホームページを見ますと、
保有土地の民間売却(現在はないようですが)や
市が買い戻すまでに一時貸付土地などが掲載されています。
また、平成26年度を目処に土地開発公社を廃止するための
「土地開発公社改革プラン」を平成18年3月に策定しています。

今月25日の新聞に2008年公示地価道内分一覧が
掲載されました。
札幌市を見ますと、土地が値上がりしています。
仮に、市の土地を民間に売却すれば、市が潤う可能性もあります。
一方、江別市を見てみますと、住宅地・商業地など44箇所、
すべて昨年並みか下落しています。
これが江別市の一つの現状です。

札幌市と江別市の土地開発公社共に廃止・解散の流れは同じですが、
札幌市の場合、土地は値上がりしているのに対し、
江別市の場合は、土地が値上がりはしていない・・・。(上記公示地価により)
ここが違います。

つまり、土地開発公社を解散させるにしても、
江別市の場合は、土地を長期保有すればするほど、
地価が上がっていないという現状がありますし、
お金を借りて土地を買っていますから、その金利が
かさむということもあります。
土地を早期に手放すために、
アンテナを張り、しっかりと計画を立て、
実行していけるような体制作りが必要であると、
私は考えます。

本日終了の今3月議会一般質問では、
私は、土地開発公社の住民への情報公開・提供を進め、
最高裁の判決や、総務省報道発表を例に挙げ、
土地の売却を速やかに推進しましょう、と
提案・お伝えしてきました。
近々、ホームページにも質問概要・答弁内容を
アップする予定です。
http://www5.plala.or.jp/hayashi-kazuki/

市民自治の基本

2008-03-26 | Weblog
昨日は、道内の先進自治体の方を訪ね、
市民自治の基本について、お話を聴く機会に恵まれました。

そもそも、行政とはどういう組織なのか・・・という
ところから話は始まりました・・・。

「行政というのは、機構上、住民から“情報”を預かっている
管理運営している組織」だという、当然のことに
はたと気づかされました。

例えば、我が家の前に道を作りたい、隣の家でも道がほしい、
その隣も・・・。みんなで作れればいいけど、それぞれ仕事があったり、
忙しいので、時間的労的に大変だから、組織を作って、
そこで道路を作ってもらうようにしよう・・・
というような発想なのだと思います。簡単に言えば。
そのために、情報も税金としての費用も行政は住民から
預かって、仕事をする・・・というようなことだと
私は理解しています。

では、市民自治とか、市民協働とか言うのであれば、
預けていた“情報”を行政から知らせてもらう、
返してもらう、という作業が必要になると思います。

そうでなければ、住民は議論のしようがありません。
少ない情報で、行政と例えば話し合ったとしても、
議論の行方は決まっているのではないでしょうか。
住民からは、苦情や陳情ばかりだと形容される方がいますが、
行政が情報優位的立場にあり、
これは、議論に必要な情報を住民に戻していないから
起こる当然の結果ではないでしょうか。

訪れた自治体では、徹底的な情報共有をはかるため、
市民参加のハードルを低くするため、
広報広聴活動に力を入れ、情報を住民に提供し続けています。
もちろん抵抗もかなりあったように見受けられます。
議論の場・環境を作るために、実践を続けてきた結果が、
今のような市民自治を形作ることができたのだと
思いました。

審議会や委員会があります。
委員になるのは、ある一定の時間的拘束が必要になります。
例えば、子育て中の方とかで委員になるのは難しい場合があります。
そのような方が傍聴に来ます。
話し合われる内容に関心があり、思いがあるから傍聴に来る。
だからこそ、傍聴者から意見を聴く機会を設けているのだ
そうです。

ハッとしました。
非常に明快な説明でした。

私がこれまで感じ考えてきた市民自治の大事な根幹。
改めて問いただす機会となりました。
勇気をいただいた1日でした。

営業

2008-03-25 | Weblog
営業は、ビジネスの基本だと言われます。
私自身、出版社では広告販売も手がけてきました。
また、派遣社員時代は、いわゆるコールセンターで
電話掛けの仕事をしていました。
まさに電話を通じての「営業活動」です。

昨日のテレビ番組で、営業の極意について見ました。
営業は、
「トップセールスする人が一番断られている」
「お客様は“買え”と言われるのを嫌がる(自主的に買いたい)」
「お客様が“給料”を決める」
などなど、トヨタ、ホンダの車販売を重ねてきた
営業マンが登場し、各々のスタイルを映像で拝見。
ホンダの営業所の方々は、毎朝、周辺地域の掃き掃除、
そしてトイレ掃除という当たり前のことを
徹底して行っています。
昨日のブログに書いた鄙事をこつこつやっています。

出版社時代に、私は社長から「営業は人間の基本」みたいな
ことを言われた記憶があります。
営業は、コミュニケーションするということ、
生活の中で、当たり前にやっていることだと、解釈しました。

私は学生時代、やりたくない仕事の一つに
「営業」がありました。なぜなら
「ぺこぺこしなければならない」と思い込んでいたからです。
学生時代の狭い世界の中での感覚でした。

しかし、社長の話を聴いてから、
当時、自分の会社での存在意義に疑問を持っていた私は、
営業活動、しかも先輩達と重ならない“新規営業”に
積極的に乗り出しました。

電話でアポイントを取りますが、断られます。
気持ちが萎えます。やる気を失せるときもあります。
気を取り直して明るい声で話します(話すようにします)。・・・
初めて広告を取れたときの嬉しさ!
結果が表れ、上司にも褒められ、
一つひとつの作業の積み重ねの偉大さに気がつく活動でした。

今思えば、断られたことが勉強になっています。
当時は、なぜ断るんだ!って悔しさが先に立ちましたが、
断られたことが、実は改善のチャンスなのかも知れません。

営業、というのはどんな生活でも仕事でもあると
私は思っています。
他人と会う=営業かとも。
不安や心配もあります。
けれども、営業によって、世界が広がることも事実。
今日はどんな営業ができるか?
そんな気持ちが持てるといいな、と思います。

鄙事多能

2008-03-24 | Weblog
ひじたのう、と読みます。念のため。

私が尊敬する鍵山秀三郎さん(イエローハット創設者)の
本から見つけた言葉です。
この言葉は、孔子の論語や福澤諭吉の言葉としても有名のようです。

鄙事とは、取るに足らない些細なこと。
多能とは、器用であるということ。

身辺の雑事と言われるようなことを、
きちんと処理できることが何より大事、と
本には書かれています。

また、鍵山さんの言葉で「凡事徹底」があります。
平凡なことを、徹底して行い、そのなかで差がついていく。
こういう生き方をされてきたと言います。

凡事、鄙事を果たしてきちんとやっているだろうか。
普段の生活を振り返ったとき、・・・どうだろうか

難しいこと、特別なことをするまえに、
まずは目の前の当たり前のことを見つめる、やる。

年度が替わる、この4月を前に、
規則正しい生活を送ろうと、改めて自戒する機会となりました。

学び続けるということ

2008-03-23 | Weblog
先日、81歳で博士号を取得した方が
テレビで紹介されていました。
追ってネット新聞で確認。

戦後、技術畑一筋で活躍。
ごみ焼却炉で発生するダイオキシン類の生成抑制を
テーマとして研究論文をまとめられたようです。
「長年培った経験や技術を未来に残したい」と98年から
放送大学入学・同大学院修了、そして長崎大学博士課程へ。

『素晴らしい!』です。
謙虚に学び続ける気持ちとその努力、
そしてこれまで学んだことを未来へ残したいという
後世への思いやりを感じます。


ネットで、毎日新聞のインタビュー記事を読みました。
『思考の整理学』(筑摩書房)著者の外山滋比古さん84歳。
(昨年9月25日のブログで触れています)
「人間を育てるということは、
いい教育、いい環境を与えることではありません。
むしろ、劣悪な環境を乗り越える力をもたせることによって
能力は高まります。
テストの点数をとるのは苦手でも、
逆風に耐える力で、人間力は決まると思う」

学び続けること、人間としての力を身につけること、
その環境について考えました。
探求する新鮮な気持ちを持ち続けること、
想定外の出来事に出逢っても向き合うこと・・・、
日々再確認していきたいと思います。

朝から

2008-03-22 | Weblog
打合せがあり、今帰宅しました。
ブログの更新をしていないことに気がつきました

昨日は、江別市男女共同参画のための条例及び基本計画検討委員会
第五回を傍聴しました。
全23条(予定)にわたる条文を一語一語丁寧に議論しながら、
進められています。二時間の会議があっという間に過ぎています。

条例を策定するということは、現在の住民、そして将来の住民を
対象としているのだと、改めて考えさせられます。

男女の社会的役割をどのように考えていくのか。
現在、今後、どのように捉えていくのか。
その考えをどのように条例に織り込んでいくのか。
・・・議論は尽きません。

条例の策定過程を見ながら、止揚への道程の
難しさも感じています。
自分の考えを改めて問う機会となっています。

ちなみに、
次回の江別市男女共同参画のための条例及び基本計画検討委員会は
4月28日(月)13時半~の予定です。