江別から笑顔を発信! 林かづきの活動日記

私たちが住む江別のことや、毎日のこと、感じ考えることをわかりやすい言葉で綴ります。

議会基本条例

2007-10-02 | Weblog
1日は、大学院時代に付かせていただいた
神原勝北海学園大学法学部教授の講演を聴いてきました。
講義を聴くのは14年ぶりになります。
テーマは、『栗山町議会基本条例』の意義と展望。

本質的な内容で、感動したことがありました。
「議会は、議員、首長、住民の自由に討論できる場」だということ。
これを聴いたときは、当たり前のことなのですが、
肯いてしまったのです。

 議会は多人数による合議制の機関、
首長は独任制の機関、ですから、
それぞれの異なる特性を補完し合いながら、
市政を考え討論し、判断していく。

これが、本来の当たり前の議会なのでしょう。

 栗山町では、議会前になると、
一般質問者の名前と質問内容が書かれた
模造紙がコンビニや公的施設などに、
貼られるそうです。
住民の方々にとって、議会が身近に感じることができると
情報公開の最たるものだと私は考えます。

また、栗山町の議会基本条例 第6条には、
首長は、計画・政策・施策・事業等(以下「政策等」)を提案するときは、
政策等の水準を高めるため、次に掲げる政策等の決定過程を説明するよう
努めなければならない、と書かれています。

①政策等の発生源
②検討した他の政策案等の内容
③他の自治体との類似する政策との比較
④総合計画における根拠又は位置づけ
⑤関連ある法令及び条例等
⑥政策等の実施にかかわる財源措置
⑦将来にわたる政策等のコスト計算

本来、これらを公表するのは、当たり前のことだと考えます。

 
江別市では、これらが実行なされているでしょうか。
みなさんとともに、しっかりと見ていきたいと思います。