江別から笑顔を発信! 林かづきの活動日記

私たちが住む江別のことや、毎日のこと、感じ考えることをわかりやすい言葉で綴ります。

アウンサンスーチーさん

2008-10-31 | Weblog
先日、機会あって、
『ビルマ軍政とアウンサンスーチー』と題して
上智大学外国語学部教授・根本敬先生のご講演を
お聴きしました。

ビルマ、ミャンマー・・・なかなか遠い感じがしました。
しかし、お話をお聴きしているうちに、
吸いこまれました。
アウンサンスーチーさんの人生に・・・。
現在、63歳。
2歳の時に、政敵に父が暗殺される。
オクスフォード大学・ニューヨーク大学大学院を経て
国連職員に。学者と結婚し、二児の母に。
その後博士課程に進学し、京大東南アジア研究センターで
研究されていたことも。
母危篤との知らせに看病のため帰国。
そのときが、政局激変の時期に。

1989年、一回目の軟禁(~1995年、6年間)
2000年、二回目の軟禁(~2002年、2年間)
2003年、三回目の軟禁(~現在、5年目)

■アウンサンスーチーさんの思想■
① 思想は行動を伴わなければならない
  言行一致とはよく言われます。

② 恐怖からの自由とは、恐怖に打ち克つ努力・
  恐怖に打ち克つ自己、欲望に打ち克つことだと。
  民主主義の権利を主張するだけではなく、
  それを裏打ちする義務と責任の遂行を求める。

  自分に非常に厳しい方だと思いました。
  自己変革への挑戦を続けている、真摯な態度に
  いたく共感しました。

  恐怖心があるから憎悪嫉妬が増幅する。

  真理の追究とは、主観性を克服する戦いともいいます。
  事件や事象が起こった。そのとき私たちは?
  ・・・すぐに反応して、パニ食って、
  びびって、泣いて叫んで。
  しかし、ここは、冷静に「対応」
  今すべきことは何だ?
  なぜ起きたんだ?
  何を意味しているんだろ?
  このように客観的に見ることが大事だと。
  事件や事象が起こったのは、
  誤解や偏見が原因でないのか? 
  だからこそ「対話」が必要だとおっしゃる。

  毅然とした態度、凛とした信念が伝わってきました。 

約束

2008-10-27 | Weblog
自分との約束、守れているか?
・・・こんなことを自問自答してみました。

株式会社アントレプレナーセンターの福島正伸さんの
メルマガの今日のひとこと。
「誰でも自分の弱さに負けてしまうものさ
でもね それに打ち勝ったときは 最高の気分になる」

今日中に 原稿書こう、
今日中に この本読み終わろう
今日中に 部屋の掃除をしよう

いろいろと自分との約束をします。
けれども、なかなか 
行動に結びつかないことがありませんか。

私も 今日できることは今日しよう。
明日できることは明日しよう。
この両方を使い分けながら、
毎日を過ごしています。

寒いから これをやめようとか、
眠いから これを伸ばそうとか、
思いがちですが、

自分との約束。
これをやったら、こんないいことがある。
と思う動機づけと、その予想される結果を
明確にすることが大事なのかなと、
思ったところです。

10月の最終週、やり残したこと、
まだ間に合うこと、たくさんあります。

今日も大事な一日を過ごしていこうと
思います。

ご縁があって

2008-10-23 | Weblog
今週は、決算特別委員会が開かれています。
私は、議会一般質問で以前取り扱った
江別市の土地(深川市にある)100haの管理経費の
使い方、今後の方向性について確認の意味を含め、
お尋ねしました。

平成19年度の予算は20数万円の予算がついていましたが、
実際に使ったのは5万5千円。
(平成18年度は予算同様で決算は2万8千円)
100haの土地を管理するのに5万5千円は少ないなと
単純に思いまして、確認しました。
近接する個人所有の方々の田畑との境目の
草刈りに使用しているとお聴きしました。

今後のこの土地の利用については、
せっかく市が酪農家(肉牛)のために用意した
土地なので、有効利用について、
さらに検討を進めていくとのお話でした。

江別の産業の未来のために利用していくと判断したのであれば、
早めに行動取り組みをされることと思っています。

ご縁があって、
以前講演をお聴きしていたく感動した
前我孫子市長・福嶋浩彦さんや、
今月17日のブログで紹介した公認会計士・吉田寛さん、
著書を紹介したことのある和光市議・松本たけひろさん、
とお目にかかり、情報交換をする機会に恵まれました。
二元代表制のなか、凛として行政と議会、議会と首長間の
緊張関係を保ち、地方政治の先頭を走っていらっしゃる方々のお話は
非常に参考になります。
今後も情報交換させていただきたいと思っています。

北海道女性議員協議会

2008-10-17 | Weblog
昨日は、第56回北海道女性議員協議会の総会に
初めて参加しました。
全道各自治体の女性議員200名ほどのうち
3割ほどが集まったようです。

そこでは、各自治体議員が、日頃考えている事例
・要望などについて、話し合いました。
介護保険制度や原油高騰などの住民生活・
産業への影響、財政にかかわるお話にまで広がり、
さまざまな意見が出ていました。
私はただただお聴きするだけでしたが、
知らないことがたくさん
ありますので、勉強になりました。


興味深い論文を読む機会を得ました。
吉田寛さん(公認会計士)が書かれた
ものです。
「公会計のこれから
子供にツケをまわさないために」
私自身まだまだ消化しきれていませんが、
ご紹介します。
http://www11.plala.or.jp/oh-comin/
20080101/koukaikei.pdf#search=
'公会計のこれから 子供にツケをまわさないために'

数字

2008-10-16 | Weblog
かつて出版社時代に営業の仕事として
広告販売をして歩いたことがあります。
営業は数字が生命ともいわれます。
よく同僚先輩と競っていました。

広報誌などの企画編集制作に携わっていたときは、
製作費の計算、利益率などを計算することも
してきました。前回に比べてどうだった、
今回はどこにお金がかかりすぎたとか、
反省もしました。

毎日の買い物もあります。
今月は使いすぎた、来月は少し●×を
控えるようにしよう、とか
数字は、私たちの日常生活に不可欠で、
気がつけば反省しながら、次回の使い方を
考えているのではないでしょうか。


来週から決算特別委員会が始まります。
初めて、私は委員として参加します。
学生時代の専門は、法律・地方自治ですが、
財政はこの仕事に就いてから、勉強し始めました。

数字の見方、言葉の意味、事業の内容・・・
まだまだ自分の中で不十分です。
が、今できることを淡々と粛々とやるだけです。

今できることは、数字を経年で見ること。
時間の流れで、お金の流れを見ること。
そこに視点を置いていこうと思います。

制約条件=最高条件

2008-10-15 | Weblog
福島正伸さん(株式会社アントレプレナー代表)の
お話をお聴きしました。
お聴きした内容を私のメモしたものから
紹介します。

日常の中で、制約がさまざまな場面で出てくる。
それは考え方を変えるチャンス。

彼は、大学卒業後、世界の経営などの成功者50人に会おうとした。
けれども、お金もかかるし、アポイントもままならない。
どうしようかと思った。
周りの人たちからは「無理だ」「できない」と言われた。
でも、彼は考えた。
どんな状況でも、手法は無限大だときがついた。
誰もやらないことをやる・・・。

旅行会社と一緒に
○△に会うためのツアーを企画・敢行。
これが当たった。多くの参加者が来た。
団体で行くからアポが取りやすい、費用の問題もクリア。

これで、夢が実現した。

・・・というものです。
発想は自由自在。
制約条件が、最高の条件と結果になりました。

彼はおっしゃいました。
これまで独立したものの、何度も挫折したし会社もうまくいかなかった。
しかし・・・
一度決めたら続けてやるの精神で、日々取り組む。

自分は「未熟だったからよかった」と。
仕事の相手には、「ここまでやると思わなかった」と
言われるのだそうです。取り組み方も半端ではありません。
成長できるし、信頼されるチャンスも、
驚かせるチャンスもあり、最強・・・。

「人に喜んでもらおう」
「仕事は取り組み方次第」

彼のメルマガが、毎朝私に届きます。
『夢しか実現しない』

北海道上映会

2008-10-14 | Weblog
映画『早咲きの花』をご存知でしょうか。

浅丘ルリ子さん主演の映画です。
失明を宣告されたカメラマン。
光を失う前にさまざまな思い出が交錯する
ふるさとの様子を収めたいと・・・帰郷します。
http://www.hayazaki.com/

この北海道上映会が、江別市で開催されます。

一日限りの上映会だそうです。
●ひにち:11月13日(木) 
●時間:①14時 ②19時(開場各回30分前より)
●上映劇場:江別市民会館 (大ホール)
●前売りチケット情報:
 大人1000円 高校生700円 小人・小中学生500円
※菅原監督による舞台挨拶もあります。

前売りチケット取扱所:
 江別市民会館 ℡ 011-383-6446
 4プラプレイガイド 札幌市中央区南1西4 ℡ 011-251-5574

新聞記事から。

2008-10-10 | Weblog
電話座談会というのが、読売新聞夕刊10・9に掲載されていたそうです。
興味深い内容でしたので、その記事から抜粋しまとめ紹介します。

ノーベル化学賞受賞のお二方のやりとりです。
●下村脩・元米ウッズホール海洋生物学研究所上席研究員
・研究で一番大事なのは「判断だと思います」
 絶えず判断して間違いを防ぐ必要があります。
 趣味を楽しむなど環境を変えることは非常に役立つことと思います。

・私はアマチュアです。有機化学の教育はほとんど受けていないんです。
 独自に学び、自分勝手に学んだという点でアマチュアです。
 でも、「アマチュアの考え方は非常に大事だと思うんです」

・「前例にも、慣習にもとらわれないで自分だけで判断する」
 イクオリンを抽出できたのは、
 他の研究者の考えが間違っていると判断したからです。

■2001年受賞の野依良治氏
・「アマチュアリズム、自学自習は大事だと思います」
 もちろん基礎的なことを習うのは結構ですが、
 それにとらわれては新しい独創性は生まれてこない。
 それを振り切って新しいものを見つけることです。
 残念ながら、今の日本の教育では先生に教わることばかり
 重視されすぎています。

お二方とも
★習うより、自分でゲットする、獲得するようでなくてはダメだと。


---これは、研究だけではないように思います。 
仕事や、今向かっている一つひとつの取り組みについて
共通に言えることかと理解しています。

私自身、教わることが中心だったと振り返ります。
学ぶということは、自分で汗をかき、自分で主体的にまねること、
自分で感じて、考えること。
独自に「判断」できるように行動していきます。

尊敬する方の講演

2008-10-09 | Weblog
以前、私のブログの中でも書いたことがあります。
http://blog.goo.ne.jp/hayashi-kazuki/d/20080112

赤平市在住の植松努氏の講演会が 岩見沢市で開催されます。
私が所属している 読書普及協会の会員でいらっしゃいます。


題 思うは招く~夢があれば、何でもできる~
とき 2008年10月12日(日)
場所 幌向改善センター多目的ホール(岩見沢市幌向南1条1丁目)
時間 開場13時 開演14時
参加費 大人1000円(前売900円)、中高生500円(前売400円)、
    幼・小学生 無料
託児 無料
主催 元気の種クラブ
後援 岩見沢市教育委員会・岩見沢市PTA連合会・北海道新聞岩見沢総局
チケット販売 しんかい楽器 ミュージックショップバンバン

植松さんをご存知と思いますが、ロケットや人工衛星などを研究開発。
私は8月末にもお話をお聴きしてきました。
植松さんは、「子どもたちが夢をあきらめずに生きていける
そんな社会にしなくちゃならない」との強い思いで、
現在全国各地で講演をしています。

夢を持つことの大切さ、そして諦めないこと、
好きなことをたくさん持つこと、思うことはかなうと信じること、
そんな多くのことを感じ取りました。

子どものころ、夢がたくさんありませんでしたか?
年々、夢は広がっていますか?

一昨日ノーベル物理学賞受賞の一人の方がおっしゃっていました。
「まずはやってみること」
これに尽きると私は思います。
まずは、試してみること。・・・私も試していこうと思います。

ノーベル賞受賞

2008-10-08 | Weblog
日本人3名が、この度、
ノーベル物理学賞を受賞したという
ニュースが飛び込みました。
おめでとうございます。

時事通信社の記事を見ますと・・・
・・・論文発表からすでに35年が経過し、
正しいことが分かったのは、
2002、03年の実験。・・・だと。

ノーベル賞とか物理とか、
門外漢ですから、わかりませんが、
実験などで築き上げた結果とか、
なかなか世に認められないということ
なんでしょうか。

こういったさまざまな実験・検証を重ねて、
実用化されていくのでしょうね。

同じ記事の中で、
・・・受賞者の一人である益川氏が語った、
最近の学生について。
「はちゃめちゃのエネルギーを感じない」
「科学にロマンを持つことが非常に重要。
あこがれを持っていれば勉強しやすいが、
受験勉強で弱くなっている」
と・・・。

私自身、受験勉強の申し子的な部分もあると
自認しています。
あとは場数を踏むことだと思っています。
そして、
自分で感じた考えたことを、
臆せずに物言う機会をさらに
増やしていきたいです。

間違っていたら謝る。
考えが変わってきたら修正する。
これを繰り返していけばいいと思います。

人間は、日々変化、成長するものだと、
私は考えています。