わらしべ長者に学ぶ？

わらしべ長者のお話がありますよね。運が悪くていつも貧乏な男の話です。

神社でお祈りしたら、転んで掴むものをもって西へ行けと言われ、転んで掴んだものが１本の藁。

歩いているとアブが飛んできたので、捕まえて藁に結びつけました。それを見た赤子が泣き止み、上げたところ、母親からお礼にミカン３つもらいました。

歩いていると苦しそうな娘がいて、水を欲しがったのでミカンをあげました。お礼に白い絹をもらいました。

歩いていると侍が元気のない馬を連れていて、白い絹を馬と交換してくれと言われ、馬を手に入れました。一晩中、馬を世話したら馬は元気になりました。

歩いていると、長者さんが馬を見て気に入り、家に招かれました。そこでお茶を持ってきたのが、以前みかんをあげた娘さんでした。

娘さんと結婚することになり、長者になりました。


なんだか私なりに要約すると、こんな感じになります。

神様を信じて言うとおりにして、チャンスを拒まずモノにし、得た利益を他人のために使えば、それがさらに大きな利益を生む。与える愛という形で人を喜ばせたり、問題を解決する行いの積み重ねで、企業は発展していくものだ。という感じです。

藁⇒アブ⇒ミカン⇒白い絹⇒馬　というふうにチャンスを一つ一つモノにしていますね。そして、困っている人を見過ごさないことです。ミカンなんか、とっとと自分で食べてしまいそうですが、それを困っている人に差し出すという行為ですね。

また、取り扱うモノのレベルが上がっている気がします。それはキャリアアップとか成長を意味してそうです。馬を一晩中世話するあたりは、ちょっとした試練があっても乗り越えよう！とか、ピンチをチャンスに変えようとか、ダイヤの原石を見極めろとか、教えられているようです。

私も事業の成長拡大を企てていますが、まだやっとミカンを手に入れたくらいでしょうか。いろいろご縁な話をいただいているので、そこでお役に立てれば、更に発展していくと思っています。

わらしべ長者に事業発展のヒントを見出すとは、我ながらいい発見をしたものです。

私は、こういうこともちゃんと考えているのです。ビールで頭がイッパイな訳では決して、ありません。ちなみに、ミカンを箱買いしました。





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