はつたもの通信

「まだ小麦なんて食べているの!?」なんて言われて罪悪感を持ちながら、それでもパンもおやつも食べたいあなたへ

2週間後の「冷え取りマルシェ」の為に、特別版の「はつたもの通信」を書きました

2014年08月10日 18時07分33秒 | 日記・エッセイ・コラム

はつたもの通信vol.-1

・冷えないカラダになるために・

私は冷え性と思ったことはありません。

10代のころから、夏でも冷たい飲み物を飲まず(飲むと疲れる感じがしていましたので)、温かい物を好んでいました。

でも、素足にサンダルで出かけると、冷房の効いたところでは足の疲れが激しく、結局靴下&スニーカーというスタイルで年中過ごしていました。

寝る時は季節に応じた厚みのレッグウォーマーは欠かせませんでした(夏に短パンで寝ても、足首だけは冷たくなっていたりしたのです)


トイレに行ったりしたときに、おなかを触るとひんやりしているのがいつもでした。



食べるものに気を付けるようになったのは20代前半ですが、それは上記のような状態を改善するものではありませんでした。



40代半ばの私ですが、現在は夏はなるべく素足で過ごしたいですし、寝る時のレッグウォーマーは必要なくなりました(冬は必要です)。



ここ2年くらいは、冬の手荒れもほぼなくなり、踵がつるつるだと夫に驚かれています。



食事に気を付けるようになって20年ちょっと。それでも改善されなかった、特に意識していなかった「冷え」からの解消に何が良かったのでしょう。



30代後半で本格的に始めた「つぶつぶ未来食」のおかげだと、つい最近まで思っていました。

もちろん、穀物菜食はとても良いのですが、それ以上に良いのは「砂糖を摂らない」ことでした。白い砂糖はさけていましたが、それ以外はあまり気にしていませんでした。つぶつぶで使う糖類は米飴、甘酒、ドライフルーツで、それ以外は使いません。ちょうど甘いものがほとんど食べられない、欲しくない状態だったので、すんなり受け入れることが出来、気づいたら「冷え」は改善されていました。


マクロヴィオティックでは甜菜糖やメープルシロップを「え?」というほど使いますし、自然食でも白砂糖以外はダメと言いません。そしてそれらを愛好する人たちは、残念ながら甘いものが大好きな人が多いようです。

全部じゃなくても、せめて半分くらいに減らしてみませんか。



はつたもの通信vol.-2

・甘い物がやめられない!?・


口にするものに気を付けていても、どうしても甘いものがやめられない。

そういう人、多いです。



「だって、甘いものが食べたいんだもん」と、多くの人が言います。

その数の多さに私は疑問を感じます。

「砂糖抜きにするのは現実的じゃない。だって、なんにでも入ってるじゃない」

そうですよね。加工食品のほとんどに砂糖の表示がある現在です。

よっぽど意識しないと砂糖を抜くことは出来ません。


普通のパンには、膨らみの為だったり、しっとり感を出すためだったり、日本人の好きなふんわり甘いパンにする為だったりで砂糖が入っています。酵母のエサ以上にです。


再びの疑問。

みんなどうして甘いものがやめられないのだろう。


私の結論。これは、甘いものに関わらず○○がやめられない。といういろんな人と話をしていて気付いたことなので、勝手な推論にすぎませんから、もちろん否定していただいてもかまいません。でも、反論する前に、ちゃんと自分を振り返ってくださいね。


それは結局のところ「満たされていない」からではないでしょうか。

なんとなく日々を送って、夢中になれるもの、夢中にさせてくれる人、愛してくれる人がいない人ほど、○○がやめられません。かくいう私も、お客さまが少なかった日は、食べ過ぎるのをやめられません。お腹いっぱいだというサインを無視してしまいます。


何かに夢中になれている時は、食べることも寝ることも忘れたりします。

愛されている自信があれば、不安を消すために必要以上に食べる事もありません。


誰にも抱きしめてもらえない空白を、○○で埋めるのはやめましょう。

誰にも抱きしめてもらえないなら、自分で自分を抱きしめてあげましょう。

なんなら私が抱きしめてあげます(女性限定)。

私はいつも、誰かを抱きしめるようなつもりで、パンもおやつも作っていますよ。

それが、ちゃんと伝わればいいと思っています。

コメント
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