県立境西高等学校、養護学校へ改修

平成２２年度末、廃校になる境西高等学校について茨城県は、改修後、結城養護学校の新設絞とすることを盛り込んだ整備計画を策定した。

　知的障害の子どもが急増し、特別支援学校の過密状態が続いており、結城養護学校は、小、中学部、高等部に３１８人が通い、平成１７年にプレハブ校舎（１０教室）をリースで設置したが、手狭な状況が続いており、早急な対応が求められていた。（リース期限は平成２２年）
　
　こうした現状を受け、県は５カ年の「県立特別支援学校整備計画」を初めて策定。それによると、境町など２カ所の廃校を改修し、養護学校を新設する。周辺の養護学校の過密状態を解消できる上、学校近くに住む子にとってはスクールバスでの通学時間も短縮される。ただ、バリアフリー工事などを施し、新設校としてスタートする見通し。

　■特別支援学校整備計画の主な内容■
【小・中学校，高等学校の跡地等を利用した分校及び本校の設置】
① 結城養護学校
県立境西高等学校跡地等を利用した，本校の新設について検討していきます。
※ 平成22年度に仮設校舎のリース期間が終了しますので，早期に対応する必要があります。

県立特別支援学校整備計画