2月から会議を積み重ねて、みんなで準備してきた「車いすde伊勢神宮参拝プロジェクト」実行の日がきました。
ボランティア:総勢70名
集まった人たちは、地元企業と高校生、大学生。
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皇學館大学/皇學館高校/明野高校/宇治山田高校/宇治山田商業高校/三重電子株式会社/株式会社伊勢萬/ハピックス/(特)Mブリッジ/(有)Quest/千巻印刷産業株式会社/ありんこ(明和町社会福祉協議会障がい者通所授産施設)/デイサービスセンターくじら(伊勢市社会福祉協議会)/工房そみん(伊勢市社会福祉協議会二見支所)/霊友会/河田フェザー/(特)伊勢志摩バリアフリーツアーセンター
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対象者:伊勢市民10名
今回の対象者は「伊勢在住者」限定。
これらを1部(8:30)と2部(10:30)に分けて行いました。
なぜに、今回は伊勢市在住者?と思われるかもしれません。
観光客はサポートしてくれる家族と一緒に来て、参拝出来る人は多いですが、実は、地元である伊勢市民の方が神宮に参拝できていない人意外と多いのですよ。
近すぎて、「神宮参拝したいんやけど…」と、いまさら家族になかなか言い出せない。
「近くて遠い伊勢神宮」なのです。
ボランティアに対して、対象者が少なくない?と思いますよね。
そうです。ちょいと少ない目。
結局定員の20名に達しなかったのです。
PR不足かな?
でも、大丈夫です。
当日、対象者はたくさんいるはず、その時居合わせた対象者をナンパしてお手伝いしちゃおうて作戦も考えてあります。
さて、朝、7:30に内宮前へ。
既にスタッフとボランティアがちらほら。
準備をしていると、ボランティアが続々と集まってきました。
第一部のメンバーです。
一部の対象者は7名。
しかし、明け方の雨のせいで、一名欠席。
内宮前、もう晴れてきてるんだけど…。残念です。
ボランティアの配属も決まっていましたが、急遽人数調整。
朝礼が始まり、対象者も集まってきました。
いよいよです。
全員があつまり鳥居をくぐり、宇治橋を渡り始めました。
参道、途中や階段下でもできるだけ、お手伝いが必要な人たちには出来る限り声をかけさせていただきました。
「外宮さんは毎年初詣に行くけど、内宮さんは15年ぶりかなぁ?」
という進行性の病気で車いすの旦那様のご夫婦。
「ちょっと前までは一緒に来れたんやけど、年々身体も弱ってきて、夫婦二人では参拝できんかったよ」
と、奥さんが車いすの旦那様。
途中、観光客でお手伝いしたグループの愛知県からみえたおばあさんは、ガンの手術が成功してそのお礼参りだという。
階段は自分の力で一生懸命上がり、上がりきったら、涙をながしておられました。
その姿をみて、同行していた方々も「あの人が階段上がった、よかった、よかった…」と涙を流しておられました。
ボランティアの学生たちもウルウルしていました。
様々な思いで、参拝していただきました。
第二部は、さらに対象者が少なくて3名。
それに対して、ボランティアが54名。(一部から引き続き参加のボランティアさん含む)
二部は特に地元高校生が多かったです。
苦肉の策として、車いすの観光客をナンパする班。
そして、階段下で対象者を上げる係である「階段下あがり隊」(後ろ髪ひかれ隊というと古いと言われそうなので、渡り廊下走り隊風に)を発足。
私は全体を見て回る係として走り回っておりましたが、階段下最初見に行ったときには少し手持ち無沙汰っぽかったけど、対象者が到着するとともに、途中ナンパした車いすの観光客さんたちが続々とやってきて、階段下あがり隊大忙しとなりました。
と、言っていたら、突然の土砂降り。
最近、こんな変な天気が突然やってきます。
まさかなので、もう、濡れるしかありません。
ボランティアの中には、カッパを持参している子もいて、しかも、自分は濡れながら対象者の方に、カッパで濡れないようにしてくたり…。
みんないい子たちばかりです。(涙)
二部も、前回の白石持ち以来の内宮参拝ですという電動車いすの脳性まひの男性。
今回、申込いただいた方の中で一番ご年配の86歳の女性は、一生懸命自分でも麻痺していない方の右手右足で車いすをこぐなどしておりました。とても元気です。
みんな口々に、ボランティアたちへの感謝の言葉をかけてくださり、ボランティアたちの心にも残ったのではないかな?
これらの活動は、年2回は行っていく予定です。
沢山の方たちに神宮参拝をしていただきたいことはもちろん。
地元の学生や企業の方々がボランランティア経験をすることにより、プライベートでお手伝いが必要そうな方を神宮で見つけた時でも、自然と声をかけてサポートできるようになっていただければと思います。
そんな地元民を一人でも増やしていくことが、この車いすde伊勢神宮参拝プロジェクトの目的でもあります。
いつか、この団体がなくても、参道では声をかけあい、助け合いながら参拝する人々の姿あたり前になるときを夢見ています。
私がおばあちゃんになるころには…。
ボランティア:総勢70名
集まった人たちは、地元企業と高校生、大学生。
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皇學館大学/皇學館高校/明野高校/宇治山田高校/宇治山田商業高校/三重電子株式会社/株式会社伊勢萬/ハピックス/(特)Mブリッジ/(有)Quest/千巻印刷産業株式会社/ありんこ(明和町社会福祉協議会障がい者通所授産施設)/デイサービスセンターくじら(伊勢市社会福祉協議会)/工房そみん(伊勢市社会福祉協議会二見支所)/霊友会/河田フェザー/(特)伊勢志摩バリアフリーツアーセンター
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対象者:伊勢市民10名
今回の対象者は「伊勢在住者」限定。
これらを1部(8:30)と2部(10:30)に分けて行いました。
なぜに、今回は伊勢市在住者?と思われるかもしれません。
観光客はサポートしてくれる家族と一緒に来て、参拝出来る人は多いですが、実は、地元である伊勢市民の方が神宮に参拝できていない人意外と多いのですよ。
近すぎて、「神宮参拝したいんやけど…」と、いまさら家族になかなか言い出せない。
「近くて遠い伊勢神宮」なのです。
ボランティアに対して、対象者が少なくない?と思いますよね。
そうです。ちょいと少ない目。
結局定員の20名に達しなかったのです。
PR不足かな?
でも、大丈夫です。
当日、対象者はたくさんいるはず、その時居合わせた対象者をナンパしてお手伝いしちゃおうて作戦も考えてあります。
さて、朝、7:30に内宮前へ。
既にスタッフとボランティアがちらほら。
準備をしていると、ボランティアが続々と集まってきました。
第一部のメンバーです。
一部の対象者は7名。
しかし、明け方の雨のせいで、一名欠席。
内宮前、もう晴れてきてるんだけど…。残念です。
ボランティアの配属も決まっていましたが、急遽人数調整。
朝礼が始まり、対象者も集まってきました。
いよいよです。
全員があつまり鳥居をくぐり、宇治橋を渡り始めました。
参道、途中や階段下でもできるだけ、お手伝いが必要な人たちには出来る限り声をかけさせていただきました。
「外宮さんは毎年初詣に行くけど、内宮さんは15年ぶりかなぁ?」
という進行性の病気で車いすの旦那様のご夫婦。
「ちょっと前までは一緒に来れたんやけど、年々身体も弱ってきて、夫婦二人では参拝できんかったよ」
と、奥さんが車いすの旦那様。
途中、観光客でお手伝いしたグループの愛知県からみえたおばあさんは、ガンの手術が成功してそのお礼参りだという。
階段は自分の力で一生懸命上がり、上がりきったら、涙をながしておられました。
その姿をみて、同行していた方々も「あの人が階段上がった、よかった、よかった…」と涙を流しておられました。
ボランティアの学生たちもウルウルしていました。
様々な思いで、参拝していただきました。
第二部は、さらに対象者が少なくて3名。
それに対して、ボランティアが54名。(一部から引き続き参加のボランティアさん含む)
二部は特に地元高校生が多かったです。
苦肉の策として、車いすの観光客をナンパする班。
そして、階段下で対象者を上げる係である「階段下あがり隊」(後ろ髪ひかれ隊というと古いと言われそうなので、渡り廊下走り隊風に)を発足。
私は全体を見て回る係として走り回っておりましたが、階段下最初見に行ったときには少し手持ち無沙汰っぽかったけど、対象者が到着するとともに、途中ナンパした車いすの観光客さんたちが続々とやってきて、階段下あがり隊大忙しとなりました。
と、言っていたら、突然の土砂降り。
最近、こんな変な天気が突然やってきます。
まさかなので、もう、濡れるしかありません。
ボランティアの中には、カッパを持参している子もいて、しかも、自分は濡れながら対象者の方に、カッパで濡れないようにしてくたり…。
みんないい子たちばかりです。(涙)
二部も、前回の白石持ち以来の内宮参拝ですという電動車いすの脳性まひの男性。
今回、申込いただいた方の中で一番ご年配の86歳の女性は、一生懸命自分でも麻痺していない方の右手右足で車いすをこぐなどしておりました。とても元気です。
みんな口々に、ボランティアたちへの感謝の言葉をかけてくださり、ボランティアたちの心にも残ったのではないかな?
これらの活動は、年2回は行っていく予定です。
沢山の方たちに神宮参拝をしていただきたいことはもちろん。
地元の学生や企業の方々がボランランティア経験をすることにより、プライベートでお手伝いが必要そうな方を神宮で見つけた時でも、自然と声をかけてサポートできるようになっていただければと思います。
そんな地元民を一人でも増やしていくことが、この車いすde伊勢神宮参拝プロジェクトの目的でもあります。
いつか、この団体がなくても、参道では声をかけあい、助け合いながら参拝する人々の姿あたり前になるときを夢見ています。
私がおばあちゃんになるころには…。