昨年も行われた、お木曳き(神宮式年遷宮行事の一環)の一日神領民。
今年も二年次ということで、5月の毎週金・土・日、6月の最初の金・土・日と行われます。
実は、もう募集が始まっているのです。
詳い募集方法はこちらクリック
私は昨年、木遣りボランティアでブイブイお手伝いしたのですが、その際、一日神領民に参加する方々に高齢の方が結構みえて、ちょっとした見守りでもいいからサポート、または、奉曳後の神宮参拝にお手伝いが必要なのでは?と思っていました。
仕事柄、その視点で木遣りボラをしていたため、極力サポートが必要そうな方々を発見して、その近くで木遣りをしながら、目配せと声かけを心がけていました。
このブログにもその様子を語っていますクリック。5月ごろの日誌をご覧ください。
そして、2年次である、今年。
やはり、木遣りボラではないサポートボランティアが必要である。
そして、もうひとつ、フツフツと考えていた、障害者、高齢者、誰もが参加できるバリアフリー一日神領民特別奉曳車計画を猪突猛進年女の私が一歩踏み出しはじめました。
これが奉曳車です
目の前の仕事も片付けるのももちろん、半年を切って、時間的にも厳しいところではありますが、ハイ、いきますよ~。
ということで、本日、祭り&一日神領民受け入れの主要メンバーである某人物に会いに行き、センターとしての意向と、一日神領民としてのできることのすり合わせに行ってきました。パートナーと。
実は、私の昔の職場だったりして…。
一日神領民期間中の常時サポートは何とか、出来そうな予感。
昨年行った木遣りボラの実績を持つ協力者もいますし…。
(これで私は毎週末祭りに出勤が許されるかも…ワクワク)
きっちり、ボラの役割と、流れのシステムを作って、ボラ募集して、研修して…。
じ、時間大丈夫かな…?
そしてもうひとつの障害者、高齢者が参加できる一日神領民特別奉曳車。
これは、もちろん、障害者だから高齢者だからこちらに…という強制的なものではありません。
限られた日にしか行えないだろうから、無理な人いますし、一般の一日神領民でみんなと一緒に参加出来る方はもちろんいらっしゃるので、それは自由。
どこに参加するかは自由なのです。
ただ、どうしても一部の高齢者や一部の障害者には、なかなかみんなに混じって参加するのが難しい方もいらっしゃいます。安心、安全に御木を曳き、たのしく神宮に納めてもらえる体制をつくりたいです。
このように、綱に連なって奉曳車を曳きます
で、その限られた特別奉曳車、これはまだ、決定ではありません。
あくまでもツアーセンターのもくろみと思っていてくださいね。
必須としたいことは
①もちろん、一般の一日神領民と一緒で、参加費同額。
②身体の状態よりも、曳きたい気持ちが条件。
③伊勢神宮を理解していただける方。
お膳立てただけの福祉的奉曳には絶対したくありません。
①は逆差別なしの平等意識。一日神領民はどなたが参加しても同じだけの経費がかかります。
②はセンターのパーソナルバリアフリー基準からしても、障害の状態が基準ではなく、「やりたい」気持ちが大切です。「参加したい」方はなんとかして色んなカタチで参加できる方法を本人をはじめみんなで知恵を絞って考えていきます。
③は重要です。観光客の方の中には、伊勢神宮をひとつの観光施設と思われている方もいらっしゃいますが、そうではありません。一宗教法人であり、全国8万箇所ある神宮の総本山で別格なのです。
私たちが、参加するのだから「アレをこう変えてくれ!」などということははっきり言ってムリ。
と言っても、私たち地元民は宗教を意識せず、神宮に根ざして生まれ育ってきました。
やおよろずの神々は誰も拒みもせず、宗教で隔てたりもしないはずなのです。
どんな若い人もいつかは老い、小さい頃から慣れ親しんだ神宮にいつかは足を運べなくなり、奉祝行事も参加はムリだと暗黙の了解化しています。
今回のプロジェクトはあくまでも、長い歴史のなかの点であり、そこから徐々に何か(形あるものか?人か?)が変わっていくと考えています。
ですので、このプロジェクトを行うことにより、全国へ神宮の位置づけを知ってもらい、認識を深めてもらうキッカケ、そして周囲で生活する神領民の気持ちの理解(結構誤解されている面もあるようです)も持ってもらえれば…ということも考えています。
ああ、御師参照クリック)ってやっぱりこんなことしていたのかな?とフト思いました。
さて、これらが実行されることになれば、曳き方も色々考えていきたいです。
視覚、聴覚、高齢者、知的発達障害の方々は基本的には問題なく曳けると思います。
問題は、車椅子です。
致命的なのは横移動が出来ない。
参照や写真を見てもらって分かるように、綱を持ちながら曳くわけで…。
で、パートナーが昨日なんだかナイスアイデアを考案してくれました。
これはまた実験してみないと本当に曳き手となれるのかどうかが不安なところはあるけれど、面白そうなグッズが出来そうです。
きっと他にも人が集まれば、いろんな案が出てきそうです。
町の奉曳は、練ったりしてかなり荒くたくなりますが
一日神領民は粛々と曳きます。もちろんその中でもみなさん楽しまれています。
また、考えたいのが、身体の状態でどうしても曳き手として参加が難しい方には、木遣り唄の節を公募して、その唄を木遣り子にうたってもらう!!
これってとってもうれしいと思うよ。
祭り好きな私の基本は、「自分が今までのように祭りに参加できなくなった時、どのように楽しめるか?」なのです。
神宮参拝もそうです、何にしてもそうです。
「自分が好きで今まで普通に出来ていたことが、出来なくなったとき、どうすれば出来るのか?」それが、当事者としての努力です。「やってもらう」ではなく「自分で出来る方法」を考えるのです。
先に述べたように、やりたい気持ちが、それぞれのバリアフリー基準(パーソナルバリアフリー基準)なのです。
だから、一絡げにできないでしょ?
考えれば、考えるほどいろいろ案が出てきますが、それと同時に課題も山積みなのは確か。(相当あります)
時間が厳しいゆえに、大変ですが、これは今だけでなく、これから7年後の白石や20年後の遷宮、これからの遷宮のことも踏まえて進めていきたいマル秘プロジェクトです。(あ、マル秘になっていないか?)
みなさんのご意見もいろいろお聞かせくださいね。
なにはともあれ、大好きな伊勢志摩、宗教だけでなく地元の根ざした歴史と文化の伊勢神宮として、そして観光としてこの「素晴らしさ」を知って、体験していただきたいと思います。
応援、協力、参加よろしくお願いいたします。
今年も二年次ということで、5月の毎週金・土・日、6月の最初の金・土・日と行われます。
実は、もう募集が始まっているのです。
詳い募集方法はこちらクリック
私は昨年、木遣りボランティアでブイブイお手伝いしたのですが、その際、一日神領民に参加する方々に高齢の方が結構みえて、ちょっとした見守りでもいいからサポート、または、奉曳後の神宮参拝にお手伝いが必要なのでは?と思っていました。
仕事柄、その視点で木遣りボラをしていたため、極力サポートが必要そうな方々を発見して、その近くで木遣りをしながら、目配せと声かけを心がけていました。
このブログにもその様子を語っていますクリック。5月ごろの日誌をご覧ください。
そして、2年次である、今年。
やはり、木遣りボラではないサポートボランティアが必要である。
そして、もうひとつ、フツフツと考えていた、障害者、高齢者、誰もが参加できるバリアフリー一日神領民特別奉曳車計画を猪突猛進年女の私が一歩踏み出しはじめました。
これが奉曳車です
目の前の仕事も片付けるのももちろん、半年を切って、時間的にも厳しいところではありますが、ハイ、いきますよ~。
ということで、本日、祭り&一日神領民受け入れの主要メンバーである某人物に会いに行き、センターとしての意向と、一日神領民としてのできることのすり合わせに行ってきました。パートナーと。
実は、私の昔の職場だったりして…。
一日神領民期間中の常時サポートは何とか、出来そうな予感。
昨年行った木遣りボラの実績を持つ協力者もいますし…。
(これで私は毎週末祭りに出勤が許されるかも…ワクワク)
きっちり、ボラの役割と、流れのシステムを作って、ボラ募集して、研修して…。
じ、時間大丈夫かな…?
そしてもうひとつの障害者、高齢者が参加できる一日神領民特別奉曳車。
これは、もちろん、障害者だから高齢者だからこちらに…という強制的なものではありません。
限られた日にしか行えないだろうから、無理な人いますし、一般の一日神領民でみんなと一緒に参加出来る方はもちろんいらっしゃるので、それは自由。
どこに参加するかは自由なのです。
ただ、どうしても一部の高齢者や一部の障害者には、なかなかみんなに混じって参加するのが難しい方もいらっしゃいます。安心、安全に御木を曳き、たのしく神宮に納めてもらえる体制をつくりたいです。
このように、綱に連なって奉曳車を曳きます
で、その限られた特別奉曳車、これはまだ、決定ではありません。
あくまでもツアーセンターのもくろみと思っていてくださいね。
必須としたいことは
①もちろん、一般の一日神領民と一緒で、参加費同額。
②身体の状態よりも、曳きたい気持ちが条件。
③伊勢神宮を理解していただける方。
お膳立てただけの福祉的奉曳には絶対したくありません。
①は逆差別なしの平等意識。一日神領民はどなたが参加しても同じだけの経費がかかります。
②はセンターのパーソナルバリアフリー基準からしても、障害の状態が基準ではなく、「やりたい」気持ちが大切です。「参加したい」方はなんとかして色んなカタチで参加できる方法を本人をはじめみんなで知恵を絞って考えていきます。
③は重要です。観光客の方の中には、伊勢神宮をひとつの観光施設と思われている方もいらっしゃいますが、そうではありません。一宗教法人であり、全国8万箇所ある神宮の総本山で別格なのです。
私たちが、参加するのだから「アレをこう変えてくれ!」などということははっきり言ってムリ。
と言っても、私たち地元民は宗教を意識せず、神宮に根ざして生まれ育ってきました。
やおよろずの神々は誰も拒みもせず、宗教で隔てたりもしないはずなのです。
どんな若い人もいつかは老い、小さい頃から慣れ親しんだ神宮にいつかは足を運べなくなり、奉祝行事も参加はムリだと暗黙の了解化しています。
今回のプロジェクトはあくまでも、長い歴史のなかの点であり、そこから徐々に何か(形あるものか?人か?)が変わっていくと考えています。
ですので、このプロジェクトを行うことにより、全国へ神宮の位置づけを知ってもらい、認識を深めてもらうキッカケ、そして周囲で生活する神領民の気持ちの理解(結構誤解されている面もあるようです)も持ってもらえれば…ということも考えています。
ああ、御師参照クリック)ってやっぱりこんなことしていたのかな?とフト思いました。
さて、これらが実行されることになれば、曳き方も色々考えていきたいです。
視覚、聴覚、高齢者、知的発達障害の方々は基本的には問題なく曳けると思います。
問題は、車椅子です。
致命的なのは横移動が出来ない。
参照や写真を見てもらって分かるように、綱を持ちながら曳くわけで…。
で、パートナーが昨日なんだかナイスアイデアを考案してくれました。
これはまた実験してみないと本当に曳き手となれるのかどうかが不安なところはあるけれど、面白そうなグッズが出来そうです。
きっと他にも人が集まれば、いろんな案が出てきそうです。
町の奉曳は、練ったりしてかなり荒くたくなりますが
一日神領民は粛々と曳きます。もちろんその中でもみなさん楽しまれています。
また、考えたいのが、身体の状態でどうしても曳き手として参加が難しい方には、木遣り唄の節を公募して、その唄を木遣り子にうたってもらう!!
これってとってもうれしいと思うよ。
祭り好きな私の基本は、「自分が今までのように祭りに参加できなくなった時、どのように楽しめるか?」なのです。
神宮参拝もそうです、何にしてもそうです。
「自分が好きで今まで普通に出来ていたことが、出来なくなったとき、どうすれば出来るのか?」それが、当事者としての努力です。「やってもらう」ではなく「自分で出来る方法」を考えるのです。
先に述べたように、やりたい気持ちが、それぞれのバリアフリー基準(パーソナルバリアフリー基準)なのです。
だから、一絡げにできないでしょ?
考えれば、考えるほどいろいろ案が出てきますが、それと同時に課題も山積みなのは確か。(相当あります)
時間が厳しいゆえに、大変ですが、これは今だけでなく、これから7年後の白石や20年後の遷宮、これからの遷宮のことも踏まえて進めていきたいマル秘プロジェクトです。(あ、マル秘になっていないか?)
みなさんのご意見もいろいろお聞かせくださいね。
なにはともあれ、大好きな伊勢志摩、宗教だけでなく地元の根ざした歴史と文化の伊勢神宮として、そして観光としてこの「素晴らしさ」を知って、体験していただきたいと思います。
応援、協力、参加よろしくお願いいたします。
http://blogs.yahoo.co.jp/nobu2254
今年も宜しくお願いします。
ありがとうございます。宣伝。
気がつけば、目の前!!
ってことになりかねないので、アレモコレモしながら、急ピッチで進めていきますね。
ここ(ブログ)でも報告していくようにします。