遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
新しい年が始まりました。
昨年はお世話になりました。
今年もよろしくお願いいたします。
ブログ、今年こそはがんばります。(毎年言うてます)
今年は式年遷宮の年です。
20年に一度の神様の引っ越し。
今年お参りしている正宮は10月には新しくなります。
伊勢志摩はますます、人で一杯になりますから、みなさん旅行の計画はお早めにしてくださいね。
さて、新年早々、プライベートな日記になります…
年が明けての5日に、25年ぶりに…、というか卒業して初めて中学校の同窓会がありました。
学年310名のマンモス学校です。
事の始まりは、昨年初夏、同窓会計画するから飲み会するよ~って声に誘われて、行ってみた。
そしたら、飲みながら話をきけば、その場にパソコン出来る人はいない…。
幹事のIちゃんが持って来たはきたけど、「ようわからんのさ~」ってことです。トホホ
同窓会するってことだけが決まっていただけ。
気が付いたら、私が名簿作成やら、パソコン係担当するわってなっていた。
そう、うちらの世代はちょうどアナログとデジタルの狭間なのです。
いいだしっぺのIちゃんが幹事、生徒会長をしていたBちゃんを引っ張り出して、本格的に委員会を開いて始動下は夏過ぎたころ。
同時ぐらいに、フェイスブックでもグループを作り、仲間さがし。
実行委員は20名ぐらい集まって、そこから始めたのは25年音沙汰なかった同級生の居場所探しにローラー作戦。
それはそれは、大変な作業でした。
実家は分かるから、今どこに住んでいるか?直接親に聞きに行ったり、まるで飛び込みの営業です。
あそこで働いているらしいと聞けば、訪問(仕事中にごめんね~)。
電話で聞いたり、子供が同級生だからそのつながりや、嫁さんの友達の旦那が同級生だとかとにかく、みんんなのツテをフル回転、そしてみんなよく動いた結果。
3か月後、10名少しの不明者だけで、あとは何とか連絡が付けれるまでに…。
みんなよくがんばったと思います。
私は、毎回の会議の招集と会議資料作り、名簿更新等を担当。
フェイスブックでもいろんな議題をあーでもない、こーでもないと…。
みんなで会場チェックも…。
月一回の委員会は、合計8回にもなりました。
出欠の連絡がなかった人たちにはみんなで電話をしたりもしました
その会議後の飲み会が定番となり…。
目的は同窓会だけど、その集まりがみんなの楽しみなっていました。
実は私、20名ほど集まったメンバーの半分以上、中学校当時しゃべったことない子たちでした。(マンモス校ですから…)
25年前はグループが違うから…、クラス一緒になったことないから…、ちょっと違うから…などという中学生ならではの世界が回っていましたね。
でも、25年経って大人になりました。
普通に話ができるんです。
今だからしゃべれる、今だから、話が合う。そんな経験って大人になってからありますよね。
25年ぶりの再開、というより、発見?出会い?の方が正しいかもしれませんね。
という、長い長い実行委員会の計画で無事同窓会当日が1月5日(土)私たちが生まれた昭和46年に建てられた伊勢市観光文化会館にて行われました。
メンバーは14:00集合で準備開始。
受付の準備から会場セッティング。
大人になったみんなは、それぞれ得意な分野で動いてくれています。
食事は、ケータリング。
司会は同級生。
カメラマンも呼んであります。(実行委員会が撮る暇がないと判断)
看板は、手作りの横断幕。(文化祭のノリ?)
そして、映像得意なメンバーが作ってくれた、思い出の映像やメイキングビデオ。
これがものすんごくよかった。
同窓会は座禅(私たちの中学校時代授業が始まる前に必ずしていたこと)に始まり、実行委員長Bの挨拶、来賓代表先生の挨拶、物故者の報告等々、そして歓談は続き、時にはいる映像や、ゲーム。
私は、前半は受付に張り付けだったので、なかなか会場内に入れませんでしたが、途中からビデオを持って、同級生を撮りまくり。(よって、写真がほとんどない…カメラマンの写真ができたら、またあらためて…)
パートナーがビデオ一式持たせてくれました
みんなの笑顔がとっても印象的で、もう、お腹いっぱい。涙が出てきそうでした。
「同窓会計画してくれてありがとう!」
「お疲れ様~」
とみんなねぎらいの言葉もかけてくれて、うれしいやらテレるやら…。
カメラマン(知人)撮影の写真も途中見せてもらいましたが、みんなものすごくいい笑顔です。
会が終了にかかったころ、中学校時代に下校を促すために流されていたサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」が流れる中の映像は学年全員310名の名前のエンディングロード。
(あ~、この曲が流れると、「帰らなきゃっ」って思いにさせられます)
生徒たちは、まだまだ歓談に花をさかせて、笑いがそこらじゅうに沸き起こっていましたが、来賓の先生たちは映像に釘づけ。
その先生たちの目からはうっすら涙が…。
エンディング終了し、最後にみんな集合で、記念撮影。
観光文化会館のホワイエにて上から撮影。
総勢先生合わせて120名少し集まりました
なかなかないでしょ?この集合写真。これも実行委員の会場下見で決定したの。
さて、同窓会の実行委員会をしてみて、気づいたことがひとつ。
私に限らず、実行委員をしていたメンバーもそんな思いだったのでしょう。
「人を楽しませたい」
その気持ちって、今やっている仕事と共通しているわけで…。
その想いって考えてみれば、学生時代行動ににはなかなか起こせなかったけど、気持ちはあった。
つまらなさそうにしている同級生がいたら、なんとか楽しませることができないか考えていた自分がいた。
だから
「昔いじめられていたけど…」とメールをくれた友人も
「行ってしゃべる子おるかな~」って心配していた子も
知的発達の障がいがあった同級生も
少し身体に障がいがあって、言葉がうまくしゃべれなかった幼馴染も
みんなみんな、笑顔で同窓会を楽しんでくれていたことが何よりもとてもとてもうれしくて。
参加する人たちがいてこそ、成功する同窓会ですもんね。
私が今の活動に至っているのも、それらが学生時代にちゃんと行動におこせていなかった悔しさかからだったのかもしれません。
実行委員の収支作成時に私が勝手に
「実行委員のがんばり プライスレス」
と書き入れましたが。
実行委員のがんばりがプライスレスではなく、参加してくれたみんなの笑顔がプライスレスだったのです。
実行委員のみんなお疲れ様でした。
そして参加してくれた同級生みんなありがとうございました。
二次会、すごい人になりました。こんなに残るとは…。それだけ楽しかったってことよね?