HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

0304:青島神社

2007-03-11 22:30:23 | 県外情報
講演の翌日、岩浦さんと永山さん親子(リフト操作係の長男:マサタロウくん)が迎えに来てくれました。
本日は、宮崎の観光です。
その中から魅力やバリアフリーなスポットを見てこようツアー。

まずは、青島神社に向かいました。

宮崎の道路は、中央分離帯にパームヤシが立ち並んでいて、なんだか南国

青島神社周辺は観光地!という雰囲気が全面にでていました。
そのうえ、観光客の間を縫って、サーファーもいます。



青島神社は、その名のとおり、島全体が神社です。


歩いて橋で渡れますが、なんだか内宮を思い出しました。神社の参道に橋。
しかも周辺はやはり、おはらい町(そこまで規模はなかったけど…)のようにお土産屋さんが立ち並んでいます。

橋を渡ると、なんだか不思議な地形です。
鬼の洗濯板と呼ばれる岩が島全体を囲んでいます。


なんだか、すごいシチュエーションな神社。

そして、神社には神宮杉ではなく、椰子の木…。
朱塗りの本殿はまた、とってもきれい。
参道は砂利ではなく、よく見れば、砕かれた貝殻(たぶん自然のものだと思う)。
なかなか歩きやすいですね。

本殿前の階段にはスロープもありました。


さて、参拝をしてから、参道前のお土産物屋さん街を歩くと、車椅子が置いてあります。
 
すかさず、そこにいるお店の人に聞きました。
「これってどこまで借りられるのですか?」と。
すると、参道周辺ずっと無料で借りられるそうです。

おお!!ここにも「どこでもチェア」があります。
いいですね~。
もっと宣伝してほしいな。
ココに来てからでなく、ココへ来る前、旅行に来る前の情報として、こんなサービスしているよという紹介があればな~。

いいサービスしていますね~。=どこでもチェアもいいサービス(笑)


0304:各地ホテルに泊まって思うこと

2007-03-11 14:08:18 | ハサカル
遠方の講演等行くときは、できるだけバリアフリールームを利用するようにしています。
何か役に立つようなアイデアがあるかもしれない…という期待感たっぷりです。

さて、今回の宮崎はパートナーも一緒なので、堂々とバリアフリールームに宿泊しました。
部屋はこんなカンジ。





今回は、かなりビジネスなホテルですので、格安です。
図面を見ると、バリアフリールームは他のお部屋の2倍の広さでした。
ってーと、他の部屋はかなり狭いと思う。


さて、部屋はともかく、最終日、ちょっとエッ?という出来事がありました。

このホテルの朝食は1階でバイキングです。
その日も朝から、パートナーとエレベーターで朝食会場へ。

上から降りてきたエレベータには、団塊の世代ぐらいのご夫婦が既に乗っていました。
そこに私たちが2階から乗り込み、1階へ。

私もパートナーも入口をふさぐように乗り込んでいたので、とりあえず、帰りの荷物を軽くするために、宅急便の荷物を持っていた私は、手がふさがっていたので、いそいそ「お先にすみません」とカゴから出ました。

で、次に入口に近いパートナーが降りると思いきや…、

奥の夫婦が、パートナーをジャマそうに避けながら降りたのです。

私、ア然。

多くは求めませんよ、やってくれとはいいませんが、大抵の人や、私がそのご夫婦の立場なら、「開」のボタンを押しながら「どうぞ」と入口近くの方を先に下りてもらいます。
それは、相手が障害者でなくてもそうしたでしょう。

でもなんですか?
一言も言わずに、しかもパートナーをジャマそうに避けて降りていきましたよ。

パートナーが言うには、そのご夫婦、朝食会場ではダンナさんが、どーんと椅子に座ったら、奥さんだけが食事を取りに行っていたとか。もちろん二人分ね。

なんだか5年ほど前にも同じようなことがあったのを思い出しました。
地元ホームセンターの車椅子対応の駐車場に、元気に歩く同じく団塊の世代のご夫婦が止めました。
最後の一区画で、パートナーが止めようとした目の前で止められてしまったので、私がそのご夫婦に言いました。
車椅子の者が止めたいので、移動してもらないですか?  と。

すると、そのご主人、ムッとして何も言わずに、奥さんに鍵を押し付けて、一言

「お前どけとけ」と言って、一人お店に入っていったのです。

もうね、車椅子対応の駐車場に止めたことも、ムッとしましたが、奥さんに対しての態度が同じ女性として怒り沸点でした。

今また、このような人と会ったら、それはもう最後ですね(笑)パンチです。

前者の宮崎で出会った夫婦といい、昔出会った夫婦といい、奥さんがかわいそうでしかたありませんでした。
「あんなダンナじゃなくてよかった」

と言うことで、安ホテルに泊まると、客層もそんなものだということが分かりました。