すぐに結果が分かること

今，行動していることの結果はどうか，効果的か，ということがすぐに分かれば，やる気にもなり，良い方向へと向かうでしょう。


去年，エコポイントがつくからと，古いエアコンを買い代えました。新しいエアコンは，本体に，今，何ワットを使っている，今日，いくら電気代がかかったと表示されるものです。室外機におおいをかける前は，500～600ワットを使っていましたが，おおい・カバーをかけると，100～300ワットになりました。自分の行動の結果がすぐに分かって，「カバーをかけなければ」，という気になっています。


勉強でも，同じでしょう。このような記述の問題は，このフレームでこう答える，これはこう答えると，自分の中で答えが見いだせれば，自信がつきます。一つのフレーム・パターンを勉強したら，すぐに実際に自分で解いてみる。そして，その日のうちに，解けるようにする。

自分の中で，すぐに結果が出れば(記述が書けるようになれば)，やる気にもなります。


夏休み前に，フレーム・パターンを一通りマスターできれば，これはもう最強です。事実，算数で受験生平均より８点下でも，今年，私立で最難関の中学に，記述で合格しました。




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「ずーっと子供なんだから」「ずっーと大人なんだから」

「さかあがりの神様」の，一節です。

今，添削は，「さかあがりの神様」をやっています。


男の子の記述を毎日，添削しています。前後をまとめるのは，慣れないと難しそうです。


ですが，秋になると，自由に記述が書けるようになるのは，毎年のことです。


今は，登場人物の気持ちをどうやって表現するのかを，学んでいる段階です。





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兄弟仲良く

やはり，小学校６年生の生徒にとって，兄弟はバトルの対象でしかないようです。

兄弟を思いやる，兄弟に悪いと思う，という記述，カスリもしませんでした。


仕方ありません。兄弟愛・家族愛をテーマとする文庫の記述をその生徒に課しました。


しかも，僕の気持ちは？パパの気持ちは？ママの気持ちは？弟の気持ちは？と，同じ所を，立場を変えて，複数聞きます。


見方は一つではない，立場が変われば気持ちも変わる，ということを学んでほしい。


去年，このやり方で成功した生徒がいます。






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四万時間

勉強時間ではなく，今日，節電のために買ってきたＬＥＤ電球の耐用時間。消費電力は，６ワットもない。

机のスタンド用に買ってきたので，明るさは十分。一日３時間使ったとして，１月を３０日，１年を１２ヶ月と計算とすると，３７年以上もつ計算

電球は，一生ものになってしまう


さて。ＬＥＤ電球と言えば，漁業。光に集まる魚（国語の講師としては，「さかな」と「うお」の違いを聞きたいところ）の習性を利用して，サンマ棒受け・烏賊釣りなどに電球を使っていますが，なぜＬＥＤ電球を使った漁船が日本全国で１０隻にも満たないのか。

これは，普通の船の石油使用量と電球の交換個数，それに対するＬＥＤ電球を使った場合の石油使用量と電球の交換個数，それと魚の価格の関係が答えです。



ＬＥＤ電球のガラス面に触っても，熱くはありません。が，後ろに触ると，非常に熱い。改善の余地があるのでしょう。





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非日常的設定

私が，今まで読んだ中で，一番非日常的な物語文は，2007年の駒東でしょうか。


お母さんが犬なったと信じているお父さんが，犬となったお母さんを探している。そこに，ぼくと敵対する同級生3人が，あの町内で犬を見つけたと電話をし，お父さんと，バカバカしいと思っている僕は，犬を探しに行く。僕を慕う女の子も，一緒に，必死になって探してくれる。そして，その女の子は，バレンタインのチョコレートを僕に渡す。・・・女の子は，「私は自分に正直だった」と，僕を（責める）。



なかなか。書き応えがあります。駒東は，漢字以外，全問記述。



このような問題を，与えられた(非日常的)前提を基に，フレーム・パターンを使って書くことが出来れば，記述の問題は何が出ても大丈夫でしょう。







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