マヨネーズがきれたので
ちょっと隣国まで買いに行きました。
というのはまんざら大げさでもない話で。
シンガポールは島国ですが
全長1,050mの橋で
隣国 マレーシア最南端の都市
ジョホールバルとつながっています。
たった1kmちょっとの橋を越えるだけで
ぶっちゃけ、物価が全く違うので
週末ともなると、橋を越えて買い物に行く
シンガポーリアンがたくさんいるのです。
ましてや、このジョホールバルには
日本のものならほとんどあるよ、という
シンガポールにすらない
イオンショッピングセンター
がございます。
そんなわけで
シンガポーリアンのみならず
シンガポール在住の日本人にも魅力的な買い出し先。
ある旅行社では
『大型バスで行く！
ジョホールバル ジャスコ半日お買い物ツアー』
なんていう日本人向けのツアーがあるほどです
前置きが長くなりましたが
日本から持ってきた食料在庫が
徐々に底をついてきた我が家。
ハハの愛してやまないマヨネーズもなくなったのですが
日本製のはむちゃくちゃ高いし、
ローカルのはちょっと…ワタクシのお口には合わなくてよ。
この機会に、ジョホールを偵察しておくのも悪くなかろうと
思い立ったが吉日、先週末に行ってきました。
予備知識ゼロですが…まぁ大丈夫でしょうってことで。
シンガポールの中心地から国境の街Woodlandsまでは
車で30分程度です。
つくづく小さな国です。
ここから、シンガポールとマレーシアをつなぐ
コーズウェイ橋が伸びています。
橋に差し掛かるといきなり渋滞！
話には聞いていましたがここまでとは…。
そして入出国管理局が近付くにつれ、
ある看板が目立つようになりました。
それは
『ガソリンの残量が3/4以上ない場合は
500ドルの罰金』
というもの！
どうやら、マレーシアのガソリン価格は
比較にならないくらい安いので
ガソリン目的で出国する車が増えないようにするため
このような法律があるんだそうだ。
安物買いに行くのに500ドル(＝3万円以上)も取られたら
シャレにならないよ
入出国管理局まで着いて、また行列。
ようやく窓口に到達し、パスポートを渡します。
前の車はスッと通過していたのですが
私たちが日本人だったからでしょうか。
係員がブースから出てきて、一人ひとり顔を確認し始めました。
なんせ、のん太のパスポートは
生後9ヶ月の時に作ったもの。
相当顔が変わっているので、ちょっとドキドキしたのですが
難なくクリア
ところがだんなさんの所でかなりマジマジと眺められ
『…You?』
だんなさん、必死で、It's me, me!!!と
繰り返しておりました
この後、キャッシュカードを機械に差し込んで
通行料金を支払うと
ゲートが開いて出国！
しかし橋はまだ続きます。
今度はマレーシアの入国手続きがあるのです。
また渋滞の中をタラタラ…。
コーズウェイ橋に差し掛かってから既に1時間以上経過してます。
1kmも進んでいないとは
入国手続きでも一悶着。
ここでもまた通行料金を支払うのですが
マレーシア国内で流通している
Touch'n Goという、SUICA的なカードで支払うそうで。
買いに行ったものの、マレーシア通貨のレートすら知らず
またアタフタ。
まあ何とかかんとか入国手続き完了です。
看板もマレー語ですっかり異国気分。
しかし、これまでの流れで
あまりの下調べの足りなさに不安を感じだした私たち。
そして予感は的中。
道がわからん…
軽く考えすぎていたのですよ。
だってシンガポーリアンも日本人も
いっぱい行ってるって言うし。
どうせイオンのことだから
入国した瞬間に
『ようこそいらっしゃいませ』って
でっかい看板立ってるんじゃないの～。
なんてタカをくくって
地図もまともに見てこなかった私たちが悪いのですが。
カンでいろんな道を曲がってみるものの
全て、Woodlands方面。つまりシンガポール直行。
これは帰れって意味なのかもしれない…
と、暗くなりかけた瞬間に
ようやく目指す道路(と思われる)道を発見！
途中、ガソリンスタンドで道を尋ねること2回、
ようやく着きましたよ…
会いたかったぜ。
ほんと着けないかと思った…。
中に入ってしまえばもうホームグラウンドみたいなもので。
さっきまでの不安な気持ちも忘れて、ガンガン買い物してきました。
肝心のお値段は…日本製品はシンガポールより若干安い程度。
でも、生鮮品や日用品は
シンガポールの1/2～1/3程度です！
シンガポールで売っているものってほとんどがマレーシア産だから
品質も(たぶん)一緒だろうし。
調子に乗って、普段は買わないオーガニック野菜とか
日本風トマトとか買いまくっていたら
普段の買い出しと変わらない金額になっちゃいましたが
でも値札を見ないで買いまくって
ストレス発散にはなったわ～
入出国であれだけ並んで
また来たいかと言われればビミョ―ですが
帰りは一本道でした。何をあんなに迷ってたんだか…。
帰りのコーズウェイ橋もまた激混み。
橋に沿って、ぶっとい水道管が見えます。
食料品もそうですが、水もマレーシアから輸入しているシンガポール。
まさにこの管がライフラインです。
また入国手続き(一応車のトランクを開けられたりもした)をし、
長い渋滞を越えて
シンガポールに帰ってきました。
たった1日不在にしただけなのに
シンガポールの美しさが目にしみるわ…。
なかなかエキサイティングなジョホールバルでした。
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ちょっと隣国まで買いに行きました。
というのはまんざら大げさでもない話で。
シンガポールは島国ですが
全長1,050mの橋で
隣国 マレーシア最南端の都市
ジョホールバルとつながっています。
たった1kmちょっとの橋を越えるだけで
ぶっちゃけ、物価が全く違うので
週末ともなると、橋を越えて買い物に行く
シンガポーリアンがたくさんいるのです。
ましてや、このジョホールバルには
日本のものならほとんどあるよ、という
シンガポールにすらない
イオンショッピングセンターがございます。
そんなわけで
シンガポーリアンのみならず
シンガポール在住の日本人にも魅力的な買い出し先。
ある旅行社では
『大型バスで行く！
ジョホールバル ジャスコ半日お買い物ツアー』
なんていう日本人向けのツアーがあるほどです
前置きが長くなりましたが
日本から持ってきた食料在庫が
徐々に底をついてきた我が家。
ハハの愛してやまないマヨネーズもなくなったのですが
日本製のはむちゃくちゃ高いし、
ローカルのはちょっと…ワタクシのお口には合わなくてよ。
この機会に、ジョホールを偵察しておくのも悪くなかろうと
思い立ったが吉日、先週末に行ってきました。
予備知識ゼロですが…まぁ大丈夫でしょうってことで。
シンガポールの中心地から国境の街Woodlandsまでは
車で30分程度です。
つくづく小さな国です。
ここから、シンガポールとマレーシアをつなぐ
コーズウェイ橋が伸びています。
橋に差し掛かるといきなり渋滞！
話には聞いていましたがここまでとは…。
そして入出国管理局が近付くにつれ、
ある看板が目立つようになりました。
それは
『ガソリンの残量が3/4以上ない場合は
500ドルの罰金』
というもの！
どうやら、マレーシアのガソリン価格は
比較にならないくらい安いので
ガソリン目的で出国する車が増えないようにするため
このような法律があるんだそうだ。
安物買いに行くのに500ドル(＝3万円以上)も取られたら
シャレにならないよ
入出国管理局まで着いて、また行列。
ようやく窓口に到達し、パスポートを渡します。
前の車はスッと通過していたのですが
私たちが日本人だったからでしょうか。
係員がブースから出てきて、一人ひとり顔を確認し始めました。
なんせ、のん太のパスポートは
生後9ヶ月の時に作ったもの。
相当顔が変わっているので、ちょっとドキドキしたのですが
難なくクリア
ところがだんなさんの所でかなりマジマジと眺められ
『…You?』
だんなさん、必死で、It's me, me!!!と
繰り返しておりました
この後、キャッシュカードを機械に差し込んで
通行料金を支払うと
ゲートが開いて出国！
しかし橋はまだ続きます。
今度はマレーシアの入国手続きがあるのです。
また渋滞の中をタラタラ…。
コーズウェイ橋に差し掛かってから既に1時間以上経過してます。
1kmも進んでいないとは
入国手続きでも一悶着。
ここでもまた通行料金を支払うのですが
マレーシア国内で流通している
Touch'n Goという、SUICA的なカードで支払うそうで。
買いに行ったものの、マレーシア通貨のレートすら知らず
またアタフタ。
まあ何とかかんとか入国手続き完了です。
看板もマレー語ですっかり異国気分。
しかし、これまでの流れで
あまりの下調べの足りなさに不安を感じだした私たち。
そして予感は的中。
道がわからん…
軽く考えすぎていたのですよ。
だってシンガポーリアンも日本人も
いっぱい行ってるって言うし。
どうせイオンのことだから
入国した瞬間に
『ようこそいらっしゃいませ』って
でっかい看板立ってるんじゃないの～。
なんてタカをくくって
地図もまともに見てこなかった私たちが悪いのですが。
カンでいろんな道を曲がってみるものの
全て、Woodlands方面。つまりシンガポール直行。
これは帰れって意味なのかもしれない…
と、暗くなりかけた瞬間に
ようやく目指す道路(と思われる)道を発見！
途中、ガソリンスタンドで道を尋ねること2回、
ようやく着きましたよ…
会いたかったぜ。
ほんと着けないかと思った…。
中に入ってしまえばもうホームグラウンドみたいなもので。
さっきまでの不安な気持ちも忘れて、ガンガン買い物してきました。
肝心のお値段は…日本製品はシンガポールより若干安い程度。
でも、生鮮品や日用品は
シンガポールの1/2～1/3程度です！
シンガポールで売っているものってほとんどがマレーシア産だから
品質も(たぶん)一緒だろうし。
調子に乗って、普段は買わないオーガニック野菜とか
日本風トマトとか買いまくっていたら
普段の買い出しと変わらない金額になっちゃいましたが
でも値札を見ないで買いまくって
ストレス発散にはなったわ～
入出国であれだけ並んで
また来たいかと言われればビミョ―ですが
帰りは一本道でした。何をあんなに迷ってたんだか…。
帰りのコーズウェイ橋もまた激混み。
橋に沿って、ぶっとい水道管が見えます。
食料品もそうですが、水もマレーシアから輸入しているシンガポール。
まさにこの管がライフラインです。
また入国手続き(一応車のトランクを開けられたりもした)をし、
長い渋滞を越えて
シンガポールに帰ってきました。
たった1日不在にしただけなのに
シンガポールの美しさが目にしみるわ…。
なかなかエキサイティングなジョホールバルでした。
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』と唸るほど。
