ハルムの動く日記

「はるむ職品工房」子狐はるむの日記というかアニメ・特撮メインの感想及びツッコミ。休止期間を抜けてぼちぼち再開中。

「クリスタルブレイズ」1話

2008年05月29日 | 最近観た最近のアニメ
クリスタル ブレイズ 1

Happinet(SB)(D)

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時代が泣いてる度★★★ 眼鏡度★
動き度★★★(ま、フツー)
オイラ的期待度★
オススメ度★

人体が透明な鉱物へと変わってしまう事件が起こっている街。とある探偵事務所が引き受けた仕事は、荷物の受け取りのはずだったが、受け渡しでトラブルが発生、その「荷物」らしき、結晶化する女性の面倒を見るハメになってしまう。

 お母さんが見栄っ張りで・・(違う)

 探偵事務所のボスを捜して、女のところをひとつひとつ電話かけてなかなか捕まらない、という描写のトコロで「もうええわ」とか思ってしまった。
 シティーハンターあたりを目指して作ってるのかのぅ、てな感じはするが、90年代くらいだったらまぁウケたかも、みたいな雰囲気。後の方の回をチラッと見たら、作画は荒れてるし、まぁスルーの方向でいいんじゃないかな。

 探偵事務所に眼鏡っ娘は一人いる・・とか思ったら事務所から出たら外しやがんの。チクショー! ダメじゃん!!
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「我が家のお稲荷さま」1話

2008年05月29日 | 最近観た最近のアニメ
 現在、ほぼリアルタイムで見られてるのは日曜朝枠の「ゴウオンジャー」「キバ」「プリキュア555」、少し遅れて追いかけてるのが「鬼太郎」「クレしん」という状態。いや、クレしんはよっぽど気に入った回以外は保存しないので早めにチェックしとかんとイカンのですわ。
 駄菓子下賜、このままではアカンと思い、春の新作を第1話だけでもチェックし始めた次第。
チェック&リポート! ぼちぼち行きまっせぇ!(ぼちぼちかい(汗))
我が家のお稲荷さま。 限定版 【天狐盛りパック】 第壱巻

角川エンタテインメント

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「我が家のお稲荷さま」1話
キツネ度★★★★ 怪談度★★★
動き度★★(必要最小限)
オイラ的期待度★★★
オススメ度★★

「それは私のお稲荷さまだ!」(違う)

柴村仁原作、電撃文庫のライトノベルからのアニメ化。

 夢の中で名を尋ねられ、答えてしまった透。名を手にした妖に狙われていると考えた里の大婆は、封じていた天狐、空幻の封印を解かせ、その妖から透を守らせる。

 2話から街が舞台になるようで、そこからが本題かな、という気はする。名を支配すれば本人を支配できるという、魔術というか呪術というか怪談というか、そのへんちゃんと押さえてるのはいいんだが、なんかいろいろ描写がユルいように見える。
 なんか後に子狐とか出るらしいので、とりあえずオイラ的には要チェックだが、他の人にはあまりオススメできる要素が無いっス。

 天狐、空幻の声はゆかな。最初低い声で聞いた時は根谷美智子かと思った。


 と、最初にミクシィ日記に書いた時はオススメ度★1ヶにしてたのだが、2話以降も観てみると異界関係の描写がなかなかいい感じだったので、★★に変更しやした。
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「ゾンビローン」視聴終了

2008年05月20日 | 最近観た最近のアニメ
ZOMBIE-LOAN Vol.2(通常版)

(株)イーネット・フロンティア

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 眼鏡度★★★ 死にかけ度★★★★ OP歌詞難解度★★★★ 
オイラ的満足度★★★(割と楽しめた)
動き度★★(可も無く不可も無く)
オススメ度★★★(基本、女性向け)

 原作はローゼンメイデンのPEACH-PIT。製作はXEBEC M2。
 死期が近づくと首に出る黒い線を見る事ができる眼鏡っ娘、紀多みちる(桑島法子)は、首に黒々とした線を表すチカとシト、二人の男子生徒と関わるハメになる。彼らは死から救われたことによる負債を返済すべくゾンビを狩る、Zローンとの契約者だった。

 そして犯人はヤス!(小ネタ)

 女性向けだと思って録画したまま放置してたら、CS再放送をチラリと見て主人公が死にかけ眼鏡っ娘だと気付いてあわててチェック。11話しかないからすぐ視聴完了。

 死が見える「死神の目」なんてのはどっかのノート漫画みたいだが、調べてみるとコチラの方が先だったり。

 みちるが眼鏡をかけている理由が、視力をぼかして首の線を見ないため、ひいては「嫌なものを直視しないため」てなコトで、最初のエピソードの後にその性格を解消したのだが、それによって眼鏡を外すような流れにはならなかった。善哉善哉。
 
 月刊ファンタジー連載で、基本女性向けなのだが、ハナシがなかなかイイ感じだったのと、主人公の死にかけ眼鏡っ娘(死にかけは解消された・・・のカナ?)が素晴らしかったので結構楽しめました。
 動きに関しては特にナニというコトも無いので、まぁ原作読めばいいんではというトコロですが。
 ゴーレム少女のエピソードとか好き。
ストーリーはもっと大きな組織が出てきたところで切れてて・・・ナニ? DVD最終巻には未放映12話13話ですと!? 今度レンタル屋で探すとするかな。

 オープニングは難解。ジンの次くらいに聞き取れない。
未だに1つめのフレーズは何と言ってるのか判らないゼ!
 まぁ何回か聞いて、やっと「日本語であることがわかる」ジンに比べればまだまだ小物よ!!
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[訃報]親友、桃邪気Pが急逝しました

2008年04月24日 | その他イロイロ
彼の弟より連絡がありました。
昨日の夜中、玄関先で倒れてるところを家族に発見され、その時にはすでに手遅れだったとのこと。心筋梗塞でした。

 彼はここ最近ではニコニコ動画のアイマスMAD職人、桃邪気Pとしてそのスジでは有名で、泣かせ系とネタ系の業師でした。

 それよりもワタシにとっては、高校以降、特に大学時代からはずるずるべったりの親友で、ときメモにハメられたのも彼の仕業、アイマスを始めたのも彼に引きずられて。逆にD-0やレンストといったTCGに引きずり込んだりもしましたが。
 なんだかんだで、同人誌即売会に出てた時は、隣に座ってたのは彼が一番多かったような気がする。

 最後の思い出は、一緒に行ったケロロ軍曹劇場版3と、手伝ってもらったクイズマジックアカデミーのコナミ問題検定Aランク。ゲーマーである彼の助力がなければA判定はムリでした。

 空の境界第3部、梅田にいつ見に行くねん? と誘われてたのになかなか都合がつかなくてスマン。終わらないうちに観に行くから一緒に憑いて来い。
 
 まだ欠けたピースが大きすぎて、何が欠けてしまったのか見えてきてない状態です。追い追いいろんなものがあふれてくるかと思いますが。

 享年38歳。ご冥福を祈ります。

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「Yes!プリキュア5GoGo」1話「復活!プリキュア5!」

2008年02月04日 | プリキュア
Yes!プリキュア5 GoGo! キュアドール! キュアミント

バンダイ

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オススメ度★★★ 期待度★★★★ 回転度★★ 進学度:星なし 子安度★★★★ 

前作「プリキュア5」が「夢を持たなかった少女が、自分の進みたい夢をみつける」というところでテーマ的にはきっちり完結し、セーラームーン的な「敵を赦す包容力」で締めて終わった。
 作画的には波が大きいけれども、アクションにも力を入れてて、見応えは充分、結構いいシリーズでしたヨ、という総括です。最終回の作画がイマイチだったのは、新作1話のレベルを上げるためよ、ということで。

 そんなわけで新作1話。
 パルミエ王国復興のため、元の世界へと戻ったココへ手紙を書くのぞみ。だが手紙を送る手段を思い付かない。そこへ現れたのは「どこへでも運ぶメッセンジャー」と名乗るショタキャラ、シロップ(朴王路美)。
 彼はのぞみへの、フローラ(皆口裕子)からの救いを求める別世界からの手紙を渡す。そこから現れたローズパクトなるコンパクト。
 大資本をバックにレアアイテムを蒐集するエターナルの一人、子安武人も現れ、のぞみが口をすべらせたせいでローズパクトの存在を知り、それを奪おうとする。
 そこへ戻ったココとナッツ。ローズパクトの光を受けたプリキュアの蝶は携帯電話へと変化する。プリキュアの新しい力!

 携帯のボタンを押す!「5・5・5」「STAND BY」(嘘)

 とまぁそんな感じで、変身シーンが各人ビミョーにバリエーションが違ってて良いですな。顕著なのは動きが速くてカメラワークが置いてかれそうなりんちゃんと、回りすぎだぜイイぞもっとヤレ!なうらら。
 新コスチュームは立て襟が付いて、イベントコンパニオンのおねーさんみたいに。かわいい→かっこいいへとデザインラインがシフトした感じ。

 ローズパクトに代表されるように、今回のモチーフは薔薇。プリキュアが蝶なので、薔薇を目指すというトコロですな。よく見ると新コスチュームにも薔薇が付いてます。

 いやー、しかし、桜の季節なのに進級した気配がない。3年生の2人は、てっきり高等部から出動になるんかのぅ、とか予想してたのに。セーラームーンみたいに1年間春休みってワケでもなさそうだが。時間経過無視ってコトですか。

 今回のエピソードでは、シロップを質問攻めにする5人のかしましっぷりのくり返しギャグと、資料をもとに価値を確認するエターナルに対して本人の想いで価値を確認するシロップ、それを見てシロップを信頼するのぞみ、というトコロが印象的。

 今度の敵はコレクター。まぁ、コレクターなら欲しがっても仕方ないよネ。エターナルとかいうと「おざなりダンジョン」の魔術師の昇華した存在とか、アメコミのマーベルユニバースの宇宙的存在みたいなのも思い出しますが。エターナルセーラームーンとかいうのもあったな。

 そしてオープニングでチラリと姿を見せてるブンビーさん! 組織に疑問を感じて退職届を書いた後に生死不明な感じで退場し、きっと最終回でのキーキャラになるのかと思ったら全然姿を見せずに新作に登場っスか!
 いやぁ、勤め人としては、結構ブンビーさん好きなので嬉しい限り。

 嬉しいといえば、エンディングでの巨大こまちさんに激萌え!!(←大女フェチなので)
エンディングも結構バリバリ動いててイイ感じです。なんか「うる星やつら」のエンディングみたいな演出だけども。
 男キャラ3人で円陣なカットでは「ゲッターロボ!」と叫んでしまいましたが。

 さて、次回予告ではエターナルに眼鏡っ娘、というか眼鏡姉さん登場!
期待は深まるばかりでございます。

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小川一水「時砂の王」

2008年01月10日 | 読書しましたよ
時砂の王 (ハヤカワ文庫 JA オ 6-7)
小川 一水
早川書房

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 地球文明圏を襲う自動機械群。それらの侵攻から人類の存在を守るため、26世紀から過去へと人造人間の部隊が送り込まれた。過去の人類をサポートして敵と戦いつつも、過去へ過去へと転戦する彼らに勝機はあるのか。

 オススメ度★★★★  幻魔大戦度★★★  関西人必読度★★★★ 鋼鉄ジーグ度★

 AMAZONのオススメ掘ってたら、ずいぶんと下の方に埋まってましたよ、小川一水の10月の新刊。ぐはぁ、気付かなかったぜぇ、出てたの。
 とりあえず小川一水なので信用買い。

 あらすじに書いたような軸で、読んだ後も文庫一冊276ページだとは思えないスケール。初の時間SF長編と裏表紙にあるものの、同著者の「導きの星」でのタイムスケールの大きさを再び味わえた。

 第448話がメインエピソードで、「「敵」の知識と戦闘能力に秀でた異文明の戦士と、行動的な女王が出逢って戦いが始まる」という、幻魔大戦なトコロは、いや、どちらかというと歴史改変やパラレルなソレが、っていう真・幻魔大戦な感じ。でも1冊でちゃんと終わる(笑)

 ちょいと「ウルトラセブン」のアレとかあるが、ネタバレのおそれがあるのであまり詳しくは書かない。

 スパロボの精神が好きな人にはオススメ。人類に逃げ場なし!
1943年エピソードの、全世界戦力による総力戦とか好きだなぁ。

あ、鋼鉄ジーグの件は、卑弥呼とかミマソとかイキマとか、そのへんの話ですババンバン。

 
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「 Yes! プリキュア5」23&24話

2007年12月07日 | プリキュア
Yes!プリキュア5 キュアドール! 秋元こまち

バンダイ

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 シリーズオススメ度★★★ セラムン度★★★ 

 すっかりTCGづいてしまって、視聴消化が後回しになってしまってる今日この頃。
劇場版をいつ見に行けるかわからん有様(正月かのぅ?・・・それまでやってればよいのじゃが)なので、とりあえずその前に追いついておこう、というワケでプリキュア5視聴強化月間にけってぇーい!(汗)

 今回のプリキュア5は、作画の出来不出来が激しくて、同じ回でも戦闘シーンだけ良くて他がガタガタだったり、その逆だったり。なんだか我らがこまち活躍回にはいつも乱れてるような気がするのですが気のせいですかそうですか。

 構成としては、敵がオトナ社会を象徴した会社組織で、その尖兵は「給料のため」「ボーナスの査定のため」「会社でトバされないように地位を守るため」という、実にわかりやすい動機で襲ってくる連中。いや、いろいろ身につまされます。社会人としては。「逆転!イッパツマン」以来のサラリーマンドラマ。
 その、「目先の現実」が大事なオトナ、に対して、「夢を叶える未来」が大事な少女、という対立構造。まぁ実際に夢を語ってるのはうららくらいなんですが。


で、今回観たのが7月放映分の23話「大ピンチ!悪夢の招待状」と24話「新たなる5人の力!」の前後編。

 ささいなコトで口げんかが発生し、そこから信頼関係に亀裂が入る今回のエピソード。敵の策略が始まる前に、売り言葉に買い言葉でギクシャクし始めてしまうリアルに嫌な空気がいつもと違って鳥肌立ちました。
「こまちは甘いのよ。優柔不断だわ」
「口を開けばのぞみ、のぞみって。アンタ他に友達いないの?」

 そこへ、今までの成果に業を煮やしていた幹部が作戦を直接指揮し、バラバラのところを狙って精神攻撃をかける。
 そのシーンが、プリキュア変身後の自分に、変身前の自分が詰め寄るという構図のバリエーション(幼少時や、自分の創作キャラの形をとったりするが、自分自身からの語りかけというカタチ)で、実に不気味に演出されていて良い。
 しかもその語りかけの内容が、「友達のせいで自分の思うようにできないんじゃないの?」というコトで、つまり「友達つきあいを切れば自分のストレスがなくなるよ」という誘惑。

 そもそも、のぞみに引っ張り込まれる形でプリキュアをやってる他の4人は、プリキュアをやらなければならない理由など無いワケで、この誘惑に堕ちて行ってしまう。 
 のぞみだけは、自分に何の取り柄も無いために、プリキュアとしてココの望みを叶えることによって自分を確立しようという目的を持っているのだが、まぁ今回はソコに触れることなく、最後まで抵抗するも陥落してしまった。

 後編の復活篇も、ちょっと説得というかメンタル面での救済描写がヌルく、深くテーマに入りきらなかったかな、という感じはあるものの、その後の戦闘シーンでの一人、また一人とお互いをカバーしあって共闘していく流れと台詞は、なかなかジンとくるものがありました。
「どんな目にあったっていい。あたしはのぞみと一緒に居たいのよ!!」
「かれんは一人じゃない。私も、みんなもいるわ。一人になんか、絶対にさせない!!」


 このあたりの流れを見て、やはり今期シリーズはプリキュアというよりセーラームーンなのだなと実感。
 何の取り柄もないが、前向きで包容力のあるリーダーが、行動を共にし、一緒に友達つきあいをしていくことで、他の孤独な魂を持つ4人を救済しているという構図。
 こまちとりんはともかく、うららとかれんは「他に友達がいない」とまで言われる孤独の魂ですからのぅ。

 なぜプリキュアをやっているのか? というトコロを登場人物にも視聴者にも再確認できた名編でした。

 この回からしばらく、新兵器(と新技)お披露目シリーズになって、戦闘シーンも結構頑張ってます。特に25話のアラクネア戦はなかなか魅せてくれます。
 キュアドリームの新技シーンは迫力ですヨ。
旧技はどう見てもにぎりっ屁でしたからのぅ。
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「河童のクゥと夏休み」

2007年08月30日 | 映画観ましたよ
遠い海から来たCOO(クー)
景山 民夫
角川書店


↑いや別に関係ないヨ

 オススメ度★★★(観るものに悩んだらコレかな)
 水が美しい度★★★★★
 クレしん度★★★ 長身娘度★★★

 江戸時代に地割れに飲まれた河童の子は、現代の子供、康一によって掘り出され、水を得て復活した。だが住みかの沼だったところにはマンションが建てられ、帰るところは無い。しばらく康一の家にやっかいになるが、本で得た情報をもとに、康一と二人で遠野へと同族探しに行くことにした。
 その旅から帰ってきた二人。そこで雑誌記者に写真を撮られ、マスコミへと引っ張り出されてしまう・・・。

 という「猿の惑星」でした。
目覚めるとそこはニンゲン(だけ)に支配された世界で、同族の姿はすでになく・・という。
いや、違う。コールドスリープだから「猿の軍団」か。なにするものーぞぉー♪
 

 いやいや、フツーに面白かったデスよ。クレしん・オトナ帝国の原恵一カントクで、TV局絡みのキャラでクレしんキャストを出してましたな。ひろしとしんのすけ、そしてアクション仮面。
 その直後の東京タワーですよ東京タワー! あそこで上まで登らずに、途中でデビルマンエンディングポーズになったのは、やはり「オトナ帝国」との対比で、途中で力尽きてしまったという表現なのでしょうなぁ。

 康一の好きな娘、キクチさん。長身で文学少女という、ワタシもツボなキクチさん。
だが、マンションの靴イベントは、正直、ちょっとゾッとした。そうか。だから「いいの」なのか。

 妹がヒジョーにええ味出してましたな。父母兄妹のやりとりで男と女の興味の違いを出したりも。

 画面的には水の表現が凄ぇですよ。現代冒頭のカットは実写使ってんのかと思ったくらいで。

 ストーリー自体は、まぁ「こっそり飼ってるヒミツの生き物」パートとか「キクチさんの悩み」パートとか、わりとよくあるモチーフで、目新しさは無かったんだけども、それを現在の社会との絡みで描いてるのが目新しい。湧き水がペットボトルに入って売られてるとか。
 そしてソレが、現代人総携帯カメラマンという気持ちの悪いシーンにも現れる。何か起こっても、カメラマンの位置に立って取り囲むだけ取り囲んで、しかし助けの手を誰一人出そうとはしない。現代人の醜さを携帯と「キモーい」という台詞で見せたシーンは見事。キモい言うな、言うてるお前がキモいわ! みたいな。

 そしてラストは、そんな現在の社会のシステムを、あいつらもちゃっかり利用してるんだよ、てな締めで落ち着かせてくれる。締めは見事でやんした。

 遠野へも行ってみたいもんですがのぅ。以前に、あのあたり(もっと海岸寄りのトコ)を舞台に、TRPG「クトゥルフの呼び声」のシナリオを自作したこともありやす。もちろん河童の正体は、深き・・・・
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「仮面ライダー電王 劇場版」

2007年08月29日 | 仮面ライダー関連
仮面ライダー電王 ライダーヒーローシリーズDEX 仮面ライダー電王 (ウイングフォーム)

バンダイ

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まず最初に言っておく、俺の点はかーなーり、カラい!

オススメ度★★★ テレビ見てないと付いていけない度★★★★
フトモモ度★★ いつも食ってる度★★★
太秦映画村度★★★ 小ネタ度★★★★
姉度★★★★

 アオリどおり、最初からクライマックスなのは確かにそうだった。
だって前フリはテレビで済ませているんですもの。

 まぁ、今回の事件の前後絡みのトコロは実際観てなくても平気だとしても、ジークのあたりは、ちゃんと観てないとサッパリわからないんじゃないですかのぅ。

 実際のトコ、劇場版というより27.5話だったワケで。

 まぁ、繋がりそうに見えて最終的には本編と繋がらない劇場版よりは安心ですが。ケレンばっかりよりは、ねぇ。

 そんなわけで、併映の「ゲキレンジャー」を受けて、良太郎ダンサーズ(っていうのか?)の、女アンドロイドマン(キカイダー)みたいなフトモモから始まり、まだ食ってんのかよなトコロへ行ってしまう「電王」ですが、オロナミンC、小太郎ソードフォーム他、小ネタではばんばん笑かしてくれましたが、なんか全体のインパクトに欠けるきらいが。
 TVでも変身しかけてたウイングフォームはそんなにスゲェってわけでもないし、4人集まっても合体技を披露するでもなく。ま、コレは後のTVの流れがあるからなんだろうけども。

 だいたい、増援部隊は、もっと切実なピンチになった時にババァーンと現れるのが盛り上げってもんじゃないんですかい? なんかそのへんがね、はいはい並んで並んで、みたいでちょっと。

 で、今回の話で明確に語られたテーマ時間は夢を裏切らない「覚えていればその時間はそこにある」、ですが・・・だったら忘れてしまうとその時間は無かったコトになるのか? みたいなことをツッコんでしまいそうになる。
 んー、なんかうまくまとめらんないけども、「人は思い出で出来ている」っていうのが「電王」のコンセプトだと思っているのですわ。
 
 良太郎の記憶喪失とか・・・って、記憶喪失しやすい家系なのか? 
君ら姉弟ホンマに仲ええな!(妬)
 姉さんといえば、良太郎の母親の髪型に合わせてるんですね。両親の顔を忘れてしまった良太郎に、母親の雰囲気を伝えてあげようという姉さんの思いやりに、最後グッときたワタシでありました。


 あと、ゲキレンと電王のブリッジに入ってた「モモタロスのなつやすみ」。
ポケモンばっかりの「ピカチュウのなつやすみ」にならってイマジンばっかり登場。そしてモールドだけリアルな2等身がちょいと気味悪いぜ、とか思ってたら劇場の子供達は大爆笑してた。
 ああいうの、平気なんですな。意外。
そしてスーツアクターの名前が出てたので、CGボディじゃないというのがもっと意外。
(それとも顔だけ演技でのクレジットか?)
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「獣拳戦隊ゲキレンジャー劇場版」

2007年08月29日 | その他特撮
獣拳戦隊ゲキレンジャー 獣拳合体シリーズSP リンライオン&リンカメレオンセット

バンダイ

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オススメ度★★ 合体燃え度★★★★
フトモモ度★★★★★

 いきなり転送され、香港のメディア王の開催する武術大会に参加を呼びかけられるゲキレンジャー3人とメレ、そしてリオ。状況に流された形で参加し、皆一回戦に勝つが・・・

 見どころは
インリン様のフトモモ
そして
メレ様のフトモモ

 あと、呉越同舟合体! わかっちゃいたけど、結構燃えましたぜ。
展開的にも理論的にも無理は無いッ!

 だがしかし、ストーリーの方はも少しがんばって欲しかったトコロ。

武道会は一回戦で終わるし、策を練ったトコロと最初の転送がなんか噛み合ってないし。
 まぁ、尺が足りんといえばそうなんだが。

 そしてエンディングの「食ってばっかり」と、「フトモモ」が併映の「電王」に繋がるワケですな(汗)
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