アールグレイ日和

春畑 茜(短歌人+里俳句会)のつれづれ。
降っても晴れても、そこにサッカーはある。

ゾンビ・フジワラちゃんと吉田優子さんのこと

2005年03月04日 17時04分26秒 | 短歌あれこれ
題詠マラソン2005の作品の補足。


011:都
或る夜はゾンビ・フジワラちゃんを乗せ都営地下鉄走る走るよ(春畑 茜)

この歌の「ゾンビ・フジワラちゃん」は、短歌人の藤原龍一郎さんのことで、藤原さんの第一歌集『夢みる頃を過ぎても』の

・TAXIのバックシートを柩(ひつぎ)としゾンビ・フジワラちゃんが眠るよ(藤原龍一郎)

という歌をふまえて作ったものです。


*
038:横浜
背表紙の『横浜・ヨコハマ』いま生きてあらば何歳なりや優子は(春畑 茜)

この歌は、短歌人の故・吉田優子さんの追悼のために。
『横浜・ヨコハマ』は優子さんの遺歌集。2002年7月にながらみ書房より出版されました。
享年26歳。もっともっと歌いたいのだという声が聞こえてくるような歌集です。

・鈴蘭もスズランもすずらんですがやはり彼女はひらがなの花(吉田優子)



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2 コメント

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初めまして (makoこと丹羽まゆみ)
2005-03-05 22:05:18
題詠マラソンの会場で春畑さんの短歌を読んでとてもいいなと思いました。

特に「探偵」「ならずもの」「乾電池」が大スキです。



それから私も名古屋出身なのでとても懐かしくなりました。



マラソン、これからも楽しみにしています。私も負けないように頑張ります。

よろしくお願いします。
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はじめまして (はるはたあかね)
2005-03-06 14:13:22
丹羽まゆみさま、はじめまして。

ご訪問ありがとうございます(^^)

名古屋ご出身ですか。わたしは生まれは関西なんですが、名古屋に住んでちょうど4年ぐらいになります。

こちらこそよろしくお願いします。





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