アールグレイ日和

春畑 茜(短歌人+里俳句会)のつれづれ。
降っても晴れても、そこにサッカーはある。

母に会いに行く。

2006年08月29日 22時00分00秒 | 短歌あれこれ
今日はちび鯱を連れて、母が昨日から入院している病院へ行った。
名古屋駅から新幹線(こだま)で豊橋まで。
ちび鯱ははじめての新幹線乗車がうれしかったようだ。
途中蒲郡のあたりで海(三河湾)がよく見えた。


病院の面会時間は午後2時からなので、先に実家に立ち寄り父に会う。
見舞いは今週末以降でいいよと、昨日の電話では父に言われていたのだが、
どうにもこうにも母にひと目会いたい一心で来たのだと父に告げると、
今朝の面会の時に、母も私に会いたがっていたという。
以心伝心というものなのか。
それから父の車で病院へ。
病院のそばに蓮田があるのだが、もう花時は終っていて、葉ばかりだった。
数年前にはもっとたくさん蓮田があったはず・・・。
病院の周囲はあちこち調剤薬局が増えていた。それだけニーズがあるということなのだろう。


病室に行くと、母は点滴を受けながら横になっていた。
思っていたよりも体調がすぐれない様子だった。
5月に帰省した折にはあんなに元気な母だったのにと思う。
とりあえず昨日買ったパジャマ数着を渡す。
それから売店で、母からたのまれた日用品を購入。
こんなことぐらいしか今は母の力になれない自分が何だか悔しいし、かなしかった。


数十分話して、今日は帰ることに。
ちび鯱に会えたのがとてもうれしいと母が言う。
「おばあちゃん元気になってね」とちび鯱が何度も言う。

難しいこととはいえ、なんとしても母にはきっと回復して長生きしてほしいと思うのだった。



*
無事名古屋に戻り、自宅近くを歩きながら、
なんだか昨日今日のことは夢のようで、
まだどこか信じられないような、信じたくないような気持ちが私の中にあるように思えた。
夢ならばいつか覚めるのだけれど、これはやはり現実なのだろう。
悪性リンパ腫という母の病名が、私の頭の中でどうしようもない細波のように揺らぐのだった。





*
(けふの即詠/八月二十九日)

・をさなごのやうに声あげ泣きたきを西日にあをく秋草の立つ  (春畑 茜)




悪性リンパ腫

2006年08月28日 21時05分15秒 | つれづれ
実家の母は、悪性リンパ腫であることがわかりました。
今日から急遽入院し、治療を受けることになりました。

ご心配くださったみなさま、
応援してくださったみなさま、
ほんとうにありがとうございます。





母のリンパ節の腫瘍

2006年08月23日 14時29分42秒 | つれづれ
以前書いた母の病状のその後。
甲状腺に異常はなかったものの、それからも声が出にくいなどの
症状が続き、あちこちで検査を受け、
どうやらリンパ節に腫瘍の疑い(頸部か?)・・・ということらしい。
それでまた今週後半にリンパ節の腫瘍の検査を
ちょっと遠くの病院で受けることになった。
幸い父が、高齢ではあるものの比較的元気なので、
検査などに付き添ってくれていて、ありがたい。

あまり楽観的になれる話ではなくなってきたが、
それでも母の腫瘍が良性であることを祈りたい。



*
(けふの即詠/八月二十三日)

・ははそはの母の腫瘍を告げながら暗くはあらずわが父のこゑ  (春畑 茜)







メダカのこと

2006年08月22日 11時17分14秒 | 短歌あれこれ
先週から「アカヒレ(赤ひれ)」という種類のメダカを飼っている。
猛暑のせいなのか、10匹買ってきたのに、すぐに3匹が死んでしまった。
現在7匹。よくエサを食べるし元気に見えるけれど、どうなのだろうか。


うちには幼魚のころから1年間ずっと飼育していた「コッピー(<これは商標名)」という名の、
ほぼ同じような種類の1匹がいたのだが、
今月始めに何故かあっけなく死んでしまった。
ちょうど短歌人の夏季集会へ出かける前の晩のことで、
それから数日はとにかく、そのメダカとの一年間の日々の思い出が、
私の頭をかけめぐっていたのだった。

そのたった一匹の孤独なメダカのことは、歌集『きつね日和』のなかにも
一首おさめてある。


・みづくさの秋のみどりをやはらかに揺らし目高はひるがへりたり  (春畑 茜 『きつね日和』)



*
まだ「かちかち山」縦走中(状態)。9月半ばまでは続きそうな・・・。



*
現在発売中の「俳句朝日」9月号で、
櫂未知子さんが『きつね日和』のなかから作品をとり上げて、書いてくださった。(櫂さん、ありがとうございます!)
「俳句朝日」のなかの「女の五七五」という連載(文章)。
毎号読み応えがある連載なので、みなさんどうぞ読んでくださいね。




かちかち山とM38

2006年08月14日 17時55分04秒 | つれづれ
短歌人夏季集会がすぎたら、
「かちかち山」(<つまり締め切りギリギリに作品を書いている状態をさす)つづきで、

ひと~つかちかち山を越えたら、
またひと~つかちかち山があったのじゃ・・・(<「日本むかしばなし」かよっ!)



ところで、そんなかちかち山のまわりでは、
オシムJAPANや反町JAPAN(U-21)の試合や、Jリーグ・・・とサッカーの試合がてんこ盛り状態。
新生オシムJAPANの話を書きたいけれど、
かちかち山からまだ抜け出せないので、いずれまたの機会に(泣)。
・・・「かちかち山はつらいよ」(<ちょっと違っ!)




こんなかちかち山状態なのに、
地元中日ドラゴンズは快進撃を続けていて、ついにマジック40が点灯。
しかも昨日また勝っとるから、いまM38なんだがね(<名古屋弁でゆるしてちょ)。

そんなわけで(?)、今日の画像はドラゴンズの公式ファンクラブのマスコット「ガブリ」です。
長兄がちび鯱にくれたもの。実物はもうちょっとかわいい(はず)です。




*
すでにナゴヤドーム近くのチケットショップでは
中日の9月ごろの試合のチケットが高騰しつつあります。
ドーム近くのグッズショップでは、福留の背番号入りTシャツがよく売れているようです(買おうと思って行ったら青も白も品切れ中でした)。
ここで売っている「ドアラの耳(ピンク)つきのカチューシャ」(<ほんとうの商品名はわかりません)なんて、
ちび鯱(<ちなみに男子)がかぶってもかわいい♪スグレモノです。
名古屋のお土産にぜひおひとつ・・・(笑)。


・・・かちかち山連峰の縦走コースを外れそうなので、本日はここまで。