名古屋はここ数日間すさまじい猛暑と熱帯夜だった。
ところが今日は日中曇りがちで湿度も65%ぐらい。
気温も上がらず、クーラーも扇風機も必要ない、すごしやすい日となった。
明日から8月。
やりたいと思うことはあれこれあるのだが、どうにも体がついてこない。
なるべくできる時に少しでも書き残しておかなければ・・・と思ったりする。
*
短歌人「8月号」は20代・30代作品特集。
33名ひとり8首ずつ、個性と魅力あふれる作品が掲載されている。
出詠者全員ではないけれど印象に残った作品を紹介したい。
・隕石にぶつかるほどの確率のはずの事件が毎朝届く (天野 慶)
・茶碗持つ手のふるへ出し君の顔へ琥珀の粒を投げつけてしまふ (安斎未紀)
・チッチキチー、チッチキチーとわれは鳴く九月の皇子/皇女のために (伊波虎英)
・一枚のガラス隔てて目が合えば青い時間が流れはじめる (魚住めぐむ)
・いつか必ず来るべき吾子の恋の日を思ひ手遊びを見守りにけり (宇田川寛之)
・荷物とはこのようなもの。今日明日食うものばかり袋に提げて (生沼義朗)
・火曜日は児童の安全まもるためわが子ほったらかし旗をもつ (大橋麻衣子)
・さざなみにさざなみまじるその上を渡されてある見るための橋 (斉藤斎藤)
・病棟のあちらこちらに折り紙のアンパンマンらが笑ひてをりたり (さつき明紫)
・誰も見てはかえらぬような波を描くからにはずぶぬれになってこい (佐藤りえ)
・大空に張られし蜘蛛の巣のごとき観覧車見ゆ 初夏の港に (柴田朋子)
・はつ夏の開襟シャツののどぼとけあまたの父と乗る電車なり (高澤志帆)
・病院のベンチに座れば星月夜 巨人の星も君もいるのか (竹田正史)
・しろくまちゃんがほっとけーきをやいています おかあさんはげーむをしています (津和歌子)
・縁欠けの茶碗・柄のない薬缶・われ 厨の隅にうずくまりおり (鶴田伊津)
・敵のゆび喰ひちぎりけりる義元のぬばたまの歯よ五月闇濃し (洞口千恵)
・散り残る最後の花のさびしさやTOYOTAセリカもついに消えたり (松木秀)
・こをろこをろ濃き珈琲をかきまはしわたしは美しき島を生む (松野欣幸)
※「チッチキチー」がよくわからない方はどうぞこちらをご覧ください。
*
今週末は短歌人夏季集会。
このところやや不安な体調なので、ひとりでの遠距離移動は心配ではあるけれど、
今年もどうぞ無事みなさまにお目にかかれますように。
(^人^)
*
本日ナゴヤドームでは、午後より高校野球愛知大会決勝が行われていた。
愛工大名電(名古屋市千種区)vs愛三大三河(岡崎市)
・・・漢字5字同士の対戦。
この決勝戦の入場客、2万6千人ぐらいではないか、と中継で伝えていた。
本日の入場料は一般600円。中高生200円(団体100円)、小学生以下無料。
果たして一日の売り上げはいくらだったのだろう(うーん)。
*
画像はただ今話題沸騰中の『オシムの言葉』(木村元彦著・集英社インターナショナル刊・2005年12月)。
帯(裏表紙側)には〈村上龍激賞〉とある(おおっ!)。
また、第16回ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。
第52回青少年読書感想文全国コンクール課題図書(高等学校の部)なのだそうだ。
まだぱらぱらと気が向いたところを読んでいる段階だけれど、この本のなかに、
あのジェフ千葉の通訳・間瀬さんについて書かれているところがあった。
これがまた興味深い話で・・・(以下自粛)。
興味のある方は、現在書店で売られていますので、ぜひお読みください。
ところが今日は日中曇りがちで湿度も65%ぐらい。
気温も上がらず、クーラーも扇風機も必要ない、すごしやすい日となった。
明日から8月。
やりたいと思うことはあれこれあるのだが、どうにも体がついてこない。
なるべくできる時に少しでも書き残しておかなければ・・・と思ったりする。
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短歌人「8月号」は20代・30代作品特集。
33名ひとり8首ずつ、個性と魅力あふれる作品が掲載されている。
出詠者全員ではないけれど印象に残った作品を紹介したい。
・隕石にぶつかるほどの確率のはずの事件が毎朝届く (天野 慶)
・茶碗持つ手のふるへ出し君の顔へ琥珀の粒を投げつけてしまふ (安斎未紀)
・チッチキチー、チッチキチーとわれは鳴く九月の皇子/皇女のために (伊波虎英)
・一枚のガラス隔てて目が合えば青い時間が流れはじめる (魚住めぐむ)
・いつか必ず来るべき吾子の恋の日を思ひ手遊びを見守りにけり (宇田川寛之)
・荷物とはこのようなもの。今日明日食うものばかり袋に提げて (生沼義朗)
・火曜日は児童の安全まもるためわが子ほったらかし旗をもつ (大橋麻衣子)
・さざなみにさざなみまじるその上を渡されてある見るための橋 (斉藤斎藤)
・病棟のあちらこちらに折り紙のアンパンマンらが笑ひてをりたり (さつき明紫)
・誰も見てはかえらぬような波を描くからにはずぶぬれになってこい (佐藤りえ)
・大空に張られし蜘蛛の巣のごとき観覧車見ゆ 初夏の港に (柴田朋子)
・はつ夏の開襟シャツののどぼとけあまたの父と乗る電車なり (高澤志帆)
・病院のベンチに座れば星月夜 巨人の星も君もいるのか (竹田正史)
・しろくまちゃんがほっとけーきをやいています おかあさんはげーむをしています (津和歌子)
・縁欠けの茶碗・柄のない薬缶・われ 厨の隅にうずくまりおり (鶴田伊津)
・敵のゆび喰ひちぎりけりる義元のぬばたまの歯よ五月闇濃し (洞口千恵)
・散り残る最後の花のさびしさやTOYOTAセリカもついに消えたり (松木秀)
・こをろこをろ濃き珈琲をかきまはしわたしは美しき島を生む (松野欣幸)
※「チッチキチー」がよくわからない方はどうぞこちらをご覧ください。
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今週末は短歌人夏季集会。
このところやや不安な体調なので、ひとりでの遠距離移動は心配ではあるけれど、
今年もどうぞ無事みなさまにお目にかかれますように。
(^人^)
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本日ナゴヤドームでは、午後より高校野球愛知大会決勝が行われていた。
愛工大名電(名古屋市千種区)vs愛三大三河(岡崎市)
・・・漢字5字同士の対戦。
この決勝戦の入場客、2万6千人ぐらいではないか、と中継で伝えていた。
本日の入場料は一般600円。中高生200円(団体100円)、小学生以下無料。
果たして一日の売り上げはいくらだったのだろう(うーん)。
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画像はただ今話題沸騰中の『オシムの言葉』(木村元彦著・集英社インターナショナル刊・2005年12月)。
帯(裏表紙側)には〈村上龍激賞〉とある(おおっ!)。
また、第16回ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞。
第52回青少年読書感想文全国コンクール課題図書(高等学校の部)なのだそうだ。
まだぱらぱらと気が向いたところを読んでいる段階だけれど、この本のなかに、
あのジェフ千葉の通訳・間瀬さんについて書かれているところがあった。
これがまた興味深い話で・・・(以下自粛)。
興味のある方は、現在書店で売られていますので、ぜひお読みください。