ジュビロの新ユニフォームの衝撃から、はや一週間。
あれほど違和感を感じていたスポンサー名のロゴ(漢字四文字)も
ピークを過ぎてしまえば、徐々に見慣れてしまい、
「ま、しゃーないやんなあ(スポンサー名だし)・・・」と思ってしまう自分が、
このごろとても怖い。
ニュースを見れば、ライブドアとホリエモンと株価の話がほとんどで、
その影でひっそりとイラクへ派遣された陸自の部隊のこととか、
相変わらず「誰がちゃんと責任をとるのか」よくわからない耐震強度偽装問題とか、
それぞれに多額の税金が使われていることについて、思ったりする。
すでに「格差社会」という言葉がひんぱんに登場するようになり、
昨夜の「人物ライブ・スタメン」(フジTV)では「下流くん」という言葉も。
「下流くん」の定義は「年収が年齢×10以下」という。
中にはいじめ→引き篭もりの年月を経て、出版社でバイトをし、つつましく暮らしている若者もいた。
「下流くん」という言葉は、江戸時代の下級武士みたいなイメージとも少し違うが、
「下流くん」がいるということは、「上流くん」もいるのだろう。
このように国民が上と下に極端に分離してしまう構造は果たしてどうなのだろうか、と思ったりする。
上と下を支える中間の部分が(あえてサッカーで言えば中盤だろうか)希薄になることに、なにかしら危ういものを感じる。
ともあれ私は、自分自身がこのような世の中にだんだん慣れてしまうことが一番怖ろしい、と思う。
当初かなり違和感を抱いていた「萌え~」という言葉にも、このごろは耳が(目が)慣れてきてしまっている。
私はこれでいいのか、考えてしまう。
喉の炎症がひどく、ここ数日声が枯れて出ない。
この一月は体調がよくならないままだった。
*
(けふの即詠)
・地のうへに眠るコアラの名の〈アオイ〉一月三十日記事に覚えぬ
・樹に眠るはずのコアラが地に眠る そは改革か異変か知らず (春畑 茜)
(本日のネタ元は1月30日中日新聞朝刊27面掲載、東山動物園のコアラの記事)
あれほど違和感を感じていたスポンサー名のロゴ(漢字四文字)も
ピークを過ぎてしまえば、徐々に見慣れてしまい、
「ま、しゃーないやんなあ(スポンサー名だし)・・・」と思ってしまう自分が、
このごろとても怖い。
ニュースを見れば、ライブドアとホリエモンと株価の話がほとんどで、
その影でひっそりとイラクへ派遣された陸自の部隊のこととか、
相変わらず「誰がちゃんと責任をとるのか」よくわからない耐震強度偽装問題とか、
それぞれに多額の税金が使われていることについて、思ったりする。
すでに「格差社会」という言葉がひんぱんに登場するようになり、
昨夜の「人物ライブ・スタメン」(フジTV)では「下流くん」という言葉も。
「下流くん」の定義は「年収が年齢×10以下」という。
中にはいじめ→引き篭もりの年月を経て、出版社でバイトをし、つつましく暮らしている若者もいた。
「下流くん」という言葉は、江戸時代の下級武士みたいなイメージとも少し違うが、
「下流くん」がいるということは、「上流くん」もいるのだろう。
このように国民が上と下に極端に分離してしまう構造は果たしてどうなのだろうか、と思ったりする。
上と下を支える中間の部分が(あえてサッカーで言えば中盤だろうか)希薄になることに、なにかしら危ういものを感じる。
ともあれ私は、自分自身がこのような世の中にだんだん慣れてしまうことが一番怖ろしい、と思う。
当初かなり違和感を抱いていた「萌え~」という言葉にも、このごろは耳が(目が)慣れてきてしまっている。
私はこれでいいのか、考えてしまう。
喉の炎症がひどく、ここ数日声が枯れて出ない。
この一月は体調がよくならないままだった。
*
(けふの即詠)
・地のうへに眠るコアラの名の〈アオイ〉一月三十日記事に覚えぬ
・樹に眠るはずのコアラが地に眠る そは改革か異変か知らず (春畑 茜)
(本日のネタ元は1月30日中日新聞朝刊27面掲載、東山動物園のコアラの記事)