アールグレイ日和

春畑 茜(短歌人+里俳句会)のつれづれ。
降っても晴れても、そこにサッカーはある。

骨折のこと聞いてゐる葛湯かな

2011年11月25日 00時14分33秒 | 俳句
↑ジュビロの山田大記選手が22日に疲労骨折の手術。
回復を祈ります。



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久々の日記となりました(ぺこり)。



この一年、知人や恩師の訃報、
友人の大病等に、こころが沈んでしまう日が多くありました。

さまざまな状況から、今までのように「書く」ということができなくなり、
医師のすすめもあって、しばらく歌や句を作ることを休んで、
運動療法のジョギングを日課のように続けています。
心身の調子によって、走るのがおっくうな日もあるのですが、
走り始めると、鬱屈した何かが自分から剥がれ落ちてゆくような
不思議な感覚になります。

走って得られるもの。
走って消え去るもの。
走って失う時間。


ふたたび「書く」ことができるようになるのか、
今はまだわかりません。
焦らないように、と言われています。
病気の回復と共に再発を防止するためにも
体を動かすことが効果的と聞きました。



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(けふの即詠/十一月二十五日)

・蓮根を牛蒡を鶏を噛みながら何時かと思ふ最後といふは (春畑 茜)




理科社会国語体育栗きんとん

2010年10月22日 13時26分18秒 | 俳句
スポーツの秋、とは言え「サッカー」は冬の季語。
菓子杯決勝@国立は11月3日(<いいお産の日?だそうな)なので、まだ秋。
ちなみに立冬は11月7日。
というわけで、
11月7日=季語・サッカー解禁の日(<ちょっと違っ!)が
待ち遠しい今日このごろ、みなさま、お元気ですか。




明日10月23日は霜降。
14時~ジュビロvsレッズ(於:エコパ)はサックスブルーと真紅、
19時~グランパスvsヴィッセル(於:豊スタ)は赤とクリムゾンで、ほぼ赤系。
およそ霜降の語感というか、
色彩感覚からは遠いように思われますが、
なんといいますか、
霜降から「麗しの霜降り神戸牛」へ思いは及び・・・(以下略)。



(やっぱ食欲の秋って!)


で、前節「越後亀田製菓軍」(<強かったのー)に敗れちまった
名古屋グランパス@首位がここで踏ん張れるかどうか・・・。
明日の神戸戦はすんごく大事な試合かと。
しっかし、今夜のCSで、もしオレ竜が勝っちゃったら(<未然形よ)
明日の名古屋はたぶんまたセールで賑わうわけで・・・。
となると、
スカパーのJリーグ中継ハシゴ♪をとるべきか、
それともセールで麗しの霜降り牛肉をGETするべきか、
はるはたの悩みは尽きないのでございました。




それにしても明日の@エコパの試合は
どちらのチームにも応援している選手たちがいっぱい。
それにフィンケ監督の通訳さんも、これまた見逃せません。





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(けふの即詠/十月二十二日)

・霜降りの肉ぢうぢうと焼きながら観むかこの夜の攻守の果てを (春畑 茜)





      (↑願望100%充填)

「里」9月号、ほか

2006年09月18日 11時52分50秒 | 俳句
昨日、「里」(俳句同人誌)9月号が届いた。
上田信治さんの連載「成分表」の内容が興味深く、それからずっと気になっている。

昨日の毎日新聞・短歌時評(藤原龍一郎さん執筆)も読む。
「ヘボ筋にはまっている」という言葉が印象的だった。


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昨夜は川崎フロンターレvsジュビロ磐田をテレビで生観戦。
テレビの前で叫んだり拍手したり。
とにもかくにも雨中での接戦を制した。
まもなく39歳になるという中山隊長(ゴン)のゴールに
家中が泣いた・・・と、日記には書いておく。



夜中に放送されていたU-17日本代表vs北朝鮮代表の試合(アジアの決勝戦)をさきほど録画で見る。
マリノスの水沼監督の長男が活躍していた。
ほかにも綺羅星のような才能ある選手数人。
こういう若い選手がどんどん育っていくのを見るのも楽しいものだ。




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・これからと思ふ双手に秋のみづ  (春畑 茜)「里」9月号


「里」2月号の締め切り日

2006年01月20日 11時43分42秒 | 俳句
今日は俳句同人誌「里」2月号の締め切り日。
昨日はっと思い出して、それから考えて、まだ3句。
箱根駅伝でいうところの、まだ平塚あたりですかね。
いまだ往路も終っていないという・・・(泣)。

とりあえず7句出せば、足りるのですが、
どうしてもサッカーネタで作ろうとするこの根性が間違っているんでしょうか。

今日の名古屋は夕方ごろから「雪」の予報が。
また「サッカー+雪だるま」ネタを使ってしまいそうな自分がなさけなかとです。



・雪だるまけふ無失点無反則  (春畑 茜/「里」1月号)




(座布団は思う存分投げてやってください)・・・m(_ _)m

ハンドクリームの日

2005年11月10日 16時33分05秒 | 俳句
本日の記念日俳句は「ハンドクリームの日」。

天地人はつぎの三句。

【天】
ハンドクリームの日静かな三十三間堂  百花

【地】
味噌醤油幾樽ハンドクリームの日  媚庵

【人】
ハンドクリームの日清潔なピリオドを  中村安伸


それぞれに異なる味の三句。
今日で記念日俳句の私の選は終り。あっという間の5日間だった。
投稿してくださったみなさんにお礼申し上げます。


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幼い頃からよく奈良や京都の仏像に会いに行った。
仏像は仏教徒の祈りの対象であるけれど、また、仏師の渾身の作品でもある。
一体一体に仏師の祈りがこめられているのだとも思う。
仏師はこの世から消えても、仏像は今なおこの世にのこる。
彩色が褪せても、なお今にのこるかたち。
歳月や時代を超えてのこるものの本質を、次の世代にきちんと伝えてゆきたいと思う。


ものを見る。その本質が見えてくるまで見続ける、それは時に根気が要る。
一瞬の閃きも勢いも大切だが、長年の蓄積もまた大切だと思う。


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と、いうわけで今日もつつがなく真面目に日記を終える。

(熱でもあるんちゃう?)

・・・ざ、座布団投げてやるっ!(ぶんっ!)

(場内たいへん混乱してまいりました。みなさまお気をつけてお帰りください)