アールグレイ日和

春畑 茜(短歌人+里俳句会)のつれづれ。
降っても晴れても、そこにサッカーはある。

特別選者(11月6日~10日)

2005年09月30日 14時18分39秒 | 俳句
みなさん、こんにちは(こんばんは)。

腰痛も日々一層の痛みを増して、今日も寝込んでいるわけですが、
寝込んでいるばかりではもう退屈で退屈で
2002年のジュビロ磐田黄金期のさまざまを思い出しては
感傷にひたっている今日このごろでございます(<古いよ!)。


えと、今季は2005年ですかね。
ガンバちゃんでも赤鹿くんでも浦和くんでも・・・
ま、今季優勝したら来年はアジアチャンピオンズリーグでがんがん汗を流して働いて来てください(笑)。


*
11月6日~10日の5日間、「記念日俳句」の特別選者をさせていただくことになりました(ぺこり)。
この期間、残念ながら「(はるはたのための)ジュビロの日」という記念日はありませんが、
みなさまのジュビロ磐田への熱いエール・・・ではなくて、
阿部勇樹のFKばりのすばらしい作品・・・をしみじみお待ち申し上げております。もちろん名波浩ばりでも大歓迎♪でございます(ぺこり)。

記念日俳句常連のみなさまをはじめ、ちょっとお休み組のみなさまも、
阪神優勝の感動をかみしめていらっしゃるみなさまも、
これから記念日俳句にデビューのみなさまも、
どうぞよろしくお願いします(ぺこり)。


(はるはたが選者の記念日です↓ 締め切りは10月20日木曜日)

11.6:お見合い記念日

11.7:鍋の日

11.8:八ヶ岳の日

11.9:換気の日

11.10:ハンドクリームの日


詳しくは記念日俳句のページにて。


*
はるはた選の翌日には「サッカーの日」(11月11日)という記念日があります。
えーと、その日にはるはたが選者にならなかったのは、

①サッカーのことを熱く語りすぎて選評が長くなるから

②サッカー以外のことは見えなくなってしまうから

③「中山隊長ゴンゴール♪」へ無理やりオチを持っていきそうだから


さて、正解はどれでしょう?

・・・・・。



(本日の日記は終了しました。座布団は投げずにどうぞお持ち帰りください)




恋のうた

2005年09月27日 11時24分27秒 | 短歌あれこれ
鈴木貴彰さん(「心の花」所属)のブログ「壺中転々」で開催されていたイベント歌会「A boy meets a girl.A girl meets a boy.」に参加。
恋の歌なんて作れるのかと当初は心配だったものの、ふと気がつけば合計10首投稿していた。
歌会という場所があって、主催者やほかの参加者のみなさんのパワーをわけていただいたことに感謝。


以下、自分の投稿した歌だけを抄出して転載↓

*

20   つきかげにあなたの頬は照り翳りそれより長くわすれ得ざりき


62   まぼろしのやうにも思ふ海までの道にゆれゐし白きコスモス


65   ゆふぐれの風のゆくへに誰を待つひとりか潮の香の道に見ゆ 


70   硝子戸を月のひかりは降りゆくあなたのなかの秋を濡らして 


111   あの夏の虹のむかうへ馳せたしとおまへのこゑにひらく夏空 


126   夜の海は月のひかりを揺らしをり逢はぬ逢へぬと想ふこころに 


162   夜にうかぶ繭のひかりはほの白くあるいはこころひとつを包む 


186   未来とふ言葉のひかり朝の陽のやはらかに差す路上に思ふ 


198   抜け殻となりたるきみをいま一度この腕に抱くこはれぬやうに 


200   秋の日をふたりの影はとほざかり陽に彼岸花あかきが揺るる 

                     
                               (春畑 茜)




*
ありがとうございました。



眺める

2005年09月25日 11時12分35秒 | 短歌あれこれ
毎日歌を見つめていると、歌が書けなくなるときがあります。
そう気がついたときは、
ちょっと距離を離してみるのもいいかもしれません。
違うジャンルのものを見たり聞いたり。
戸外を散歩するなり。
(あるいはサッカーをテレビで見るとか・・・笑)<ちょっと違っ!


私は腰椎の病気で、外出もままならない時、
新聞の折り込み広告の旅行会社のチラシをぼーっと眺めるのがすきです。
国内バス旅行も、海外旅行も、
(この体では)行けるとは思えない遠さが
何ともたのしかったりします。
気に入った場所があれば、それから書棚の地図を引っ張り出してきて、ひらいてみます。
町があって、川があって、橋があって、
それぞれにひとつひとつ名前のあるところが
たのしかったりします。

今年は夏に短歌人の全国大会で長野へ行きました。
痛み止めを打っての参加でしたが、何年かぶりに乗った特急「しなの」から見えた景色は
いまもこころの奥にあります。
そういうものが歌になって、また何年か後には違う歌になって、
ほんのひととき眺めたものが、のちのちいくつもの歌になって、ふたたび私のなかにひろがってゆく・・・。
そういうのもたのしいなあと思ったりします。



・最終の「しなの」の窓によぎる時まつりの町に花火はひらく
                     (春畑 茜)




選択

2005年09月24日 11時17分01秒 | サッカー関連
昨日は金曜日なのに、寝不足の頭で「今日は土曜日だ」とばかり思い込んでいて、
朝から「今日はJリーグ♪ 柏に負けるな、ジュビロ~!」と
ムダな気合を入れていたはるはたでありました・・・_| ̄|○

それからの一日の長かったこと・・・。

・・・・・。


で、今日は15時30分より「ジュビロ磐田vs柏レイソル」、19時より「名古屋グランパスvsセレッソ大阪」がスカパーで生中継されます。

BSでは15時より「サポが燃える!・浦和レッズvs横浜Fマリノス」、19時より「首位決戦!・ガンバ大阪vs鹿島アントラーズ」が生中継されます。

ふつうのサッカーフリークな家庭であれば、こんな時はBSを選択と思われますが、はるはた家のような、今どき「ドゥンガ魂を思い出せ!」とか、「ベンゲルの名古屋時代をなつかしむ」などの話題が食卓を飾る家庭では、迷わずスカパーを選択、なのであります。
しかし、ま、ジュビヲタなわたくしとしましては、ネル様去りしあとのグランパスよりも、首位決戦のほうが気になるわけで(笑)。とりあえず録画してあとで見ようかと思ってしまう自分のヤマシイこころがちょっと・・・ま、秋なわけです。


しかし何ですね、老眼がはじまってしまい、選手の背番号がよくわからない昨今では、
名波(ジュビロ)のように遠くから見てもプレースタイルでわかる選手というのは
やはりいいものです。
絶対に左で持ちたがるとか・・・そういうのもありますが(笑)。


・・・落ちが見つからないので本日の日記はここでおわりにいたしますm(_ _)m




佐藤佐太郎『短歌を作るこころ』より①

2005年09月20日 19時05分05秒 | 短歌あれこれ
佐藤佐太郎の『短歌を作るこころ』(角川選書)より↓ (<自戒のためにメモ)



「物を見るには、固定した観念にとらわれず、先入観を持たずに、ありのままを見ることが大切である。自分だけの眼で見るということが作歌の出発点であり、同時に到達点である。しかし、自分だけの眼で見るということはやさしいようで、実はなかなか難しい。常に注意して、ありのままに、直接に見るということを追究してゆくのが作歌の道である。」(「自分の眼で見る」)



「すぐれた作品を読むことによって、物の見方を悟ることが出来る。また短歌の調子というものを悟ることが出来る。調子は理窟でどうこういってもわかるものではない。何度も読むことによって胸で感じとることが出来るであろう。そういう努力によって、つまり、作歌と平行してすぐれたものを読み、読んで得たものを作歌に実行するという努力を積み重ねて、物の状態を確実にいい当てた歌、輝きと響きとに満ちた歌が出来るようになるのである」(「修練」)



*

この本を買ったのは、もう十年ぐらい前のこと。当時ざっと読んでいたのだが、今読み返してみると、また新たに見えてくるものがある。