アールグレイ日和

春畑 茜(短歌人+里俳句会)のつれづれ。
降っても晴れても、そこにサッカーはある。

「短歌現代」10月号のこと、ほか

2006年09月26日 18時23分33秒 | 短歌あれこれ
名古屋は午後から雨が降っている。
今日からナゴヤドームで中日vs横浜3連戦。
わが家は「♪ドアを開けると~ドームが見える~♪」(<それなりの距離はあるが)なので、気になって仕方がない。
ドームだからナイターの照明塔のような、そういった懐かしい風景は見えないわけだが・・・。



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「短歌現代」10月号の特集、「歌壇時評について」がとても充実している。
中でも島田修三さんの「ダメ、いい、変」という文章、いたく共感し、また反省しながら読んだ。
「短歌時評合戦」というのもあって、短歌人の内山晶太さんや未来の大辻隆弘さんの文章など、読んで深く考えさせられるものが多い。
これで定価500円というのは、名古屋風に言うなら「とてもお値打ち」である。



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昨日(25日)から徳山ダムの試験湛水がはじまった(まだ本格的稼動ではない)。
満水まで1年半ぐらいかかるそうだ。
今日の雨でどれほどの地が沈んでいっただろうか。
来春ぐらいには一度現地を見に行きたいと思う。




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(けふの即詠/九月二十六日)

・秋彼岸明けて扉に届きたる朝刊に〈試験湛水〉の見ゆ (春畑 茜)






(画像は「写真KAN公式サイト」さんよりお借りしました)



「短歌研究」10月号のことなど

2006年09月25日 20時00分56秒 | 短歌あれこれ
今日は「短歌研究」10月号(定期購読中)が届く。
作品連載は玉井清弘さん「天蚕」、日高堯子さん「芙蓉と葛と」、穂村弘さん「輪ゴム全滅」。
読後の印象を少々分類するならば、

☆共感し、共鳴する歌

・糊つよくききたる衣を着たる身の夏至の朝の茅を押し分く (玉井清弘)
  ↑音読すると「のりつよくききたるきぬをきたるみのげしのあしたのかやをおしわく」となる。

・ぐんぐんとのぼる夏雲 あのあたり帝釈天は象の背に乗る (日高堯子)

・食パンをふたつに折ればいろいろなものが垂れたり昭和の朝は (穂村弘)



☆思わず共感してしまう歌

・棹秤ぴんとはねいし昭和あり白き卵を皿にかさねて (玉井清弘)

・吾妻端すぎて濃くなる人の香や 曳舟 青戸 昼の柴又 (日高堯子)

・勝ったこと知っていて観るサッカーの国際試合はとても安心 (穂村弘)




・・・「サッカーは生(リアルタイム)でなくちゃ!」・・・ではありますが。


録画編集済のサッカーの試合のような感じではありますが、
10月号「作品季評」の小池光さんvs奥村晃作さんにもご注目ください(+なみの亜子さんもいます)。
詳しくはぜひ本を手にとってご確認ください。



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このところ中日ドラゴンズが冴えない。阪神はずっと連勝中。勢いに差を感じる。
地元名古屋市内某スーパーには「ドラゴンズ優勝決定日予想クイズ(<懸賞らしい)」の応募箱がずっと置いてあるのだが、ここに来て「ほんまに優勝できるんかいな?」という気がしてくる。直接対決もまだたしか3試合残っているが、すべて甲子園である。

・・・・・。


(ドラゴンズ、がんばれっ!)



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(けふの即詠/九月二十五日)

・「燃えよドラ・・・」こゑかけながら磨き上ぐ秋の雲ゆく硝子一枚 (春畑 茜)


      ※「燃えよドラゴンズ」は中日ドラゴンズの応援歌。


勝ったってちょー

2006年09月20日 19時16分19秒 | つれづれ
ミクシィの日記にも載せましたが、画像はドアラのハンドパペットです。
画像をクリックすると文字(タイトルと同じ名古屋弁)が読めると思います。
今日はマジック減るんでしょうか(現在14)。
ちょっと心配。




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今夜はナビスコ杯の準決勝第2戦があります。
ジェフ千葉vs川崎フロンターレ戦は、19時よりスカパー(フジテレビ739)で生中継。
ジュビロはとうに敗退してしまったので、今後はリーグ戦残り数試合をがんばって、天皇杯へ望みをつなぐのみ・・・。

・・・秋、ですかね。






(けふの即詠/九月二十日)

・秋の夜のラジオを出づるこゑに聴くいまドラゴンズ負けてゐること (春畑 茜)