アールグレイ日和

春畑 茜(短歌人+里俳句会)のつれづれ。
降っても晴れても、そこにサッカーはある。

2010年W杯南アフリカ大会に向けて

2007年11月26日 14時27分56秒 | サッカー関連
(「けふの即詠」は日記の最後にあります↓)

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サッカー「2010年W杯南アフリカ大会」のアジア3次予選の組み合わせが決まった。
日本は第2組に入り、対戦相手はバーレーン、オマーン、タイという顔ぶれ。楽観はできそうにない。
この3次予選の初戦は、来年2月6日(水曜日)。
あと2ヶ月と少しである。


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先週水曜の夜に、反町JAPANが来年の北京五輪出場を決めた。
スコア0-0の引き分けという苦しい試合だったが、あの世代の選手達にとって五輪出場はよい経験になるだろう。
今年7月にカナダで戦った吉田JAPAN(当時U-20代表)の選手達の何名かが反町JAPANに加わるようになって、停滞気味だったチームが明るさを帯びたように思われた。
何はともあれ、反町JAPANをこれからも応援したい。




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今週末にJ1とJ2の最終節がある。
J1(16位)vsJ2(3位)の入れ替え戦は、12月5日(水)と8日(土)にホーム&アウェーで開催される予定。


ところで、前節の名古屋グランパスvs横浜FC戦(於:瑞穂)には、来季から名古屋の指揮をとるピクシーことストイコビッチ氏が観戦していた。試合結果は0-0のドロー。「ピクシーが来日して観戦している試合」で今まで名古屋が勝ったのは、果たして何試合あっただろうか。
ピクシーが見に来ると、いつもドローか負けだったような・・・(悩)。


さて、その前節では大分トリニータvsジュビロ磐田(於:九州石油ドーム)という、何とも私にとって微妙な心境の一戦があった。この試合に大分が勝てば、あの梅崎司のいる大分トリニータのJ1残留が決まるというものだった。そして1-0でホームの大分が勝利し、J1残留を決めた。ジュビロサポとしては敗戦によって順位がずいっと下がったことは大変悔しく、しかし、一サッカーファンとしては、シャムスカ監督の率いる大分トリニータが来季もJ1に残ってくれたことがちょっとうれしかったのだった。



(ゆるせ、ジュビロ!、この件はスルーしてくれっ!)


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J1もJ2も優勝チームは最終節の試合結果次第で決まることになった。
俄然浦和レッズかガンバ大阪が有利と思われた今季だったが、
ガンバの優勝の可能性はなくなり、鹿島の「ミツヲくんと仲間たち」が急浮上。
浦和レッズか、それとも鹿島か、まったく想像できない展開となった。
J1の最終節は12月1日(土)14:30キックオフ。



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(けふの即詠/十一月二十六日)

・誰よりもつねにつよくと競り来しか秋田豊が芝の上(へ)を去る (春畑 茜)


   
     ※元日本代表DF秋田豊選手(鹿島~名古屋~京都)現役引退。


反町JAPAN、今夜サウジと決戦。

2007年11月21日 14時01分36秒 | サッカー関連
いよいよ来ました。11月21日。
今夜、反町JAPANvsサウジアラビア(於:国立)。
この試合で勝ったほうが北京五輪出場となります。
サッカーファンのみなさんも、そうではないみなさんも、
どうぞ応援よろしくお願いしますっ!

☆生中継は、NHKBS1、もしくはテレビ朝日系列で、19時よりあります。




・・・ちゅーわけで、私はるはた、19時の中継開始まで、落ち着かない身ではありますが、ここは一気にに「短歌人」2月号用の詠草を清書して、あとはサッカーに熱中・・・という予定であります。
いくぜ、反町JAPANっ!!!(<昼間から沸騰中)。



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さて、明日はちび鯱の6歳の誕生日。ということは、今日は「短歌人」の小中英之さんの忌日であります。小中さんが亡くなられて、6年がすぎたのですね。

・返り花いくつかひらく桜木を軽く時雨のすぎて明るし (小中英之『過客』)



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本日の画像は『岡部桂一郎全歌集』(青磁社)を背景にした「黄金さるぼぼ」。
ほかにもいろいろな色があるのに、ちび鯱はこの黄金のものを選びました。
この色のは「金運・財運・勝負運」のお守り?だそうで・・・(笑)。
今日は反町JAPANの勝利を願って、ここに掲げておきます。



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(けふの即詠/十一月二十一日)

・三ケ日の蜜柑あましと送り来る父母のこころよこの指に剥く (春畑 茜)





矢作川

2007年11月19日 19時01分35秒 | 短歌あれこれ
先日、矢作橋は1598年(慶長3年に架橋始め)~1601年頃に完成した(その当時は土橋)もので、あの日吉丸(のちの豊臣秀吉)が蜂須賀小六と出会った場所というのは作り話だった、という文章を読んだ。・・・そうだったのか。


・柿のたねするどく吐きて行きしかば少年はのち蜂須賀小六 (小池光『草の庭』)


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今日は矢作川(やはぎがわ)の地図を広げて眺めていた。
水源地が南信濃の平谷村の大川入山だということを初めて知った。つまり、この矢作川は長野県~岐阜県~愛知県と流れて海に至るのだった。しかも家康によって川の下流域は流れがつけかえられており、矢作古川と現在呼ばれているほうの河口が昔の河口だったらしい。このあたりのことはネットで検索すれば、あれこれざくざくと出てくることなのだが、ネットで見てもおよそ私の頭の中にはインプット(入力)されない為、実際に地図を広げて、周辺地域などを見ないと気がすまないのだ。つくづくアナログ人間だと自分のことを思う。


この矢作川流域はなかなか面白くて、支川にあの武田信玄終焉の地といわれている根羽村(長野県)から流れてくるものがあったり、別の支川には明知川という名があり、こちらはあの明智光秀の明智であろうし、矢作古川の東岸はかの吉良上野介で有名な吉良があったりする。


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来月12月10日にサッカーのトヨタ杯のうちの1試合が開催される豊田スタジアム(トヨスタ)は、この矢作川の東側にある。当日は豊田市駅から豊田大橋(白い橋・豊田市)を渡って矢作川を越えてゆく浦和レッズのサポーターも多いことだろう。その豊田大橋も豊田スタジアムも、過日亡くなられた建築家・黒川紀章氏によるデザインということらしい。初めて豊田スタジアムで観戦した時、古寺やシンプルな寺庭がすきな私には、スタジアムも白い橋も何かしら奇抜な建造物という印象であったことが思い出される。



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(けふの即詠/十一月十九日)

・矢作川かつて美河と呼ばれしをあはれネットの画面にて知る (春畑 茜)



    ※ただし、美河=三河ということではないらしい。



代表監督オシム氏が病院に搬送されるまで

2007年11月18日 12時31分55秒 | サッカー関連
※「けふの即詠」は日記の最後にあります↓

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16日(金)未明、日本代表監督のイビチャ・オシム氏が自宅で倒れ、脳梗塞で、現在も集中治療室(ICU)で治療を受けているという。
ご回復を祈るしかない状況だ。

「協会のオシム監督の健康管理に盲点」(日刊スポーツ)

↑この記事を読むと、オシム氏が倒れてから、そのご家族が救急車を呼ぶまでに、ずいぶんと時間がかかってしまったことがうかがえる。
ようやく救急車を呼ぶことができたのは、何と国際電話のフランス経由だったという。それまでに日本サッカー協会関係者のところへも電話したそうだが、未明だったせいか、どこにもつながらなかったという。救急車を呼ぶまでに過ぎてしまった時間が、悔しいではないか。

なんということだろう・・・(泣)。

サッカー協会には医療関係者もいるはずだ。なぜこんな基本的なこと(千葉県の自宅から救急車を呼ぶ方法)をちゃんと教えておかなかったのだろうか。
オシム氏は代表監督に就任するとき、すでに心臓などの持病を持っておられた。
しかも66歳という年齢。


とにかくご回復を、と願う。


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しかし、もしイビチャ・オシム氏が今後奇跡的な回復をとげられたとしても、もうこれ以上、日本代表監督のような重圧のかかる仕事をお任せするわけにはいかないだろうと私は思う。オシム氏のいのちこそが大事であるから、である。


すでにスポーツ誌などにも後任に誰が・・・という記事が散見される。
私としては、「浦和レッズのオジェック監督とエンゲルスコーチ」の組み合わせがそのまま代表チームに揃ってくれたら、と思うが、浦和レッズとしては困るだろう。
ならば、「ガンバ大阪の西野監督」とも思うが、たしか先日、この先もガンバ監督として続投する契約をされたのではなかっただろうか。そうなると、ガンバも困るだろう。
そこで、現在のオシムJAPANのコーチ陣から、といっても「反町コーチ」は現在五輪代表(U-22)を率いて戦っているところ。ではもうひとりの「大熊コーチ」はどうかというと、あの数年前のU-20代表を率いて散々だったので(あれは電柱サッカーじゃ・・・と何度もぼやいた記憶がある)、監督の器としてはまだまだではないだろうか。私はるはたとしては、A代表監督として指揮をとってゆくのに、現在この大熊氏が適任とは思えない。



では、今現在どこのクラブでも指揮をとっていないという状態にあって、一番適任と思うのは、あの「岡ちゃん」こと「岡田武史氏」であろうか。A代表監督経験もあり、若手の起用にも積極的で、しかもここぞというときの厳しさも冷静さも持つ。

あとは「山本昌邦氏」(アテネ五輪代表監督、のちジュビロ磐田監督でもあった)ぐらいだろうか。しかし、いまひとつ厳しさが足りないかもしれない。

「川勝良一氏」も、私としては一目おいているのだが・・・いるのだが、ねえ(悩)。


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なにはともあれ、今日(日)はJリーグ9試合(J1)がある。
J2の昇格争いも烈しいが、J1の降格争いも正念場である。
昨日の反町JAPANのベトナム戦に招集されていた選手達を多く持つチームにとっては、苦しい戦いが予想される。広島(柏木、青山敏)、大分(西川、梅崎)、は特に苦しいだろう。このような若く才能あふれる選手のいるチームが降格の憂き目にあうのは、なんともつらい。何とかJ1に残ってもらいたいものだ。


そして反町JAPANにとっては、昨日カタールがサウジアラビアに負けたため、9月21日(水)のサウジアラビア戦(於:国立)で勝つか引き分けるか、とにかく負けなければ、北京五輪出場の可能性が出てきた。
ぜひ勝って五輪出場を決めてほしいと思う。





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(けふの即詠/十一月十八日)

・反町は魚座のをとこそのゆゑに迷ひ迷ひて選手を見つむ (春畑 茜)


  ※反町康治氏(現U-22日本代表監督、日本代表コーチ)は昭和39年3月8日生まれ。埼玉県出身。清水東高校で全国高校選手権優勝。慶大卒。97年現役引退。



反町JAPAN、明日ベトナム戦

2007年11月16日 15時00分50秒 | サッカー関連
※「けふの即詠」は日記の最後にあります↓



ついに「エルゴラッソ」(サッカー専門新聞)の定期購読を開始。
週3回(発売より1~2日遅れで)手元に届くのがうれしくて仕方ない。




明日11月17日(土)はU-22日本代表(反町JAPAN)にとって、
とにかく大事な一戦、vsベトナム(於:ハノイ)の試合がある。
日本時間21時より生中継(テレ朝系、NHKBS1)。

♪みなさま、どうぞ応援よろしくお願いしますっ!(ぺこり)



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ところで、明日の午後は全国高校サッカー愛知県大会決勝戦。

・愛産大三河vs中京大中京(12:30~ 名古屋市瑞穂陸上競技場 )

中京テレビで14:40~放送がある(録画)。

愛知県と言えば、ずいぶん昔から「刈谷の赤ダスキ」と呼ばれる
「県立刈谷高等学校」のイメージが強いのだが、
ここ数年はいいところまで勝ち上がるけれど、結局は私立高校同士の決勝戦が多くなったように思う。

刈谷高校サッカー部全国大会出場の記録はこちら。

近頃はJリーグのクラブ下部組織(ジュニア・キッズ~ジュニアユース~ユース)に所属して育ってくるサッカー選手も多く、以前ほどは全国高校サッカー選手権に注目しなくなった。だからといって、全国高校サッカー選手権のレベルが、昔より低くなったわけではなく、クラブユースのレベルが上がったため、わが家ではどうしてもクラブユースの大会のほうに注目がいってしまうという状況なのだ。

☆Jユースサハラ杯予選(Gグループ):

・11月18日(日)
名古屋グランパスU-18vsジュビロ磐田U-18 (於:トヨタSC、入場無料)

・・・またしても明後日は「赤鯱君(グラ)vsはるはた(ジュビ)」
【家庭内東海ダービー状態#】かいっ!#(<TV中継は無いが)。
負けられねえよ・・・負けるもんかっ・・・(ああ、ジュビロ勝ってくれっ!)。

ジュビロ磐田ユースの監督はあの「オフトJAPAN」で不動のボランチだった
吉田光範さん(<吉田みっちゃんですよ♪)。


Jユースサハラカップ2007の公式サイトはこちら







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(けふの即詠/十一月十六日)

・ユースとは若者のことその若の草冠の伸びやかにあれ (春畑 茜)