アールグレイ日和

春畑 茜(短歌人+里俳句会)のつれづれ。
降っても晴れても、そこにサッカーはある。

上顎ガン

2006年11月29日 11時59分36秒 | つれづれ
義父が上顎ガンで、あれこれ検査を済ませ、
いよいよ入院することになった。
今年はどうしたことか
打ちひしがれるようなことが多く、
義父は上顎ガンを発病し、
実家の母は悪性リンパ腫で今なお闘病中である。
それでも、たとえ病んでいても
生きてそこにいてくださるだけで、ありがたいことと思うのだった。




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(けふの即詠/11月29日)

・霜月はあと一日ののこりゐてこころに余白あるごときけふ (春畑 茜)





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(画像は「写真KAN公式サイト」さんよりお借りしました)


反町ジャパンとけふの即詠

2006年11月27日 19時17分18秒 | サッカー関連
現在のサッカーU-21日本代表監督は反町氏だ。
彼はJリーグ発足当時、唯ひとりのサラリーマン・Jリーガーだった。
チームの母体企業の社員であり続けることを選択し、
当時の横浜フリューゲルスとプロ契約をかわさなかった選手だったのである。
こういういきさつや真面目なプレーぶりも含めて、反町という選手は現役時代も、
そしてアルビレックス新潟での監督時代もなかなかに高い人気があった。

その反町氏がU-21日本代表監督に抜擢された時、わたし自身も大いに期待した。
しかし、ここ数試合を見る限り、この世代の悪い因習を踏襲してしまっているように思えてならない。
「平山に(ボールを集め)、
平山へ(とにかくパスを出し)、
(良くても悪くても)平山を(使い続ける)」
これは先のWユース世界大会で〈あの大熊監督〉がこだわり続けたやり方だ。
しかし結果は散々なものであった。
なぜこの世代の代表監督はこぞってあの「平山」に打開策を見出そうとするのか。
果たして平山は反町が期待してやまないほどのフィールド・プレーヤーなのだろうか。
確かに相手が格下であれば、たとえその動きが鈍くても、平山は生きる。
しかしこのU-21日本代表が目指す先が北京五輪出場となると話は別だ。
「電柱サッカー」「土星サッカー」と呼ぶのもむなしいような戦術に、
綺羅星のような才能あふれる選手達を無駄にしたくはないのだ。
ジェフの水野、FC東京の梶山、鹿島の増田、ガンバの家長、名古屋の本田、ジュビロのカレンロバート・・・。
このような面々にあんな電柱頼みのサッカーをやらせるなんて、もったいないではないか。
「大熊ジャパン」の過ちを、「反町ジャパン」がふたたび重ねてはならないのだ。


さて、明後日29日(水曜日)23時より、
このU-21日本代表vsパキスタン代表の試合中継(アジア大会)がある。
たとえこの試合で電柱サッカーが功を奏したとしても、
わたしは絶対にあんなサッカーは認めたくない。
試合に勝ったらそれでいいという問題ではないのだ。
この世代には将来W杯本大会への夢もあろう。
個々の能力を存分に開花させて内容のある勝利をと願うばかりだ。




ひさびさにサッカーを語ってしまったではないかっ(悩)。




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(けふの即詠/11月27日)


・「反町」とコールするときわが声に十三年はよみがへり消ゆ  (春畑 茜)


           ※Jリーグ開幕は1993年。


帰路

2006年11月24日 17時57分12秒 | 短歌あれこれ
ガス欠の車がもう走れないように・・・
エネルギー切れの状態が続いていて
やらなくちゃと思うあれもこれも
思うような速さではとても進むことができない。

休息が必要な状態であることや
これからの季節がまたそういう状態を悪化させることなどを聞いて
あれこれ薬をもらって
来た道をまたとぼとぼと歩いて帰ったのだった。



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(けふの即詠/11月24日)

・散り落ちてしまひし木の葉/われ/木の葉 まひるま夢を見てゐるならず  

                              (春畑 茜)





前田遼一、ほか。

2006年11月20日 17時18分20秒 | サッカー関連
風邪その他、週末はまた心身ともにぐったりしてしまい、
すっかり寝込んでしまった。
サッカーの生中継や録画をテレビ観戦して、
時々うつらうつらと眠ったりしていた。
赤鯱君が生中継の名古屋グランパスvs浦和レッズを「熱烈応援モード」で見ていたので、
ジュビロ磐田vsFC東京戦は録画しておいたものを、あとでゆっくりと見た。
4-1で勝ったことがわかっているので、こころの余裕というのか、
細かい動きなどをチェックしながら見ることができた。
前田遼一(<いまやジュビロの中心FWである)は、いまとても動きがいい。
先日(15日)の日本vsサウジアラビア戦で、イビチャ・オシム監督が
なぜ高松を途中投入して前田を使わなかったのか、理解にくるしむほどだ。
川口、福西、鈴木のベテランをはじめ、
若手の太田や菊池、上田なども成長してきて、このところのジュビロは
動きの早いサッカーを展開している。
こういうサッカーを見るのは、とてもたのしい。





明日はU-21日本代表vs韓国代表の親善試合(交流戦)がある。
先週(14日)の試合と違って、ほぼベストメンバーが組めるはずだから
いい内容を期待したい。
間違っても1トップの電柱サッカーじゃないことを祈る。
それだけがちょっと心配な・・・(以下自粛)。





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(けふの即詠/十一月二十日)

・いづくより来たるや赤きひとびとの「浦和レッズ」と豊田に叫ぶ  (春畑 茜)


      ※11月18日、名古屋vs浦和戦。於:豊田スタジアム。