アールグレイ日和

春畑 茜(短歌人+里俳句会)のつれづれ。
降っても晴れても、そこにサッカーはある。

臘日や酷き言葉は呑めぬもの

2007年12月31日 13時22分32秒 | 短歌あれこれ
今年最後の日記となりました。

昨日(30日)夕刻に「短歌人」1月号が届き、
短歌人賞の選評において、途中福井の某氏により、誌上に名指しで私は過酷な批判を受けました。私とともに名前をあげられてしまったS山さんは、被害者であろうと私には思われました。
私は福井の某氏に名指しで批判を受けるのがこれがはじめてではありません。
4月の扉の作品に対してもミクシィ上のコミュニティ(掲示板のような場所)にて私ひとりが名指しで酷く批判される書き込みがされていました。


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うつ病がよくなりかけたころにいつも酷い批判を受けては、
心身ともに大変な状態になる、ということを
再度されたからには、私の短歌の力量を批判なさりたいのか、
それとも私自身を批判したいのか、短歌人から追い出したいのか、
私に死んでしまえとでもいいたいのか、
そのどれかなのでしょう。

4月の批判を受けて以来、うつ病である私は生きているのも辛い日々を送りました。食欲もなくなり、痩せつづけています。
そして昨日30日の某氏の選評を何度読み返しても、ここにあるのは
私への憎悪だけであろうと思われました。


私には某氏の文章はそのようにしか思われなかった、ということをここに述べさせていただきます。そして今現在、心身ともに相当なダメージを受け、これから正月を含めて一体何日寝込めば立ち上がることができるものか、途方に暮れております。

今年はこのような言葉(書かれた文字)による災難が1度ならず、年末にもおとずれ、うつ闘病中の自分の心身や命を守るために寝込むほか道はあるまい、と思うのです。寝込んでいればうつ病重症期の自殺念慮も何とかおさえられるのではないか、という思いです。


短歌に批評はつきものですが、「あからさまな個人攻撃」と「良質な批評」とは違うものだと私は思っております。


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皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。
今年一年お世話になりました方々に御礼申し上げます。


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(けふの即詠/十二月三十一日)


・若狭湾より伊吹嶺を越え来たる風がつめたしわが身の芯に (春畑 茜)




はるはたが斬るっ!「さらば2007年篇」

2007年12月27日 15時45分06秒 | つれづれ
「けふの即詠」は日記の最後にあります↓

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「KY」=「空気読めない」という意の語が、新聞にも載るようになり、とうとう世の中にまかり通るようになってしまった。それだけ巷に「その場の空気が読めない人間」が多くなったのかとも思うが、しかし日本語とは一体何なんだろうかと頭を抱えたくなる。
しかも「KY」のイニシャルを持つ名の人は、この言葉、ちょっと迷惑なのではなかろうか(<私は該当しない)。このイニシャルを持つがゆえに子供がいじめられるケースや、職場で言葉のいじめを受ける人が出なければよいが、と思ったりする。




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今年は「千の風になって」という歌が流行った。テノール歌手の声に心を癒された方も多いかと思うが、私にはこの歌声が暗く聞こえた。と、同時に歌詞内容に不気味さを感じた。歌詞のなかに「死んでなんかいません」というフレーズがある。では、死亡診断書や火葬、葬儀や遺影等の現実は、一体何だというのだろう。死というものは、残された者にとって重く、しかしあっけない。
「死」というものを否定すれば、「生」も「命」も儚いものになってしまうのではないか。

今年も事件や事故、そして災害で多くの方が亡くなった。来年はそのような悲しい被害者が減る世の中であることを期待したい。




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『女性の品格』という本が今年のベストセラー1位だったらしい。また『親の品格』という本も出された。一体どのような年代の方々がこのような「品格」本を買い求めたのかはしらないが、「○○の品格」というタイトルの本を読む自分なんて何だか恥ずかしい、と思うのは私だけの感情であろうか(悩)。

・・・しかしだ、そのような「品格」本をスルーして、加島祥造さんの『求めない』(1365円)+「週刊サッカーマガジン(新春スペシャル)」(420円)=1785円をこっそり家計費から出費しちゃう私って、どうよ。

(みんな、赤鯱君には内緒だぞっ!) 



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今年は食品関連の偽装ほか、謝罪会見のニュースが多い年でもあった。誰に向かって謝っているのかよくわからないような「謝罪会見」という場面を何度も映すテレビが鬱陶しいくらいだった。白い恋人や赤福を食べて腹をこわしたこともなく、船場吉兆の商品など私は食べたこともないし、一体どうしてこんなにマスコミは大騒ぎしているのだろうかと、不思議に思われた。今年の政治の不透明さを前面に出さないための作戦かとも思えたほどだったが・・・(以下自粛)。

 

そういえば、『たいがいにせえ』(岩井三四二)という本の広告が今日の朝刊に掲載されていた。この本(時代小説?)が面白いのかどうかは読んでいないのでわからないが、このごろの世の中、「たいがいにせえ!」と言いたくなることが実に多いような気もする。だから品格云々という本がたくさん売れたりするのだろうか。



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さて、今年もこのブログをご贔屓にしてくださったみなさまに感謝!にございます。
昨日のMRI検査も無事に済みました。ご心配をかけました。
みなさま、どうぞよいお年を。来年もよろしくお願い申し上げます。

    



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(けふの即詠/十二月二十七日)


・「ほんたうに人間はいいものかしら」絵本を閉ぢて椅子につぶやく (春畑 茜)


      ※『手ぶくろを買いに』(新美南吉・作)







「なごや四百年時代検定」ほか(即詠つき)

2007年12月21日 14時58分22秒 | つれづれ
先日、思わぬ事態で負傷。
その時は痛いとだけ思ったが、そののち右手が痛みと痺れで思うように動かせなくなり、治療を受けている。
クラブW杯(トヨタ杯)の3位決定戦も決勝戦もぼーっと横になったまま見た。
横浜国際=日産スタジアムの芝が美しかった。

そういえば、その前日、天皇杯でジュビロがサンフレッチェ広島に負けた。
今季Jリーグでジュビロは9位だったが、その順位はJ1でのジュビロ史上最低の順位だそうだ(<あまり深く考えないことにしている)。
来季は内山監督と柳下コーチの連携で、何とか順位を上げてほしいもの。
それから、あの名波がジュビロに戻ってきた。ファンとしては、とてもうれしい。



ところで、手のしびれや何やかやが今ひとつよくならないので、
年末ではあるが、来週MRI検査を受けることになった(<MRIは初めてではない)。大したことではないといいなあと思ったりする。


右手の握力は若干戻りつつあるが、未だに左手に勝てず。
利き手というのは、大事にしなければと思った。
それでも両手があるというのはほんとうに有難いことだと思う。


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ところで、赤鯱君が「なごや四百年時代検定」の公式テキスト(名古屋商工会議所・発行)を買ってきた。
検定試験は来年3月。マークシート方式らしい。
受かったらどうこうというものでもないのだろうが(悩)。






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(けふの即詠/十二月二十一日)

・来年はつちのえ子年閏年この国土によき風の来よ (春畑 茜)

  
     ※ルビ・・・子(ね)、国土(くにつち)


トヨタ杯準決勝(つぶやき、即詠つき)

2007年12月14日 15時06分55秒 | サッカー関連
昨日(木)はトヨタ杯準決勝の浦和レッズvsACミラン戦にございました。

ほんとうによい試合にございました。
ピッチ上に浦和のポンテ(負傷中・全治6ヶ月)が居ない、
それだけが実に私には寂しゅうございました。

そのほかに何やかやとここに申し上げることは、ありませぬ。
(だって浦和レッズとACミランなんだもの)


16日(日)には3位決定戦と決勝戦の2試合(於:横浜国際)があります。
どちらも日テレ系で生中継予定だそうです。





(つぶやきの箱)

・なぜ日本のアナウンサー(<スカパーを除く)はサッカー中継で余計なことを延々喋り続けるのか。まずはボールを持っている選手の名前を言えばよい。

・なぜ解説者(<スカパーを除く)は当たり前レベルのことを言うのか。もっと専門的な解説をしないなら、解説者など放送に必要ないと思われる。

・今やアジア王者となってトヨタ杯に出場している日本のクラブチームに対して、「かつてJリーグのお荷物と呼ばれた時期がありました」と何度も紹介するのは至極残念である。ACLを制覇した浦和レッズの功績をきちんと尊重すべきではないのか。

・サッカー中継なのに、試合前やハーフタイムに芸能人を喋らせる時間があるのなら、放送時間枠を拡大して、試合後の監督や選手の言葉をしっかりと放送してほしい。


・・・・・(止まらないので、以下省略)。




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(けふの即詠/十二月十四日)

・惜敗か完敗かなど言はずともわが観しものはわれに残れる (春畑 茜)



サンフレッチェ広島がJ2降格(即詠つき)

2007年12月09日 09時30分41秒 | 短歌あれこれ
昨日(8日)、J1J2入れ替え戦第2戦は広島0-0京都の引き分けに終わりました(於:広島ビックアーチ)。その結果、第1戦で負けてしまったサンフレッチェ広島のJ2降格が決まりました。

テレビにはJ1昇格を喜ぶ京都サンガの選手たちが映っていました。
その中には昔名古屋グランパスに在籍していたこともある角田、中谷、秋田の顔もありました。



しかし・・・広島の降格はなんだかとてもショックでした。
どうしても1点を先取したい広島は、試合後半途中にFWウェズレイを下げ、平繁を投入。その時ウェズレイ(<昔、名古屋グランパスにいました)は、たらたらと信じられない態度でピッチを歩いていました。1秒でも惜しい広島の選手であれば、ここはピッチを走って去るべきでは?(<怒!)と思う場面もありました。


柏木や槇野といった、「元・吉田JAPAN(U-20)」の選手たちが、来季もサンフレッチェ広島に残るのかどうか、特に柏木は気になるところです。
ああ、柏木よ、どこへゆく・・・(泣)。


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今日は14時30分よりトヨタ杯のTV中継があります(日テレ系)。

・エトワール・サヘル(チュニジア)vsパチューカ(メキシコ)

試合会場は国立競技場。


そして、明日10日(月)は、いよいよ浦和レッズvsセパハン(於:豊田スタジアム)です。

うーらーわーカモン、カモン、カモン♪豊田にーカモン、カモン、カモン♪・・・ちゅーわけで、浦和レッズ熱烈歓迎っ!

でも、はるはたは明夜、テレビを磨いて見る・・・ちゅーか、ちゅーか、わたくしのポンテがケガで・・・(以下略)




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(けふの即詠/十二月九日)


・昇格と降格の差をなんとせうテレビをまへにわが黙したり (春畑 茜)


   
※12月8日入れ替え戦終了。J2の京都サンガがJ1に昇格、J1のサンフレッチェ広島がJ2へ降格。