杭州ひとりごと

旦那の海外赴任に便乗して中国杭州で生活することにしました。中国語はちんぷんかんぷん。それでも楽しく生活しています。

工芸茶を楽しむ

2010-07-30 09:02:34 | 中国茶
昨日は毎月楽しみにしているお茶会でした。

昨日のテーマは「工芸茶」
お湯に入れると花が咲くあのお茶です。

こちら、先生のテーブルコーディネート。


今回、ちょっと早めに会場入りしていたので、先生がテーブルをコーディネートしていくのを見ていたんですが、さすが先生、すごいです。

今回は工芸茶だから…と、奥から花柄のテーブルクロスを取り出し、花を買ってきたのーと、百合をササッとアレンジ。

そして、各テーブルにお茶を並べるときには…

こんな感じで(ちょっと角度が悪くて見にくいですが…)、育てている観葉植物から葉を取ってきて洗って、皿に敷き、部屋にあったお花を切りとり、ちょっと添える…。

これらを10分くらいでちゃちゃっと考えて作っちゃいました。

手がこんでいるとは言えませんが、あの短時間でパパッとできてしまうのが、さすが先生。様々な茶席を設けてきたからこそ、発想力が豊かなんだろうなぁと感心してしまいました。

そんな感じで飲んだ今日のお茶は…

1「財源茂盛」という名のお茶。意味は「お金がたくさん!!」


バラと菊の工芸茶です。


2 「星星百合」という名のお茶。意味はそのまま「星と百合」かな?

この写真の球体状のほう


百合と金木犀のお茶。ちょっと器が小さくて上手く咲きませんでした。


3 「双龙护宝」というお茶 意味は「二匹の竜が宝を守る」?
山みたいな形のほうのお茶(私は急須の形だと思いました)


千日紅(=宝)とジャスミン(=竜)のお茶。
本当はジャスミンが双方から上へまっすぐ延びるはずなんですが、ちょっと不発。
宝(千日紅)を守ってくれませんでした(苦笑)


味は工芸茶の割にはしっかりとした味!
工芸茶って味は二の次かと思っていたけど、ちゃんとしたお茶はちゃんと美味しいんですね。

このお茶は先生が仕入れたもので、きちんとしたところで買った体に悪くないものなんだそうです。(有機栽培ってことかな?)

工芸茶を見る目がちょっと変わりました。
今回も楽しいお茶会でした