杭州ひとりごと

旦那の海外赴任に便乗して中国杭州で生活することにしました。中国語はちんぷんかんぷん。それでも楽しく生活しています。

粗菜館

2010-07-16 09:46:52 | グルメ
こちらの看板を見て、何の店だと思いますか?

(あ、ちなみに前面にあるのは、単なる歩道沿いの宣伝看板。入り口が隠れちゃっています。)

一ヶ月ちょっと前くらいに新規オープンした店なんですが、「A Simple Diet」と書いてあるので、「食事療法を取り入れたエステ?」とずっと思っていたんです。

ところが、中国語教室の先生が「粗菜館行きましたか?美味しかったですよ。」と言うのでびっくり!

「え?あそこ、エステとか痩せる為のところじゃないんですか?」って真顔で聞いてしまいました(恥)


ここ、単なるレストランだったんです。
しかも、料理の実物が置いてあるから、指差し注文でも大丈夫だよと言われたので、旦那さんと一緒に行ってみました。

ここは、入り口だけ一階にあるんですが、実際の店舗は3階。
エレベーターで3階にあがります。

すると…

こんな感じで料理見本が並べられていました。
なるほど、これなら注文しやすい…かな?

うーん、良く見ると、材料だけが並んでいる皿もあります。
手前のほうは野菜だけが並んでいて、「これをこういう味で炒めて」など言わなきゃいけないみたいなんです。

もちろん、指差し注文できる完成品も並んでいました。

更に、こちら!

水槽に魚もいました。
こちらの注文はもうお手上げ。私達にはムリです
魚の種類もわからないしね。

ということで、私の指差し注文で選んだ品がこちら。

「野菜巻」

野菜巻なんだから、ピーマンとか人参とかが巻いてあるのかと思ったら違いました。
旦那さんに解説してもらったら「中国語の野菜は山菜とかの意味だよ」って。

あ゛…、昔聞いたことあるわ
すっかり忘れてた。

中国語で一般的な野菜は「蔬菜」と言います。

確かに、この野菜巻はよもぎみたいな野の草の味がしました。
でも、臭くなくて、まぁまぁ美味しかったです

それから、こちら。

これは絶対美味しいだろうと思って注文。
ホタテと春雨の料理です。
私はこの料理が好きで、他のレストランでも、結構これを頼んでいます
ここはちょっと醤油が効いた味でした。でも、やっぱり美味しい


旦那さんはちゃんと中国語で会話して、他に数品と、チャーハンを頼んでいました。

チャーハンはメニューに置いてなかったんですが、あるかどうか聞いたんだそうです。
でも、どんなチャーハンかまでは聞かなかったらしく、出てきたのは、これ。


海苔?ひじき?が入ったチャーハン。
ちょっと変わっています。

でも、味は美味しい!
(油はちょっと多かったけどね)

全体的に、食べやすい料理ばかりでした。

でも、先生にお勧めされた「なすの料理」がなかったんですよねー。
「鉄板なんとか茄子」っていう名前の料理で、なすの肉詰めのてんぷらが鉄板の上であんかけになっている料理らしいんです。
その料理方法を聞いただけでも美味しそう!
先生はそれが美味しかったと熱弁していたので、絶対食べたかったのに!

一応「なすの料理はありますか?」って頑張って私が聞いたんだけど、「ない」と言われてしまいました。
残念。

外観は小汚いビルなんですが、内装は綺麗だったし、


「茄子料理」も食べたいし、また行きたいと思っています。

粗菜馆中大店 屏风街29号 地図はこちら