杭州ひとりごと

旦那の海外赴任に便乗して中国杭州で生活することにしました。中国語はちんぷんかんぷん。それでも楽しく生活しています。

和茶館

2010-07-03 09:54:21 | 中国茶
「和茶館」へ行ってきました!

前回「惠民路」へ行ったら店が無いと驚いた、あの「和茶館」。
今回はちゃんと営業している「求是路」のお店へ行ってきました。



お茶は大好きな「鉄観音」と「人参烏龍」を頼みました。
この店もお茶が一回交換可能でした(お茶のメニューにはそんな説明もなく、中国語初心者の3人で行ったので、この情報を聞き出すまでがちょっと大変でした 苦笑)

烏龍茶を頼むと「茶器は工夫茶?それともコップ?」(かな?半分しか聞き取れていません)のようなことを聞かれます。
私達は、迷わず「工夫茶」を選択。

工夫茶とはこういう一式の茶器のことです。


この茶盤が一人サイズですっごく可愛かったー

「鉄観音」は最初お店の人が淹れてくれたのが、すっごく薄くて、香りは多少するけど、味は白湯!
2杯目以降は自分で濃く淹れて飲みました。

「人参烏龍」は初めて飲みました。
ちょっと甘くて、ちょっと薬っぽい味。変わった味だけど、結構おいしいです。

茶葉は…葉っぱじゃなくて、何か粉を固めたようなものが入っています。
ん?なんだろう?これ?

調べてみました。

人参烏龍とは…
朝鮮人参をパウダー状にして上級烏龍茶に多量にまぶし、 豊富な薬効を持つ人参成分を飲みやすく整えた高級薬茶です。
その主な有効成分である 「サポニン」は末梢血管や神経の働きを高める効果を持つ事が認められています。
他にもβカロチンや茶葉が持つ各種アミノ酸などが組み合わされ、幅広い効果が望めます。


この「サポニン」。いろいろな効能があって、貧血にも効くそう…。
私、ちょっと貧血だと健康診断で結果がでてしまったんですよねー。(たぶん中国での食生活が原因です。肉とか魚をあまり食べなくなったから。)
このお茶でちょっとは改善されたかな?


こちらも食べ物はブッフェ形式…。でも正直規模が小さいし、たいした料理がありません。


なーんだ…、とがっかりしていたら、テーブルに次から次に「これいかがですか?」と食べ物がやってきました。

やってきたものは…

焼き餃子
水餃子
汤圆(ゴマペーストが入った団子)が入った甘くない小豆粥
緑豆のスープ
串焼き
スイカ等のフルーツ

など。
昼ごはん代わりになるものは少なかったけど、とりあえずお腹いっぱいになりました。

食べものが運ばれてきた時間帯は正午前後。
それを過ぎると何も運ばれてくることがなくなりました。
人が多いときだけのサービスかもしれません。



また、正午前後はかなりお客さんも多くて、店員さんのサービスも行き届いていません。
私達はお湯がぬるくて取り替えてもらいたかったんですが、お湯を持っていったきり全然来ない!
10分くらい後に催促したら、やはり忘れていたらしく、別のテーブルの上に乗っていたお湯をそのまま持ってきました。(だったら、最初からそのお湯をくれー

また、私達の下手な中国語にもゆっくり付き合ってくれることはなく、お茶の交換を切り出すのも大変でした。(結局お茶の交換は、人がいなくなった3時くらいにしました。)

うーん…。西湖近くの有名店である「青藤茶館」はどんなに忙しくても、どんなに中国語が下手でも相手してくれるのに。
やっぱり観光地近くのほうが外国人慣れしていて、ハードルが低いです。
もう少し中国語頑張らないとね


ちなみに、客が少なくなったらサービスもよくなったし、私の下手な中国語でもちゃんと対応してくれましたよ。

あと、お釣りをちゃんと割り勘できるように細かくして一人一人にくれたんです!!
3人とも100元札をだしたんですが、それぞれ一人ずつにお釣りを渡してくれました。
(中国だと誰かが代表して支払うのが習慣なので、頼んでいないのにちゃんとお釣りを分けてくれるというのはすごい珍しいことです!)
これは嬉しかったです