源氏物語と共に

源氏物語関連

お雛様

2014-03-02 14:13:51 | その他
はや三月。明日はお雛様

先日の源氏の会で、お雛様の女雛を見ると、
白いレースの裳(も)をつけていて変!という話が出た。

そうなのです、平安時代は女房が白い裳をつけて身分の差をあらわします。

明石の御方も若菜の女楽では、1人身分をへりくだって裳をつけました。

女主人が裳を着るのは変なのです。裳は女房がつけるものなのです。
http://www.iz2.or.jp/kizoku/shozoku2.html 京都風俗博物館より

しかし、お雛様は主に江戸時代から広まった。
鎌倉以降、裳は次第に短くなっていったらしい。

そういう意味で女主人がつけてもおかしくないということでした。
そして、白いレースは優雅に見えますしね。

平安時代は流し雛。本来は上巳の日に、紙の人形を流して、けがれをはらいます。





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