新年明けましておめでとうございます。新春から偶然BSTVでの春日大社の若宮おん祭りを見ました。
その様子を見て、
やはり神様を移動せせるためには、音楽
が必要と感じました。昔の神話にもありましたね。
春日若宮おん祭り
http://www.kasugataisha.or.jp/onmatsuri/o_index.html
古くからある行事だそうで、
ものものしく神様をお旅所に移動させる儀式が、TVに写っていました。
「乱声（らんじょう）」という不協和音（ふきょうわおん）
http://www.terakoya.com/gonshiki/gagaku/kaisetsu.html
お～っと、皆がいっせいに不協和音をかなでるその様子もよくわかり、
雅楽はよく知りませんが、面白かったです。
そして神様を迎える戸も３回たたき、
お迎えの人への催促も３回と、
何事も３にまつわる数字が多く使われたのも面白いと思いました。
音楽は天界でもかなでられているというので、
宇治平等院の壁にある音楽像なども思いだします。
紫式部は源氏物語でもよく音楽の描写をしていますが、
若菜下における紫の上・女三宮・明石の上・明石中宮達の合奏は
さぞ天界のような演奏であったと思います。
そして紫の上が神に迎えられる前奏曲でもありました。
今年も源氏物語に関して新しい発見があれば楽しいと思います。
拙いブログですが、今年もどうぞよろしくお願いします。
