ELKのティータイム

子育ても終わり、のんびり普通に過ごす私のつぶやきです

国民の不安…  なぜ、安全なんですか?

2011-03-26 15:19:40 | ニュースから
3月11日の地震は、本当に怖かった。
自宅の2階が落ちてくるのかと思うほどだった。

我が家では大きな被害もなかった。
被災地の映像を見るたびに、悲しく苦しくなってくる。


原発のニュースは、どう表現したらいいのかわからない。




保安院検査官、原発から1週間離れていた(読売新聞) - goo ニュース
 東京電力福島第一原子力発電所の事故に絡み、経済産業省原子力安全・保安院の検査官が事故発生後に約1週間、同原発を離れていたことが分かった。
 西山英彦審議官は22日の記者会見で、一時撤退した理由について「安全性に問題があり、人間が暮らすには不便が多かった」と述べた。
 検査官は各地の原発に赴いて、原発の運営を監督している。保安院によると、今回の事故では検査官7人が同原発で業務に当たっていたが、15日に現地本部が福島県庁に移った際、ともに県庁へ移動。22日に、検査官2人が同原発内の施設に戻った。
 西山審議官は、「食料をどう運ぶかという問題もある。組織的な後方支援体制が取れなかった」と説明。「最前線で実態を見ずに東電側にアドバイスできるのか」と問われると、「そこは選択の問題。色んな困難を考えて当時は出たが、再配置した」と答えた。





福島第一原発事故、スリーマイル超えレベル6相当に(朝日新聞) - goo ニュース
 東京電力福島第一原発の事故は、放出された放射能の推定量からみて、国際評価尺度で大事故にあたる「レベル6」に相当することがわかった。すでに米スリーマイル島原発事故(レベル5)を上回る規模になった。局地的には、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故に匹敵する土壌汚染も見つかっている。放出は今も続き、周辺の土地が長期間使えなくなる恐れがある。
 原子力安全委員会は、SPEEDI(スピーディ)(緊急時迅速放射能影響予測)システムで放射能の広がりを計算するため、各地での放射線測定値をもとに、同原発からの1時間あたりの放射性ヨウ素の放出率を推定した。事故発生直後の12日午前6時から24日午前0時までの放出量を単純計算すると、3万~11万テラベクレル(テラは1兆倍)になる。





作業員3人被ばく、2人搬送=建屋地下で放射線やけど―復旧作業中・福島第1原発(時事通信) - goo ニュース
 東京電力は24日、東日本大震災で被災した福島第1原発の3号機タービン建屋内で、作業員3人が170~180ミリシーベルトの放射線を浴びたと発表した。累積被ばく量は、特例として認められた250ミリシーベルト未満だが、一度に多量の放射線を浴びており、うち2人が放射線によるやけど「ベータ線熱傷」の可能性を否定できないとして福島県立医大病院に搬送された。手当ての後、25日朝にも千葉市の放射線医学総合研究所に移る。
 経済産業省原子力安全・保安院や東電によると、被ばくしたのはいずれも協力会社の男性社員で、30代2人に20代1人。3人は24日午前10時半ごろから仮設電源のケーブル敷設のため、原子炉建屋に隣接するタービン建屋地下1階の現場に入り、放射性物質が含まれるとみられる水たまりに足を踏み入れて作業した。
 作業を終え、午後0時10分ごろに個人線量計の数値を確認するとそれぞれ180.07、179.37、173.00ミリシーベルトを示していたことが判明。3人は体調は良好だが、うち被ばく量の多い30代と20代の計2人が搬送された。
 水たまりは深さ約15センチ。3人はフィルター付マスクを着け、上下つなぎの作業服に上着、ヘルメットにゴム手袋をしていたが、病院に運ばれた2人は長靴を履いておらず、くるぶしまで水に漬かった。3人の線量計は20ミリシーベルトでアラームが鳴るが、実際に鳴ったかは不明という。
 被ばく後に東電が現場を調べたところ、水たまりの表面は毎時約400ミリシーベルト、空間線量は同約200ミリシーベルトだった。実際に水に漬かって作業したのは、40~50分間とみられる。





東電、1号機の高放射線量を事前把握 作業員らに伝えず(朝日新聞) - goo ニュース
 東京電力福島第一原子力発電所(福島県大熊町、双葉町)3号機のタービン建屋内で起きた作業員3人の被曝(ひばく)で、3人が作業に入る6日前の18日、1号機のタービン建屋地下で高い放射線量を確認しながら、東電は作業員らに注意喚起をしていなかったことがわかった。東電は「情報共有が早ければ被曝を防げた可能性があった」と認め、謝罪した。
 東電福島事務所によると、6日前の18日、1号機のタービン建屋地下1階で作業した際に放射線量を測定、作業員の被曝線量の上限(250ミリシーベルト)に迫る毎時200ミリシーベルトと高いことを確認していた。
 一方、3人の作業員が3号機で作業を始めたのは、24日午前10時半ごろ。作業員には1号機の情報は伝わっていなかった。
 3号機では前日にはなかった水が深さ15センチになっていたが、3人は前日の作業では線量が低かったこと、「タービン建屋は通常、線量が高い場所でない」と思っていたことなどから、水につかって作業をして、局所被曝した。18日のデータが事前に伝わっていれば、作業員らの思い込みを防げた可能性がある。
 東電福島事務所の小山広太副所長は「1号機の現場の状況の情報をしっかり各現場で作業している人たちに注意喚起していれば、今回の被曝は防げたと思っており、反省している」と謝罪した。
 東電は建屋内に津波による海水が残っていると考えて排水を検討。その準備として水を分析するため、24日午前9時半に1号機で水を採取、分析した。東電や経済産業省原子力安全・保安院によると、3号機と同様、通常の原子炉内の冷却水より約1万倍強い、1立方センチ当たり380万ベクレル(放射能の単位)の放射能が検出された。
 含まれている放射性物質の種類は3号機とほぼ同じだった。セシウム137など燃料に含まれる物質が検出されており、原子炉内から漏れ出した可能性がある。




最近の気になるニュースを集めてみた。

東電のトップや保安院の方々は、『報告がありました』と他人事のように発表する。
現場で命を張っている人間は、捨て駒ですか?

どこかの大臣が、消防士に速やかに放水しなければ処分すると言ったそうだが、それなら自分の所轄する保安院の人間の行動は処分できないのか



国民の不安の要因の一つに、官房長官の発言もあるんじゃないのかな。

「安心なレベルです。」
だけでしょ?
どうして安全なの?
この後、どうなるの?
そこがわからなければ、不安は大きくなっていくでしょ?


私の友人のブログでは、ちょっとした試算をしている。
素人の単純計算なんだけれど、国の示す数値より安心感を感じる。
彼は、農家の婿で出荷制限をされている地域なんです。


原発事故は、レベル6相当との見方がされているけれど、本当に今のままで対応はいいのでしょうか?
国民を守ると言う視点考えれば、最悪の時に守れる体制を作るべきだと思う。
国外から見れば、日本の対応って暢気に見えないのかな。


全てを洗いざらいさらけ出せば、パニックを起こす人もいるでしょう。
でも、先の見えないきれいごとだけを言っていて済むのでしょうか?
見込み話しばかりじゃなく、今の状況を教えて欲しい。


ただ、国がきちんと機能しているとは感じられないのは、私の臍が曲がっているからですかね。





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2 Comments

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マスコミも悪いんじゃない? (Samson♪)
2011-03-27 09:12:55
現場は一番大変だと思う。
いろいろな数値情報が入ってくる現場では、あれをこうする、これをこうするといった具体的 Must があるが、それに必要な手段が乏しいのに、いろんなところから、どうしてこうなったんだ、詳細報告しろ、俺が指示を出す、、などと要求は多い。
適切なサポート体制もなく動いている。
それに輪をかけて、情報を出せ、ああすれば良かったのに、と(国民を代表してと)追い立てるマスコミ。放送するときは、ピンポイントのことしか話さないので、よけい混乱する。
確かに、きちんと知ってもらうためには放射性物質、崩壊系列、放射線影響など、学ぶことのレベルは高く、一日でも、理系の高校生レベルであっても判らないかも知れない。

今私が関わっている大学のPTA?の会長が、責任追及に明け暮れるだけで、将来の会運営を棚上げにしている。
そんなように、これからどうすべきという報道がない。
結果、風評被害も生まれ、被災現地への輸送手段も事欠くことになる。

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そうですね。 (ELK)
2011-03-27 12:14:13
確かに、要求する側は、何でも言えますものね。
これからの発言は出てこない…そこが、イライラなのかな?

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