ある日、息子は父親に言う。 - 父さん、僕と一緒にマラソンに参加しない?
父親は「いいとも」と答える。
彼らは初めてのマラソンを共に走る。
またある時、息子は尋ねる。 - 父さん、僕と一緒にまたマラソンに参加しない?
父親は「いいとも、息子よ」と答える。
ある日、息子は父親に尋ねる。 - 父さん、僕と一緒にアイロンマンに参加しない?
[アイロンマンとは、4kmを泳ぎ、180kmをサイクリングし、さらに42kmを走るという、最も過酷なトライアスロンである。]
父親は、「いいとも」と答える。
単純な話に聞こえる。このビデオを見るまでは・・・
出てくる言葉はひとつ: リスペクト。
左の写真は、1981年に初めてボストン・マラソンに参加した時のホイト父子。右は・・・日本じゃないですか!?![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_2.gif)
動画はこちらとこちらをぜひご覧ください。
息子のリック・ホイトは、脳性麻痺のため歩くことも話すこともできない。誕生時にへその緒が首に巻きつくという不運に見舞われたのである。
「この子は一生植物人間だから施設に入れた方がいい」という医者のアドバイスには従わず、父親のディックと母親のジュディーはリックを、他の二人の息子と同じように育てる。
さまざまな活動を通してリックが見せる反応に、両親はリックがすべてを理解していると確信する。
12歳のとき、リックはコンピューターを使って意思が伝えられるようになる。
学校に通うようになったリックは、講演を行うまでになる。
ハイスクールに通っていたとき、リックは麻痺を背負ったティーンエイジャーのための5kmのチャリティー・マラソンのことを聞き知る。
リックは父親に言う。「父さん、僕も彼のために何かしなくちゃ。人生はまだこれからだもの」
走る習慣のなかったディックだが、父親として躊躇なくリックの言葉に賛同。
「リックが言うんです。『走っているときは、自分の障害が消えてなくなるんだ』って」
ディックには、それだけ聞けば十分だった。
現在66歳と44歳(注)のディックとリックは、これまでに950のレースに参加。60回参加したマラソンには25回目となる今年のボストン・マラソンが含まれる。
トライアスロンも始めた彼らは、アイロンマンに6回参加。肉体の強靭さと忍耐力の究極のテストだ。
競技の間、ディックは110ポンド(50kg)あるリックの体を押し、引張り、抱えて運ぶ。
「健康で競技を続けられる間は続けたいです」とディック。
『チーム・ホイト』として有名になった二人の元に、何千通もの手紙やメールが届く。
「あなたはリックにとって、そして多くの人々にとってもヒーローですね」とインタヴュアー。
ディックは言う。「私はただ・・・息子を、そして家族を愛しているだけです」 (敬称略)
(注:年齢は2つめの動画のドキュメンタリー番組が放送された時のもの。ディックさんは1940年、リックさんは1962年生まれなので、今年71歳と49歳になられます。)
これもまた、ムスメに教えてもらった動画です。私はティッシュなしには最後まで見られませんでした。
この動画を「いいね!
」と思ったら、ぜひご自分のブログで紹介するなりメールで家族友人にリンクを転送するなりしてくださいますようお願い申し上げます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/dogeza.gif)
父親は「いいとも」と答える。
彼らは初めてのマラソンを共に走る。
またある時、息子は尋ねる。 - 父さん、僕と一緒にまたマラソンに参加しない?
父親は「いいとも、息子よ」と答える。
ある日、息子は父親に尋ねる。 - 父さん、僕と一緒にアイロンマンに参加しない?
[アイロンマンとは、4kmを泳ぎ、180kmをサイクリングし、さらに42kmを走るという、最も過酷なトライアスロンである。]
父親は、「いいとも」と答える。
単純な話に聞こえる。このビデオを見るまでは・・・
出てくる言葉はひとつ: リスペクト。
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左の写真は、1981年に初めてボストン・マラソンに参加した時のホイト父子。右は・・・日本じゃないですか!?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_2.gif)
動画はこちらとこちらをぜひご覧ください。
息子のリック・ホイトは、脳性麻痺のため歩くことも話すこともできない。誕生時にへその緒が首に巻きつくという不運に見舞われたのである。
「この子は一生植物人間だから施設に入れた方がいい」という医者のアドバイスには従わず、父親のディックと母親のジュディーはリックを、他の二人の息子と同じように育てる。
さまざまな活動を通してリックが見せる反応に、両親はリックがすべてを理解していると確信する。
12歳のとき、リックはコンピューターを使って意思が伝えられるようになる。
学校に通うようになったリックは、講演を行うまでになる。
ハイスクールに通っていたとき、リックは麻痺を背負ったティーンエイジャーのための5kmのチャリティー・マラソンのことを聞き知る。
リックは父親に言う。「父さん、僕も彼のために何かしなくちゃ。人生はまだこれからだもの」
走る習慣のなかったディックだが、父親として躊躇なくリックの言葉に賛同。
「リックが言うんです。『走っているときは、自分の障害が消えてなくなるんだ』って」
ディックには、それだけ聞けば十分だった。
現在66歳と44歳(注)のディックとリックは、これまでに950のレースに参加。60回参加したマラソンには25回目となる今年のボストン・マラソンが含まれる。
トライアスロンも始めた彼らは、アイロンマンに6回参加。肉体の強靭さと忍耐力の究極のテストだ。
競技の間、ディックは110ポンド(50kg)あるリックの体を押し、引張り、抱えて運ぶ。
「健康で競技を続けられる間は続けたいです」とディック。
『チーム・ホイト』として有名になった二人の元に、何千通もの手紙やメールが届く。
「あなたはリックにとって、そして多くの人々にとってもヒーローですね」とインタヴュアー。
ディックは言う。「私はただ・・・息子を、そして家族を愛しているだけです」 (敬称略)
(注:年齢は2つめの動画のドキュメンタリー番組が放送された時のもの。ディックさんは1940年、リックさんは1962年生まれなので、今年71歳と49歳になられます。)
これもまた、ムスメに教えてもらった動画です。私はティッシュなしには最後まで見られませんでした。
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