ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

性格が変わった義母

2023-06-14 22:23:17 | 義理の家族のこと

今朝スーパーで見つけた PANKO です。

KATSU CURRY 人気のおかげで、PANKO も出回るようになったんですね。

左がスーパー・テスコの自社ブランド、150g入りで1.80ポンド(319円)、1kgあたり12ポンド=100gあたり1.20ポンド(212円)。

右はYutakaブランド、180g入りで2.10ポンド(372円)、100gあたり1.17ポンド(207円)。

あれ、テスコの自社ブランドでも、あまりお安くないですね!?

 

*       *       *

 

一昨日、急性の偽通風で、救急車を呼ばなければならなかった義母(95歳)。

幸いその後、義母の緊急アラームが鳴ることはありませんでした。

昨日は私は仕事(10時-18時)だったので、9時20分に家を出ました。

オットーは、車道の先にあった私の車がなくなるとすぐに、自分も車で、義母の様子を見に義母宅へ。

以下は、昨夜私が帰宅後に、オットーから聞いた話です。

 

オットーが到着し合鍵で屋内に入ると、義母はまだベッドの中にいました。

「ひとりでできるから」と主張する義母がゆ~っくりと身支度を自力でこなすのを待ち、

そろ~りそろ~りと寝室から出てきた義母に朝食のシリアルと紅茶を出してやり、

常用薬に加えて偽通風のために処方された薬を服用させました。

見慣れない薬が出てきたので、義母は目をパチクリ。

「これは何の薬?何のため?」

義母は前日のことを、全然、一切、覚えていなかったそうです。

 

オットーは昨日の、私が帰宅する前の午後5時半頃にも、義母宅を再訪しました。

義母の夕食(ちゃんと食べていればの話ですが)は午後5時頃と早いので、

そのあとちゃんと薬をのむのを確認するためです。

ところが義母、オットーがお水とともに薬を出しても、

「後でのむから」と、オットーの前では絶対にのもうとしなかったそうです。

ナ・ゼ~!? 

 

あのクソ野郎から離れようとしなかった義母のことを、以前は私、聖母のような人だと思っていました。

将来介護が必要になっても、快く受け入れて、事あるごとに感謝してくれるのだろうなと。

ところが、実際そうなってみたら、大違い!

「最後まで自宅で暮らしたい」という義母のため、オットーや義妹が:

 

つまづいて転倒の原因になりそうな居間のラグを取り除くこと

(これは1月に来た救急隊員も一昨日来た救急隊員も義母にそう忠告していました!)、

ふくらはぎを途中で締めつけて血流を妨げている膝下ストッキングを履くのをやめること(同上)、

歩けるスペースを広げるためごちゃごちゃと屋内を狭くしている家具を整理すること

(義母にはまったく必要がない、クソ野郎だった今は亡き義父のものが多い)、

キッチンの戸棚の中身を整理し、よく使うものを義母の手の届きやすいところに移し替えること、

杖だけでは足元が不安定になってきたので歩行補助器を試してみること、

常用薬ののみ忘れがたまにあるので、常用薬のブリスター・パック(参: 義母の現在の補足)は

寝室ではなく一日の大半を過ごす居間のテーブルに置くようにすること、・・・

 

などを提案しても、「私は大丈夫」「何も変えたくないわ」と、

頑として変更を受け入れようとはしません。

何なのこのガンコさ・・・

子供たちは、義母のためを思って、忠告しているのに~!!

 

*       *       *

 

炒めもの用ソースも見つけました。でも、2.30ポンド(407円)って、高い!

4人前だそうですが、それでもねぇ・・・。

 

*       *       *

 

1月に転倒事故があったため2月からしぶしぶ訪問介護ヘルパーさんを受け入れた義母ですが、

(慣れればヘルパーさんとのおしゃべりを楽しむようになり、訪問を心待ちにするようになるだろう)

という私たちの期待は裏切られ、義母は相変わらずヘルパーさんたちと打ち解けようとはしていないようです。

ヘルパーさんがあちこち掃除をしている間、黙ってクロスワード・ブックに没頭して。

木曜日はシャワーのため、ヘルパーさんの訪問は2時間あるのですが、

相変わらずヘルパーさんをバスルームから締め出し、シャワーの実質的な介助は拒否します。

だから足元が覚束ない義母が、独力でどの程度自分を洗えているのか・・・

想像したくありません。

しかも先週とその2週間前の木曜日は、ヘルパーさんにシャワーを勧められると、

一度は「もう今朝の早いうちにシャワーを浴びたわ」、

もう一度は「今日は気分が乗らないから明日にするわ」。

あの義母が自らすすんでシャワーを浴びたなんて信じられません。

「明日にするわ」の場合も、翌日のヘルパーさんは前日の介護日誌を見ていなかったのか、

シャワーについての記述は一切なかったので、シャワーはなかったことと思われます。

つまりこの期間は義母は、『独力シャワー』すら隔週でしかしなかったわけで・・・

 

義母の現在(2023年1月23日)

訪問介護ヘルパーさんを手配

義母の現在(2023年4月5日)

 

もうひとつ、意外なことがありました。

3週間ほど前ですが、ある日の午後、その朝義母のヘルプに入ったヘルパーさんから、

オットーに連絡がありました。

ヘルパーさんが訪問中、珍しく義母は、杖をついて裏庭に出たそうです。

裏庭には段々があって、手すりは先端までは届いていないので、

心配になったヘルパーさんは、義母の後ろについて歩いていたそうです。

ところがそれに気づくと、義母は急に怒り出し、顔を赤くして

「ついて来ないで、一人にして!あっちに行って!」

と、近所に響きわたるような大声で怒鳴ったのだそうです。

ヘルパーさん、「あのような○○さんは見たことがなかったので、ショックでした」と・・・。

 

オットーは、ヘルパーさんに謝り、すぐに義母と話しに行きました。

私は、義母はそんなことがあったことすらもう忘れているかも?と疑いましたが、

さすがに義母は覚えていて、反省の言葉を口にし、「今度会ったら謝らなくちゃ」と言ったそうです。

でも同じヘルパーさんの次の介護記録には、義母から謝罪があったなどとは一言も書かれていませんでした。

義母は、きまりが悪すぎて謝れなかったのか?

それとも、怒鳴ったことなどすっかり忘れてしまったのか?

の、どちらだったんでしょうね。神のみぞ知る。

 

今朝もオットーは、義母が薬をのんだか確認しに、義母宅を訪れました。

本来なら水曜日は、仕事オフの義妹が義母を訪れる日なのですが、

「体調を崩したので明日は行けない」と昨夜義妹からオットーに、連絡があったためです。

今朝は義母はすでに、身支度も朝食も終えていたそうです。

「薬はちゃんとのんだ?」と訊くと、「さあ・・・覚えてないわ」。

幸い偽通風の痛みはほとんど消えていたようなので、そのためにわざとのまなかったのかもしれません。

 

午後3時頃には、仕事をしていたオットーに、義母から電話がありました。

「玄関の鍵が見つからないの!どうしよう!?」

義母はオットーか私が運転する車でしか外出することはありませんが、

オットーが義母のために注文した品が届くことがありますから、

そのときに玄関の鍵が必要になります。

(義母宅の玄関ドアは、内側からでも鍵を使わないと開錠/施錠できません。)

すぐにオットーが車で出かけ、いつも鍵を保管している場所を見ると、

そこにはフックがふたつ、10cmほどの間隔で壁に取り付けてあるのですが、

そのうちのひとつに、ちゃんと掛かっていたそうです。

でも義母は、ふたつのうちより頻繁に使うフックしか見ていなくて、

そこに掛かっていなかったからパニックし、ますます見えなくなった様子。

『高齢者あるある』 ですかね?

ン十年後には、私も同じことをして、ムスメを意気消沈させるのかなぁ・・・

 

う~ん、こうして書いてきてみると、義母の独居生活はもう限界を迎えていますね。

義母が養護施設に入るか、あるいは住み込み介護ヘルパーさん導入を受け入れてくれたら、

私たちもどれほど安堵できることか。

クソ野郎義父がケチだったおかげで、幸い義母には、経済的な心配はないのです。

でも本人は、いずれも、頑として拒否するでしょう。

今でさえ、「自分は独りで生活できている、介護ヘルパーなど必要ない」と、固く信じているのですから。

そうなると、今のところ義母にはまだ意思決定能力は残っていますから、

家族にはそれ以上、どうすることも、できません。

それにオットーはともかく義妹が、「お母さんの意思を尊重したい」と、

母親の意思に逆らうようなことをするとは思えません。

何せ義妹は、介護ヘルパー導入ですら、「お母さんが賛成してくれるのを待ちたい」と、

延ばし延ばしにしていたくらいですから。

 

というわけで、これからも主にオットーが、義母のサポートを続けていかなければならないようです。

私ですか?

幸いオットーは義母のサポートを、今のところは苦にせずやっているようなので、

私自身は、オットーの後方支援に徹したいと思っています。

『我が子大好き』の義母とはもともと浅い関係でしたし、それにこの冬義母がオットーに

「あなたはお父さんにも優しくなかった」

との暴言を吐いた(参: 義母の現在(2023年1月23日))と聞いてから、

一気に気持ちが冷めてしまったので。

 

義母を我家に迎えて同居というのは、ありません。

あの高齢での環境の変化は絶対に駄目だと思うし、我家には段差も多いし、

何よりオットー自身が「無理」と明言していますので。(ホッ。

私自身も、以前の義母ならともかく、今のガンコな義母は、無理です。

義母の性格が変わったのは、本人の意思ではなくて、認知症が進行しつつあるからだと

思いたいし思っていますが、それでも。

 

義母は今後、どうなっていくのでしょうね?

私たちもいずれ行く道ですから、粛々と見守ろうと思います。

 

コメント    この記事についてブログを書く
« 偽通風 | トップ | ヘルムスリーで日本人女性が... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

義理の家族のこと」カテゴリの最新記事