心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

却下

2022年05月22日 | 雑感・愚見

 

1971年 イタリア・ミラノ市の刑務所の

囚人達が国会にある嘆願書を出しました。

『我々囚人にもS●Xの自由を』

 

この嘆願書には、刑務所内では

異常性愛が増えると言う学者の論文が

添えられていましたが、却下!

 

 

犯罪者と言えども人権がある。

犯罪者にもっと自由を。

また戻りたいと思えるような快適な施設に。

 

なんて言い分が聞き入れられたのか

以前、ある国のリゾートホテルかのような

快適で自由な刑務所をご紹介させて頂いたことがあります。

 

今回の囚人たちの嘆願書には、

刑務所の環境が原因となり異常性愛者になることから

自分達を護るためと書かれていたようですが

さすがに今回は却下されたようですね。

 

しかし囚人達のこのような行動から

欧州では犯罪者が如何に守られていると言うか、

甘過ぎるのではないかと思える

出来事ではないでしょうか。

 

よその国の価値観や制度に対して

あれこれ言うのはどうかとも思いますが

ちょっとなあ。

 

こんなのただの屁理屈をこねているだけで

真の目的は、性行為をさせろ。性的欲求を満たさせろ。

と言っているとしか思えないんですよね。

ちょっと調子に乗り過ぎですよね。

 

 

願望や欲求をストレートに伝えると

叶いそうにない時には、まわりくどかったり

カムフラージュして意味や目的を変えて

伝えたりするものですし、

 

学校に行きたくない。会社に行きたくない。

と言うような認めたくない強い気持ちを

時に無意識は本人の意を汲んで

本人ですら気が付かないように

蓋をして隠してしまいます。

 

その代わりに激しく頭を痛くしたり、発熱、

ふらつきや眩暈等、身体の不快な症状を起こして

学校や会社に行けない状態を作り出して

本人の隠れた願望を叶えようとすることがあります。

 

これも無意識によるカムフラージュですよね。

 

このような場合は、

身体を養生するのはもちろんですが

不快な身体の症状を和らげようとするだけでは

なかなか効果が得られにくくなります。

 

また身体の不調が心に影響を及ぼして

イライラや気分の落ち込み等を

引き起こすこともあります。

 

この場合は、心の病とか心の問題とか

心の不調に注目するのではなくて

身体の疲れや不調を整える方ことで

精神の乱れも治まってきます。

 

分かりやすい所で言うと寝不足が過ぎたり、

疲れが溜ったり、腹が減ったりするとイライラしたり、

気力が湧かなくなったりするのもそうです。

 

 

 

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