1976年 広島で36歳の男が
某警部補宅に侵入して
警部補の妻を人質にして立て籠り
「売春防止法違反で拘置中の妻を早く返せ!」
と要求しました。
男は、14時間後に逮捕されました。
この警部補に逮捕されたことを根に持って
警部補の大切な妻を犯して
逆恨みの気持ちを晴らすなんて感じが
テレビドラマ等で見られる動機と思われますが、
拘置中の妻の釈放を求めてとは………。
こんな馬鹿な行動を取る人がいるんですねえ。
見た目は大人ですが
我がままで聞き分けの無い子供のような感じ。
こんなん妻の拘置理由が売春のみだったとして
拘置期間はそう長くないはずなので
少しだけ待っていれば
妻が釈放されると思うんですよね。
こんな馬鹿なことをやっちゃうと
妻が釈放された時には自分が刑務所暮らしとなって
すれ違い生活が余計に拡大するだけなのは
何にも考えなくても分かることだと思うのですが
一体、どうしちゃったんだろう?
詳しいことは分からないのであれですが
勝手な推察をさせてもらうと
妻と言うよりヒモ的な感じなのかなあ。
妻が拘置されていると生活費が捻出できない感じ。
さっさと釈放して妻に売春をしてもらって
稼いでもらわなければ生活が出来ないので
自分の生き死にの問題としたのかな。
だとしたら
この男の妻を大切に思う気持ちは、
純粋な愛情じゃないですよね。
そして、妻はそんなことは妻も百も承知ですが
自分を必要としてくれる人ってことで離れられない。
共依存関係の可能性も。
ただ一方は、精神的な依存で、
一方は、金銭的な依存。
それでも互いが心から納得(?)しているのなら
他人がとやかく言う関係ではありませんが、
感情優先の行動をすると
このような愚かな行動をしてしまうことが
あると言うことですね。