心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

金属板

2022年05月14日 | 雑感・愚見

 

1972年 アメリカが打ち上げた

惑星探査機『パイオニア10号』には、

宇宙人に地球の人間の生態を

知ってもらうことを目的にした

男女の裸体を描いた金属板が搭載されていました。

 

 

搭載された金属板については、

様々な否定的な意見や抗議が寄せられたようです。

 

●地球外知的生命体が発見したとして

 金属板のメッセージを読み解くことが難しいとの抗議。

 

人間同士でも伝え手が事細かく伝えたとしても 

 必ずしも伝えようとしていることが

 伝わらないことがあるので、

 金属板は無駄になるとの抗議は、まあ理解できます。

 

●悪意を持った地球外生命体が金属板から得た情報で

 地球を発見し、攻撃するかも知れない。

 

ー地球外生命体が情報を得ること、

 情報を得た生命体が侵略してくる可能性は、

 かなり低いけれども、まあ理解できます。

 

●金属板に描かれた男女が裸であったことから

 NASAは、宇宙に卑猥画を送るために税金を浪費した。

 

あれを卑猥画像と捉えるのもどうかと思いますが、

 無駄になる可能性が高いものに税金をの気持ちは、

 まあ理解できます。

 

●金属板に描かれた裸体像の女性が小型で大人しそうに

 描かれていることが「けしからん!」と

 女性解放運動の支持者から抗議が殺到。

 

ーう~ん。最後のやつは自分たちの思想の部分が

 大きく占めているような………。

 

とにもかくにも『パイオニア10号』は、

一番の目的である木星の数々の情報収集に

成功した最初の惑星探査機となりました。

 

パイオニア10号に寄せられた上の抗議の中で

少しでも共感するのはありますでしょうか。

 

その答えから確率性や費用対効果や安全や思想等、

その人が普段の生活において大切にする順位の一部が

垣間見えるような気がします。

 

私は、まあ空から降ってきた隕石が

頭に直撃することよりも

現実的に捉えてはいませんが、

地球外知的生命体から侵略を受けることかな。

 

 

 

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