心の扉 神戸カウンセリング花時計

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口が滑る

2024年06月25日 | 雑感・愚見

 

1927年 東京本郷で結婚式の最中に新郎が

うっかり「郷里に妻子がいる。」と口を滑らせてしまった。

 

それを聞いて驚いた新婦は、即座に結婚を拒否!

悲観した新郎は、結婚式場を飛び出して

近くの寺の境内で自殺未遂を起こしました。

 

 

前回の浮気がバレて電球を飲み込んだ

ブラジルの23歳の夫の行動も呆れましたが、

どこか可愛げが感じられましたんですよね。

 

この男が単身赴任の時に交際が始まったのでしょうか。

 

口を滑らせずに結婚式を最後までやり終えたとしても

この先、婚姻届けの際やその他もろもろのことが

待ち受けているので誤魔化しきれるはずがないんですよね。

 

多くの女性に言わせたらどちらの男も

50歩百歩、目くそ鼻くそなのかも知れませんが………

 

 

少しだけこの男に寄り添った見方をしてみると

私が読んだ記事には、

口を滑らせたと書かれていましたが、

 

これだとこの男は、

この先も隠し通すつもりだったけれども

バレてしまったとの印象を受けてしまい

かなり男に対して悪意を持った書き方かと。

 

このような重要なことは交際を開始する前に

『実は………』と告白しておくべきもので、

言わなければ、言わなければと思いつつも言い出せず、

後になればなるほど

この男の良心がどんどんと突き上げてきて

結婚式の最中にさすがにこれ以上はと

真実を弱々しく告白したのかも知れません。

 

あまりにも遅すぎる告白ではありますが、

告白することで惚れに惚れた女性から拒否されると、

その後の世界は、白黒の世界になる。

で、結婚式までズルズルと………ズルズルと………

 

女性に拒否されたことを悲観して

自殺未遂をしてしまうような弱い人物だったゆえに

惚れた女性を失うことが酷く怖くて

どうしても言い出せなかった。

 

つまり、平気で騙し通せるような悪い人間じゃなかった。

とも考えることが出来そうなのですが………

この男の人物像をどのように捉えようと、

まあその結末は、同じですが。

 

この男の人間性に僅かながらでも善なるものを

認めてあげることが更生の道を歩める救いとなるやもです。

 

ではあるのですが、そのような見解は人が出来た人達に期待して、

人が出来ていない私個人の印象と偏見では、

『口を滑らせた。』に含まれた意味よりも

もっと酷く強烈な✖を付けた見方がちらほらと。

 

この男は、口を滑らせてしまったのではなくて

後戻りしにくい状態にまで事を進めることで

妻と子供がいる自分と付き合うことを

女性に受け入れさせようと目論み告白をした。

 

ところがそう思い通りに事が運ばず

拒否された後の自殺未遂。

これももしかしてだけど、もしかしてだけど、

拒否すると君は、一人の命を奪うことになるよ!

の脅しの武器とするための行為でしかなかった可能性も。

 

この男の行為が民事で扱う事案なのか、

刑事で扱う事案なのか分かりませんが、

この男が同じ種の過ちを繰り返さないためには

男の心の深部に問題があることは確かなので

自分を見つめ直して改善に取り組む必要があるのは

間違いないところです。

 

 

 

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