新聞を読むと、 京都など多くの観光客で混み合っているそうな。しかし賢明な人々は動いていない。
GO TO EAT といい、GO TO トラベルといい、これらを利用して、政府の無理矢理経済活動を活発化させようとする政策に乗っかって「トク」しようとする人々。使わない手はない、という気持はよくわかる。
しかし昨日アメリカCNNニュースを翻訳したが、そこでは無症状の感染者が動き回ることによって、またその人たちが無警戒に行動することによって感染を広げていることが指摘されていた。
本当に経済活動を再生復活させたいなら、 COVID-19の流行を、「神のみぞ知る」などという無策やGO TO キャンペーンなどの愚策を繰り広げることはやめるべきなのだ。
しかし残念ながら、知性の衰えた政治家や、利権に走る官僚たちは、賢明な政策を展開する意志は持っていない。
そういうときにはどうすればよいか。
私は仕方がないから、じっと我慢しているしかない、と思う。ヘタに行動すれば感染してしまう。慎重に、慎重に、この無策と愚策の二重奏を聴き流しながら、耐えるのだ。