関東圏は、コロナ感染者が急増している。メディアでは医療崩壊の実態を報じてはいるが、おそらく当事者や医療機関への取材はしていないだろう。
国民皆保険制度のもと、身体の調子が悪くなれば医者にかかり、薬なども処方してくれるのが当然なのだが、今はそうではない。
危機管理能力のない政府や自治体の無能さは、すでに多くの人々の知るところとなった。感染拡大が確実視されているときに、日本はオリンピックに興じ、医療対策をまったくしてこなかった。今も何もしていない。無為無策・愚策を一貫している。みごとな政府である。国民の生命や健康を守ろうとする意思を片鱗も持たず、利権に明け暮れる政治家たち。
さて埼玉県の実状をきいた。
まずたとえば今日、高熱が出てPCR検査をしたいと思う。ではいつ検査はできるのか。今日は24日、できるのは27日である。発熱外来は検査を求める人々で予約は埋まっているのだ。
もし息が苦しくなって酸素吸入が必要になったとしよう。しかしその設備はすでに不足している。酸素吸入はできそうもない。酸素ボンベも不足しているのだ。
〇〇のないスカは、抗体カクテル療法を宣伝した。しかしそれも不足している。
要するに、日本政府や自治体は、感染拡大が確実視されているにもかかわらず、みごとに何もしてこなかったというわけだ。
自民党、公明党の政治家に政治をする資格なし。選挙民は大きく目を見開いて、その実態を知らなければならない。もうこいつらに投票するな!ということだ。
創価学会の諸君、上級市民でなければ「南無妙法蓮華経」を唱えても、PCR検査や酸素はやってこない。