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ぐうたら主婦 きっとの暮らしと遊び

ヘタレな主婦の山歩きとぐうたらな生活の中で思ったことなどを書き連ねてみました。

SILVAコンパスと1/25000の地形図

2014-09-14 11:04:02 | 山ごっこまたは林道
ガイドブックだけを頼りに山へ行ってるのか?

と言われそうなので、ついでに書きます。
鞍掛山から帰ってすぐにコンパスについて調べ、地形図について調べ
アシーズブリッジの動画で勉強させてもらい、ちゃんとしたコンパスを買い、
次に登る山とか、この地方の山が載ってる地形図を地元の大手書店へ走って買いに行った。
もちろん、「地形図の読み方」の本も買い磁北線も引いた。
そして地図の読み方、コンパスの使い方をお勉強。
これもいまいち自信はないのでどこかで講習会があったら参加してみないといかんかも。

「地形図の読み方」の本とアシーズさんの動画では随分勉強させていただきました。
ザックの中身を濡らさないためのスタッフサックとか、ウールの厚手の靴下とか、
カッパを持つこととか、山を登ってる人には当たり前のことでも
当時の自分には???なことばかりだった。
ストックも、最初は落ちてる木でいいじゃん、て思ってたが山へ行く度に探さねばならないし、折れる心配もあるので必要だということがわかった。
なんでもやってみなけりゃわからないものだなあと、この年になって感動ちう。

ありがたいことに、近眼で乱視だけど老眼じゃないから地形図のちっちゃあい数字も見える。老眼だったらそもそも山関係の本すら読まないだろうから、今ごろ遭難してたかも。

スリングとカラビナ

2014-09-14 10:01:54 | 山ごっこまたは林道
まだ山を歩き始めて間もなくの頃、ガイドブックで山を探していて
(2冊を読み比べて)
仏坂トンネルの登山口から鞍掛山に登ろうと出掛けた。
本には「東海自然歩道が通っているので登山道は整備されている」
とあり、それを真にうけて地図で仏坂トンネルを調べ(うちのカーナビは壊れている)
本のとおりの場所に間違いなく駐車スペースがあり、登山口の鉄階段もあり、
安心して歩きだした。仏坂峠までは東海自然歩道の看板もあり、道もしっかりとわかりやすかった。
しかし、その先鞍掛山へのルートは道が崩れていて塞がっていたが
それも一部分だけだったのでそのまま歩いて行った。仏坂峠で出会った年配のおねいさんに
「どこへ行くの?」
と聞かれ「鞍掛山」
と答えると「地図見せて」
と言うので、ガイドブックのコピーを見せると
「ふーん」と言って返してよこした。

さて、崩れた道を山側に通って登山道らしき道を歩いていったのだけれども
道らしいものはあったりなかったり・・赤テープをたよりに木の幹をつかみながら
登って行った。(赤テープを頼ってよいのかどうなのか正直初めてで不安もあった)
尾根に上がると少し道がはっきりしたが、大きな岩をまいたり、道のど真ん中に
大岩が立ちふさがって、「これは・・・どうすりゃええんじゃ・・・?」
と岩をよじ登ってまた降りて、そのむこうに続く道をひたすら歩いた。
間違えやすい鋭角に曲がって降りる地点も間違えずに降りかけたが、
道もなく、ロープもなく、結構な坂というより崖に近いところに赤テープが
ついていた。
そのときすでに1時を過ぎていたので、「このまま底まで降りて向こうの山を登って・・
なんてやってたら私らの足じゃ帰りは夜になっちゃうー」
ということで即引き返したことがあった。
先ほどのおねいさんには途中で抜かれたが、もうすでに影もかたちもなかった。

そんなことがあってロープとかなんか要るかも、といろいろ勉強していたら
スリングというものがあるということを知り、わけもわからず2センチ幅の120センチの
を1本買ってしまった。(単に幅が広けりゃいいだろうと・・・今よりもっと無知)
しかし、それは重すぎることとそれほどの幅は必要ないということで
今は1㌢幅くらいのに変えた。カラビナもよくわからんけども適当に4個ほど集めた。
スリングもナイロンとダイニーマをつなげてはいけない、とか
ナイロンとダイニーマの長所短所もあるようで、まだまだ勉強が足りない。
応急手当のあらすじは学んだので、次は岩登りやロープワークを学びに行かなくちゃ
いけないが・・。mont-bellの主催のも遠いし、バックカントリー穂高さんの主催のも
行ってみたいが時間も金もない。
さらに、80歳のおばばの意識も”自分家の裏山に登ってる”感覚から抜け出せず
私の装備を「無駄だ、無駄だ。使いもせんものを持つな。」
といつも非難するので困ってしまう。
「あたしは余分なものは持たないよ。」
(だから、あんたの分まで背負ってかなくちゃならないんだよっ。)
と言いたいが、それを言うと「置いてきゃいいじゃん」
となるので黙っている。

ともかく、東海自然歩道だから道があると思ったら大間違いってことはよくわかった。
カラビナ・スリングも常に必要装備であることもわかった。
鞍掛山、次は千枚田の上のコースで行ってこよう。
寧比曽岳も秋になったら熊鈴をしっかり持って再挑戦したいし(もっと早出しなくちゃ)
地元の山岳会に入らんとロープワークは学べないかも。
何でも現地で体験しないと覚えられない。
自分て何にも知らないんだなあ、と多々思う中年の女子。