１０年後

自民と維新が政治資金規正法改定案で合意したそうだ。その内容は政策活動費の明細を１０年後に公表するという。あまりにも国民を馬鹿にしたもので、怒りを通り越して呆れてしまう。１０年後というのは脱税の時効を狙っているのだろうか、姑息な手段を使って裏金作りの延命工作を図る魂胆だ。もともと自民党の崩れたのが維新なので、このやり方は郁子なるかなだが、騙されてはいけない。
　そもそも企業・団体献金の禁止が、今回の規正法改正の最終目的だったが、いつの間にかザル法でごまかして国民を欺くやり方は何時もの手だ。これで許してしまうといつまで経っても政治は変わらない。「今だけ金だけ自分だけ」の政治屋には退場してもらう以外、日本を立て直す道はないのではないか。
　若い人たちが夢と希望を持って生活できる日本でありたいと思う。
　相変わらずの週末だったが、フクロウの雛が近くで観られると電話をもらい、午前の作業を中断して行って来た。ランナー現役時代は時々仲間と走って、ソバを食べてまた走って帰った懐かしいお寺の境内の木に、緑の枝にちょこんと座ったような恰好で止まっていた。今季初のフクロウの雛だった。夜の自治会役員会はそれほど長引かずに終わった。

境内脇の高い木の上のフクロウの雛

緑の座布団に座っているようだ