憲法記念日

毎年憲法記念日が来るたびに「今の憲法って大事だな」と思う。日本の政治も経済も国政を率いてきた現政権によって弱体化し壊されていく中で、ただ一つ壊されなかったのは今の憲法だ。７７年の間、戦争をしたいと思う人が居ても出来なかったのは、現行憲法があったからだとつくづく思う。
しかしいま、安保法制をはじめ着々と戦争準備を進める人たちが居る。
　緊急事態条項を発案している連中がそれだ。モリ・カケ・サクラに加え、裏金にまみれ法律も守れない政治屋たち、理性も知性も持ち合わせない彼らに憲法を語る資格は無い。今までの悪行を国民の前にさらけ出し、審判を受けた後で出直してこいと言わなければならない。憲法の議論はそれからでも遅くはない。
　憲法２５条では「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」と謳われているが、貧困が進み最低限の生活さえ維持できない人たちが増えている。
この問題一つとっても、いま改憲より大事なことは、憲法の理想に一歩でも近づける努力だろうと思う。
今日改めて日本国憲法前文を読みなおした。いまなお古びず新鮮な輝きを放つ文言だ。
先の戦争の記憶をかすかに持つ一人として、これからも今の憲法は大事にしなければならないと改めて思う。

昨日のサクランボレストランのお客　人気のないムクドリ

我が物顔のヒヨドリ

人気のコムクドリのオス

コムクドリの飛翔を拡大したら　サクランボを咥えて飛ぶメスがいた