身内の処分

「自分もいい加減なことをやっている裁判官が人を裁くようなものだ」とまで言われている自民党の党紀委員会が、３９人の裏金議員の処分を発表した。５００万円未満の裏金議員４５人には何のお咎めもなく、予想通りの内容で驚くことはないが、真相を追求させないためのセレモニーであることが見え見えだ。何ともいい加減な政党に日本を任せていたものだと改めて思う。
　夕方のＮＨＫのニュースではさかんに「重い処分」を強調していたが、ここまで政権に忖度した報道姿勢に疑問を感じるのは私だけだろうか。国民に対する刷り込みも甚だしい内容だと思う。
　これから裏金議員に対する本当の審判を下す役割が国民にまわってくるが、そこできちんとした結果を示せるかどうか、これからの選挙で国民が試されている。ずるずると先進国をずり落ちていく日本を救うのは、政治家ではなく賢い国民なのだと思う。
　今日は一日原稿作りでＰＣと向き合っていたが、ベランダの目の前にある桜を観ながら背筋を伸ばしていた。折角咲いてきた桜もこれからの雨で傷まなければ良いが。

花見に来たシジュウカラ

シジュウカラと同じソメイヨシノに来たエナガ

まだ早いかな‥という顔のエナガ