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芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

チャンドラ・ボースの誕生日

2016年01月25日 | Weblog
23日(土)は、チャンドラ・ボースの誕生日だった。国民の休日ではないから、学校によっては休みにしたようだ。ヒンディー語新聞は、22日の新聞で、その記事を書いていたが、Times of India は二十四日に別冊で、1ページを充てて、その賞賛記事を書かせていた。去年、英国のスパイだと記した態度はもう見られない。今年は、西ベンガル州の選挙だから、それに利用するため、暴露をさせないように圧力をかけているのであろう。飽くまで、英雄として祭り上げて行くようだ。西ベンガル州の首府コルカーターはかつて英国時代のインドの首都だったことがあり、そこに雇われていたベンガル人は、競って英国流を学んでいた訳だから、ベンガル州には、知識人が多い。そのベンガル人達にとって英国と戦った英雄は必要であり、チャンドラ・ボースは英国と戦った英雄として祭り上げる存在にしたいのであろう。今さら、英国のスパイにしてしまっては、ほかのインド人に対してインド人的な口の先走りが出来ないかも知れない。