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芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

株価暴落で国民の年金8兆円の損失にさらに上塗りか

2016年01月06日 | Weblog
日本のマスコミは、おおむね、アベノミクスを持ち上げているであろうが、以前書いたように、株価を上げることにだけ注力していて、それは年金と郵便局の国民の金を株価上げにつぎ込んだから、去年迄は、何とか持った。しかし、株価暴落に備えてつぎ込んだ、その年金の損失は8兆円だと植草一秀氏は指摘して、アベノミクスはオワッタと彼のブログで書いている。インドの新聞も、アベノミクスは終焉を迎えたと既に昨年には記している。確かに、去年の暴落以後、失った8兆円を回復できるどころか、今年に入って株価暴落が続いている。株価を上げられなければ、政権唯一の救いがなくなり、国民の年金は一人当たり、100年経っても返せない膨大な金額を失ったことになると、これも植草一秀氏は書いていた。日本のマスコミもインド同様、無責任であるから、そんなことを書いたりしないであろうから、持ち上げたままで行くのではあるまいか。しかし、気になるのは、このところ、ドル円が120円台から、119円に下げて来ているので、これもこれから下げ続けると、失われた8兆円はもう戻らないし、既に大分前に破綻している年金が若者ほど貰いにくくなるということであろう。残り物を骨のズイ迄食い尽くすハイエナのような政権である。インドも農民の自殺者が増え続けている。