春江美術館・画廊春 (彫刻家 奥村信之・描く詩人 水村喜一郎作品常設) 

春江美術館・画廊「春」作品展示の様子を 画廊犬コテツと共にお伝えします。

第13回企画 江口まひろとFantasyな絵画展(1)

2015年09月12日 | 画廊春展示

9/19(土)~27(日)まで企画展を開催します。

9/24(木)は大阪の高島屋に奥村信之君の個展に出かけますので休廊します。

今日は江口作品の紹介をします。

今回に限り、特別価格(税込み価格)にてご提供します。

郵送にも対応しますのでお問い合わせください。(別途送料必要)

M氏の別荘 F4 キャンバスにアクリル 額装 価格 43,200円   絵のみ 38,000円

陽春 F4 F4 キャンバスにアクリル 額装 価格 43,200円  絵のみ 38,000円

青い家 F8 キャンバスにアクリル 新品額装 価格 sold out

青い館(中央) F8 キャンバスにアクリル 新品額装 価格 64,800円

額装の状態はこの写真をご覧ください。

魔女のポール S10 530@530 キャンバスにアクリル 額なし 価格 32,400円

そのまま飾っていただいてもおしゃれです。

画面左上の端に絵の具の剥落があります。(額装すると隠れます。)

その分お安くしました。

魔女の木 S10 530@530 キャンバスにアクリル 額なし 価格 32,400円

画面にほとんど気にならないほどの擦れがあります。(右側の木の右側)

その分お安くしました。

実際に画廊にて確かめていただければほとんど気にならないと思います。

江口作品はおそらくもう市場に出ることはないと思います。

ぜひこの機会にコレクションに加えられることをお勧めします。

1930年熊本市生まれ。画家、イラストレーター絵本作家

安井賞展入選。文部大臣賞受賞。東京都知事賞受賞。

現代日本のマニエリスム展招待。国際絵本原画展(西宮市大谷記念美術館)出品。

ART BOX他 企画展、個展 多数。

 

 

大垣市藤江町4-14 画廊春 代表 田渡達久

画廊は大垣市ドラッグユタカ旭町店の裏(北側)にありますので そこを目印に来て頂けるとよくわかります。

お待ちしております。   Tel  0584-78-0043 

             Email  dentotakkyu@yahoo.co.jp

 

コメント

画廊春玄関のコリウスと秋海棠 石のデッサン

2015年09月12日 | 画廊春展示

お久しぶりです。朝晩涼しくなりました。

玄関の鉢植えがとても美しく見ごろになりました。

コリウスが鉢からこぼれるように広がってとてもきれいです。

はじめは二株でしたが さし芽をしたところ根付いて小さい鉢に植えてあります。

いつもは花がうまくつかない秋海棠が今年はきれいに咲きました。

日本産のベコニア属野草です。20年ほど前にムカゴ一粒からどんどん増え、庭のあちこちで芽吹いています。

ただ乾燥には弱いのでいつもは花をつける前に枯れてしまいます。

今年は腐葉土たっぷりの鉢に植え、毎日水やりしたのできれいに咲きました。

 

さて 画廊の方はというと暇なのでデッサンしながら過ごしております。

今は石を描いています。

石 愚作です。

重さが出ません。もう少し描きこみましょう・・・。

 

コメント

企画展の準備 露草と珊瑚樹

2015年09月05日 | 絵と美術

9/19(土)~9/27(日) 江口まひろとFantasyな絵画展を企画しています。

昨日はDMの準備をしていました。

江口さんは1930年熊本生まれの画家、イラストレーター、絵本作家です。

安井賞に入選するなど華々しい活躍をされました。絵本では魔女ステラシリーズが有名です。

画廊では4号2枚、8号2枚、S10号2枚コレクションしています。

非常にマニアックなコレクションだと思っています。まずどこの画廊でもお目にかからない作家です。

現代の家庭、壁面によく合います。今日は1枚ご紹介します。

 

 F8 M氏の家 キャンバスにアクリル

江口さんの作品を中心に 千村典生、モハメッドユヌス、難波田龍起、早藤昭次 などを展示します。

 価格についてはお問い合わせください。

大垣市藤江町4-14 画廊春 代表 田渡達久

画廊は大垣市ドラッグユタカ旭町店の裏(北側)にありますので そこを目印に来て頂けるとよくわかります。

お待ちしております。   Tel  0584-78-0043 

             Email  dentotakkyu@yahoo.co.jp

  

 

コテツ君の散歩道に目立つようになりました。

露草は夏草とばかり思っていましたが秋の季語ということです。

ちょっとかいてみました。

こちらはたわわに実る珊瑚樹の実です。

まさに珊瑚色

暇なので 少しずつ 秋を見つけてスケッチしていこうと思っています。

 

コメント

彫刻家 奥村信之の世界 2 「フクロウ」 

2015年09月04日 | 奥村信之 彫刻家

こんにちは 本日はフクロウをいろいろな角度から楽しみたいと思います。

奥村氏の作品は どの角度から見ても気品があります。

彫刻肌は鋳っ放しであり イタリアンロストワックス技法の美しい特徴です。

これから何千年とこの肌が経年変化とともに 深みを増していきます。

ギリシア ローマ時代の彫刻と同じ道をたどります。

もっとも そこまで見届けられないのが残念ですが 美は永遠に生き続けるのです。

価格についてはお問い合わせください。

大垣市藤江町4-14 画廊春 代表 田渡達久

画廊は大垣市ドラッグユタカ旭町店の裏(北側)にありますので そこを目印に来て頂けるとよくわかります。

お待ちしております。   Tel  0584-78-0043 

             Email  dentotakkyu@yahoo.co.jp

 

奥村氏の阿弥陀如来像 愚作です。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

彫刻家 奥村信之の世界 1 「猫」 イタリアンロストワックス鋳造

2015年09月03日 | 奥村信之 彫刻家

お久しぶりです。朝晩過ごしやすくなりました。画廊活動再開します。

今日は 画廊春取扱い作家である奥村信之氏作品のなかから「猫」と鋳造法をご紹介させていただきます。

この猫は画廊所有作が5月の個展で売却されたため、8月に新しく鋳造されたものです。

猫 税込価格 ¥1080000  お問い合わせは 

Tel 0584-78-0043  画廊春  代表 田渡達久 

Email dentotakkyu@yahoo.co.jp

 

奥村氏とのメールから イタリアンロストワックス鋳造にかかわる部分をご紹介します。

以下 奥村氏のメールより抜粋

イタリア蝋型鋳造ブロンズ鋳放しについて説明したことを以下添付します。
部分的に鋳造法の機密にかかわる部分は隠してあります。
 
 
「イタリアロウ型鋳造、(特にローマの鋳造は、3000年の手法を変えていません)。その鋳型石膏の素材、焼き上げて、
脱ロウするとき時の窯の温度、その時の気象状況、金属の配合割合、融解温度、それぞれの微妙な違いによって、
同じものは一つとできません。
さらに、ロウの原型ができてから、再修正・再彫刻(リタッチ)はすべて、作者の手を通し、最終コントロールします。
時には作品を全く変更し、ロウによって再彫刻します。
そして、これで良しとなった場合、その時点で、ロウ原型の上に、本人のサインを入れます。
これで正真正銘のオリジナルになります。
 
ロダンなどは、ロダンの死後、遺族が、たとえ、再鋳造しても、作者の最終確認が入っていないので、
本当の意味のオリジナル作品ではありません。ですから、日本にある多くの作品の信憑性は誠に低い事になります。
 
・・・また私は、金属の配合に、とてもこだわっていて、・・・・奥村鋳造の機密にかかわる部分なので中略・・・
 
・・・ルネッサンスなどの中世のブロンズを、鑑定すると、ほぼ純銅に近いぐらいの成分になります。これは日本でも法隆寺・東大寺大仏の古銅・ブロンズなどはそれに近いものです。
 
・・・鋳造法も、やや改良して、・・・研磨、着色はしません。
ですから鋳上がったその時の表面に、できる限り手を入れないで、フレッシュ感、偶然性の味わいを大切にします。
これこそ、まさに、鋳放しの醍醐味です。ちょうど陶器の窯出しの時と同じ心境で、一発物で、だめなら、初めからやり直さなければなりません。
 
以上、この独特の鋳肌は、このようなところから来るわけです。
 
・・・鋳放し仕上げは、10年経てば10年の味が出ます。50年経てば、さらに味わいが深まり、経年変化が楽しめます。
イタリアでも、このような鋳造法を行っているところはすでにローマの一鋳造所になってしまいました。
その意味でも、私は、このブロンズ鋳造のの伝統を絶やさないように、精進する所存です。」
 
 
 
日本にある他の作家のブロンズ像は、いかにも磨いたブロンズに着色と言う感じで、金属感が強く、冷たい感じです。
鋳ばなしブロンズは、陶器の世界にも通じて、釉薬の偶然性など、何か温かみがあり、和風の部屋にもマッチします。
酸化膜(溶解したブロンズが固まるときに、石膏分などを抱き込み膜を作る)などは、日本ではなるべく、つかないようにしますが、私は、あえて、つくようにします。湯道を切ったり、たがねでたたいたりすると、どうしても地金の光ったブロンズ色が出てしまいます。
 
・・・中略・・・
 
 
我々も、鋳造所で、ブロア―、コンプレッサーエアーなどで、なるべく、鋳型の粉を落としますが、搬送の振動などでまた中から出てきてしまいます。中は粉だらけです。
20年前に、三越で販売し始めたころ、傷がある、粉がついて、穴がある、バリがある、飛び出た物がある、いろいろ言われましたが、お客さんによく説明すると、納得してくれます。
今までの日本の人は、表面を、きれいにすれば、良い、仕上がったと言う、固定観念でしかとらえていませんでした。
綺麗すなわち美しいとは違います。
たがねで、たたいたり、切ったりすれば傷が出ます。それは当り前のことで、隠すことではありません。
鋳造は1300度の溶解作業などで、穴や吹き出しがあって当然です。
金属が、溶解して凝固する鋳造の醍醐味も、美しさの一つです。(ちょうどドロドロの溶岩が固まるようなもの)
彫刻の原型も大事ですが、私は鋳造芸術も大切にしたいと思っています。
芸大などでも、鋳造科があるくらいですから。
 
以上、いろいろ説明しましたが、売る立場の人がいろいろ知っていると良いと思いました。
ブラシでこすらないで、手でなぜ回すようにして表面を掃除してください。
また、人物像などは、あまり頭ばかり触っていると、頭ばかり、つやが出てしまうので、気を付けてください。
分からないことがありれば、連絡してください。
                                  ローマ・ブラッチャーノより 
 
画廊春では奥村氏と常に連絡を取りながら 最高の品質お客様に奥村作品を届けておりますので ご安心ください。
 
 
こちら奥村氏の作品をデッサンしてみました。愚作です。
 
 
                           

奥村氏の猫 鉛筆デッサン

 

 Tel 0584-78-0043  画廊春  代表 田渡達久 

Email dentotakkyu@yahoo.co.jp

  

画廊春は大垣市藤江町4-14にありますが はじめての方は皆さん道に迷われます。

大垣市ドラッグユタカ旭町店の裏(北側)にありますので そこを目印に来て頂けるとよくわかります。

お待ちしております。

 

コメント