春江美術館・画廊春 (彫刻家 奥村信之・描く詩人 水村喜一郎作品常設) 

春江美術館・画廊「春」作品展示の様子を 画廊犬コテツと共にお伝えします。

ミントとノビル

2014年09月06日 | 絵と美術

コテツと散歩していると堤に白い小さな花がいっぱい咲いています。

ノビルが一斉に花を咲かせました。球根を食べることは知っていましたが、

花だけを摘んでいる人たちがいました。不思議に思い尋ねると おいしいよと

答えが返ってきました。 「花まで食べることができるのかあ」・・・

3日ほど前から 描いていましたが先ほど筆を置きました。

「ミントとノビル」SM水彩

透明水彩ですが 厚塗りです。

性格上 こうなってしまいます。

来週からしばらくの間 画廊は土日営業にします。

お電話頂ければ土日以外でも対応します。よろしくお願いします。

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「俺様を食ってみたまえ」

2014年09月03日 | 絵と美術

このところずっと写実的な絵を描いてきました。

何となく 自分の中で違和感を持ちながら描いていることを うすうす感じていました。

土台は対象の観察に異論は無いのですが 還暦も過ぎたことだし、もっと冒険しても

いいかなと思うようになりました。

今日は昼から柳ヶ瀬画廊さんに行って、大好きな熊谷守一さんの絵と書をたくさん見せて頂きました。

熊谷さんは形と色の単純化というか・・・純化というような清生とした作品を生み出しました。

自然を根本に置きながら 飄々とした絵を作られました。

素晴らしい絵を堪能したからかも知れません。

家に帰ってから自分なりに作ってみました。

今日は材料にこだわらず ミックストメディアで描きました。

昔に釣ったことのあるカサゴを思い起こしながら描きました。

モチーフは頭の中の記憶です。

なかなか形と色が結びつきませんでした。

結構 苦しみながら描きました。

「俺様を食ってみたまえ・・・骨が硬そうなので食えませんよ・・・。」 SM大の紙に水彩

ちょっとは面白い絵になったでしょうか・・・まっ いいか・・・遊びだし・・・

 

企画展のダイレクトメールを作りました。

プリンターの調子が悪いので色がおかしいです。申し訳ないです。

5月の終わりに開業して早くも3回目の企画展となります。

毎回 作品は入れ替えておりますので 足をお運びください。

秋となりましたのでおいしいホットコーヒーを用意してお待ちしております。

 

 

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画廊春 第3回企画 「難波田龍起と抽象」の準備

2014年09月02日 | 画廊春展示

 9月に入ってから 次回の企画展の準備をしています。

どんな企画をしてお客様に楽しんでもらおうか 毎回悩むところです。

企画展は全て私のコレクションで構成していますので、所有する絵をどう構成するかが重要です。

 ある記事で、難波田さんは自らのアトリエに作家の絵をコレクションして並べていたことを知りました。

彼がコレクションしていた作家のリストの中に、私のコレクションにも入っている画家が3人ほどいました。

難波田さんの作品5点とともに、合計8点ほど画廊春では所有していることがわかりました。

これらの作品と 他の抽象的な作品と並べてみると 大げさですが、1900年代後半の現代美術の様子、

方向が 小さな作品展ながら概観できるのではないかと思いつき、次のような企画展を考えました。

 

   画廊春 第3回企画 難波田龍起と抽象

  会   期 9月25日(木)~10月5日(月)
  営業時間 12:30~18:30 (会期中無休)

 難波田龍起(1905-1997)は 生前、才能あふれる画家たちの絵を

コレクションして、アトリエの壁に掛けていました。 

 彼の作品5点と共に、彼が愛した画家たちの作品を特集して展示します。

「坤」 リトグラフ   難波田龍起

「ジャズ」 F8油彩  深尾 庄介

 

他にも伊藤廉など著名作家の秀作を展示します。

皆様お誘い合わせの上、気軽にご来場ください。

 展 示 作 家 

難波田 龍起  深尾 庄介 モハメッド・ユヌス 木村 茂 

張替 正次  カン・スーパク  朝妻 治郎  薗田 雄作

脇田 和   横山 貞二    栗原 一郎   織田 繁

伊藤 廉        川本 良徳(陶芸) 

 

 画廊を始めて3ヶ月たちましたが まだまだ認知度が低く お客様も少ないのですが

面白い作品を取りそろえていますので、皆様是非 画廊春にお越しください。

 作品を購入するご希望があります方には販売も致しますが、基本的に絵を鑑賞して頂き

楽しんで頂けることを願っていますのでお気軽に足を運んでください。

 

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アトリエハチゴロー(18) 塾生の作品紹介

2014年09月02日 | 絵と美術

 先週の画塾より YさんとKさんの作品を紹介します。

Yさんは カボチャと鬼灯を描きました。

前回までは 簡単なデッサンの後 淡彩で仕上げることを中心に練習してきましたが、

今回より 透明水彩絵の具の良さを生かして 重ね塗りに挑戦しました。

鬼灯の色の変化や カボチャの立体感をていねいに表現されました。

小学6年生のKさんは今が旬の梨と秋らしいハンカチです。

梨の黄色と ハンカチの赤と黒の対比がとても美しいです。

とても小学生の作品とは思えないですね。

画材は小学生用の普通の絵の具と筆で描きました。

そろそろ透明水彩を教えてもよい段階ですね。

対象の色だけでなく 質感もかなり高いレベルで表現しています。

毎週土曜日に 3時間で描き上げているのですが 上達がとても速いですね。

 

画塾ハチゴローは木・金・土・日の午前中に開催しています。

各曜日とも定員2名までです。ご希望の方は連絡ください。

(現在 木・金・土曜日 1名の空きがあります。)

 

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