根深い問題でした

 

洗面所の排水の流れが悪くなったので、いつものとおり、洗面台の排水口のキャップを

取り出して掃除しました。普通ならこれですぐ解決するのに、今回は改善しません。

少し水を出しただけでも、すぐに排水口から水が溢れ返ります。

 

排水パイプが詰まっていると考えざるをえないので、洗面台の下の収納扉を開け、中の

ものを全部出し、洗面台のすぐ下のＵ字のパイプを外してみました。

 

ところが特に何も詰まっていません。となると、その下のパイプか・・・と次のパイプを

外しましたが、これも詰まっていない。　とそのさらに下の床から出ているパイプの口を

見ると、ヘドロのような真っ黒なものが詰まっています。

 

これより下はもう床下なので、これを取り外すことはできないと考え、割り箸を持ってきて、

慎重にヘドロもどきをつまみ出しました。

箸が届く範囲はつまみ出しましたが、それより先はどうなっているかはもう視認できません。

おそらく大丈夫だろうと、パイプを元に戻そうとしたんですが、バラバラにし過ぎて、どれを

どういう順番で繋いでいけば復元できるのか分からなくなってしまいました。

 

やむなく水道配管業者さんに来てもらいました。

 

 

無事問題解決したかと思っていたら、

 

　「まだ少し水の流れが不自然です」

 

と言うのです。

 

　「この先はどこへつながってます？」

 

ということで、すぐ外のマンホールへ。　蓋を開けてビックリ！

 

 

　　　　

 

 

何かが詰まってる！　　こりゃ～大変。　慎重に引っ張り出してみると、中から出てきた

のは、

　　　　

 

全長２メートルくらいの木の細い根っこでした。

 

 

　　　　

 

 

上の細いパイプが洗面台から流れてくる経路です。

そのすぐ左側に庭の何かの木の根っこが伸びて来て、それがこの配管の方へドンドン伸びて

いって、パイプをふさいでいたんです。

 

これが切り取った根っこのもとです。

 

どの木の根っこか？　ＤＮＡ鑑定の結果が出るまでは、犯人を特定することはできま

せん　（笑）

 

そう言えば、１０年くらい前、玄関側でもタイサンボクの根っこが下水管を破って中に

入り込んで、オーバーフローするという事件がありました。

 

配管屋さん曰く、

 

　「木のあるお宅は仕方ないですよね。

　　またすぐ根が伸びていくので、時々、マンホールを開けて、

　　様子を見ては、切断してください」

 

う～ん、これは　根深い（笑）問題だ・・・

 

本当に家をメンテナンスするってことは、大変ですね。