磯輪日記

ダンボールを通じて世界中に夢を提供したい。
『スピードと対話』を掲げ、
世界一社風のいい会社作りが目標です。

『「つらぬく」経営』

2009年01月19日 20時54分32秒 | こんな本読みました

 「すみません、この本ありますか?」

と自宅を出る前に控えておいたメモを店員さんに見せると、おお、何と
平積みしてあるじゃないですか!

 「そんなに売れてる本なんだ~」

と内心感心していたら、その店員さんが、ニコニコ笑いながら、

 「今この本をお買い上げ頂くと、タオルが付いて来ます」

やるな~と、思わず唸っちゃいました。

こうして手に入れたのが、四国は今治にある社員25名の池内タオル
池内社長の書いた『「つらぬく」経営』。

以前は、大手のタオルメーカーの下請専門で、民事再生となった同社が、「風で
織るタオル」として今や世界中に熱狂的なファンを持つまでに復活した道のりを
池内社長自身が綴ったものです。

企業を再生するに当たって、自分が本当にやりたい経営、作りたいタオルとは
何かを自問自答し、その結果たどりついた「世界でもっともピュアなタオルを
作りたい」という池内社長の強烈な思いをとことんつらぬくことに徹したことに
よる企業再生ストーリーです。

読んで感じるのは、やっぱり経営者の強い思い。その思いと、それをやりぬく
意思、実行力こそ、成功する中小企業の共通点ですね。

自社を応援してくれるファンを裏切らない、裏切れないという池内社長の思いも
またすばらしい。毎朝世界中のファンから届く200通ものメールにすべて目を
通し、その8割に返事を打つことから、池内社長の1日は始まるそうです。

いや~、すさまじいですね。
でも何だか分かるような気がします。
自分の会社のファンは本当に裏切れませんよね。その思いだけですよね。

        

世界でもっともピュアなタオル作りを極めていく中で、自社で使う電力も
100%ピュアなものにしたいと、風力発電ですべてまかなうことにした。
そこで知らぬ間にファンが名付けたのが『風で織るタオル』。
ファンというのはありがたいですね。こんなすてきなネーミングを。

でもやっぱり一番印象に残ったのは、

 「信念を持って、ブランドを育てる」

という池内社長のつらぬいた信念。 脱帽です。


こんなすばらしい経営者が私の大学の先輩であることを知って、ますます
うれしくなりました。

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