磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

『RAILWAYS 2』

2011年12月11日 21時02分09秒 | I LOVE シネマ・ドラマ

2週間前の『エンディング・ノート』に続いて、この週末も珍しく
ツノ坊が、

 「この映画が観たい」

と言ったのが、これ『RAILWAYS 2』。普段は自分から、アレしたい
とか、コレしたいって言わないツノ坊に言われたら、即実行。
我ながら本当にいい旦那さんです。


会場に到着すると、我々のような夫婦50歳割引料金で観に来ている
とおぼしき夫婦が多い。

それもそのはず、60歳定年を目前にした鉄道運転手役の三浦友和と
その妻で専業主婦だった50過ぎの余貴美子というストーリーで、

      

ポスターの下の方を見て下さい。サブタイトルらしきものが・・・

 『愛を伝えられない大人たちへ』

そして左上には、

 『いちばん近くにいるのに、一番わからないあなた。』

意味深でしょ。


気になったセリフを紹介します。

 「オレは、(相手と)うまくいかない時は、まず自分が悪いん
  じゃないかと考えるな。それでも相手が悪いと思ったら、
  そのさせた原因がオレにあるんじゃないかと考える」

 「仕事に集中できない時は自分の後ろを見ろ。
  お前の後ろにいるお客様のことを忘れるな」

風土改革や、リーダーシップにつながる至言だと、メモしたく
なるほどでした。


定年を直前に

 「お前の言うとおり、今日、離婚届を出してきた。
  ただひとつだけお前に頼みがある・・・」

そして迎えた主人公の定年最後の乗務。

列車が通る線路端では、実直に42年間勤務してきた主人公に敬意と
感謝を伝えようと、仲間が、家族が、先輩が、手を振ったり、敬礼
したり。

そして主人公の最後のお願いっていうのは、最後に運転する列車に
乗車して欲しいというものでした。

これらのシーンを見ていて、いつかは来る自分が引退する日のことを
想像してしまいました。後で聞いたら、ツノ坊も同じことを思って
いたそうです。

 「私が引退する時、みんなにこうやって送り出して
  もらえるだろうか・・・?」

そうしてもらえるよう、頑張る。


太ってしまい、ずい分顔が大きくなった三浦友和と、作られたのではない
実に自然な愛くるしさを持つ余貴美子。

この映画を観に来ている夫婦は、みんな愛を伝えられない大人には見えない
ような仲睦ましい様子のカップルばかりでした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿